得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・蔵座敷・船底天井

2008-09-20 17:43:01 | Weblog
蔵の街・喜多方から、秋の彼岸入りです。晴天に恵まれて、日中は汗ばむほどの暑さになりました。稲刈りがはじまりました。岩月町の大沢の上で農業体験でしょうか、大きな田んぼに若い衆が30名以上とおもわれましたが、稲刈りに精ををだしていました。機械でなく手に鎌をもって稲を刈り穂荷掛けをしてました。道路脇に県内外の車、東京ナンバーの車がづらりと10台以上並んでました。朝早くから作業をしていたと思われます。大きな田んぼの稲が7~8割がた刈り取られていました。今では全く珍しい光景になりました。

私は本日もお客様と一緒に喜多方体験・モニタリングツアーです。広田タクシーさんのレトロ調バスで行くツアーです。喜多方の魅力満載!見て・触れて・食べて・感じて・たっぷりと満喫できる二日間!。是って凄いですね、企画は、喜多方市観光交流課・旅行企画・実施はアールエイチ企画さんです。19日~20日で、昨日は塩川町のナマズ料理からスタートです、大木捺染で染物体験(あかべえのバンダナ造り体験)日中線記念館(旧熱塩駅)山形屋・三津谷・登り窯見学・蔵散策・大和川酒造の非公開の蔵座敷へ入室。小田付・北町の和飲蔵へ・・世界中のワインが約300種・4000本程貯蔵してあります。やはり温度・湿度の管理が一番気を使うそうです、ワインの栓はコルクだからです。床に小石が(1~2㌢の丸い)敷き詰めてありますがその石も湿度を調整する役目を担うそうです。蔵にも本当にいろんな蔵があり役割があります。

私は本日のコースのみを同行しました。本日の画像は蔵の外見だけを何時も見てもらってますので、蔵座敷の内側です。座敷蔵の天井で船底造りをご覧下さい。天井が湾曲してます全面に漆を塗ってあります。奥に見えるのは長持ちです。南町の大森家の蔵・今の栞です。是非立ち寄って二階へ上がってみてください。

喜多方発・たわわに実ったアケビ

2008-09-19 15:42:53 | Weblog
蔵の街・喜多方から、本日は変わった画像をご覧下さい。たわわに実ったアケビです。画像はハッキリしませんが、アーチ形の棚に5~60個は実ってます、今まさに食べごろのも数個なってまさす、実は昨日の留学生と散策した時に杉山集落で見かけたアケビです。アケビを知らない人がけっこういました。これ食べれるんですか?聞かれました。秋の味覚です、この辺では店頭に並びます。これを見ると秋を感じます。

本日街へ出ましたが、人通りの少ない一日でした。明日はレトロ調のバスに乗ります。ぶらりん号です、喜多方体験・モニターリングツアーです。「とっておきの蔵めぐり」でぶらりん号に二回乗車します。明日はぶらりん号の画像入れます。お楽しみに。

喜多方発・杉山集落を散策。

2008-09-18 17:07:34 | Weblog
蔵の街・喜多方から昨日同様爽やかな一日でした。こんな素晴らしい一日を福島大学の留学生諸君と蔵のまち巡りをしてきました。街なかの蔵だけではなく、本日のコースは杉山集落と三津谷とそして昨年、産業遺産に認定された十連の登り窯でしょうか、本日のタイトルとは違うのですが、「蔵のまちの遺産後世に三津谷煉瓦窯、再び火入れ」やってます。今プロジェクトを組んで煉瓦、瓦焼成用として日本で唯一稼動が可能な登り窯の再生です。職人の体験コース・職人の養成コースからなり、毎週週末に集まり、窯の補修からはじまり・薪割り・試し焼き・日干し煉瓦の搬入・釉薬掛け・窯詰め・窯だし・11月30日までやってます。本日福島大学の留学生諸君と行った時は市内の高校生と先生が薪割りに精を出してました。留学生は中国の方が多かったのですが、煉瓦の建てやに住んでると言う人もいましたが、窯を観るのははじめてと言ってました。煉瓦の蔵を数棟観てあるきましたが、積み方にもいろいろある事が分かったようです。三津谷の若菜家にも立ち寄って入室して興味深く見学してました。登り窯の再生プロジェクト興味のある方は喜多方観光協会へお問い合わせください。℡・0241-24-5200です。

本日の画像は杉山集落の蔵の前を散策している学生諸君です。この蔵は私も好きな蔵の一つです、この堂々たる風格は素晴らしいです。屋根が兜屋根と呼んでます。
穴澤家の蔵です。どうぞ皆さんも杉山まで足を伸ばして見てください。


喜多方発・蔵してるフェスティバル-4

2008-09-17 13:30:30 | Weblog
蔵の街・喜多方から、フェスティバル-4です。9/13(土)の小田付き蔵通りです。第5回目を迎えたので皆さん楽しみに待っている人も増えました。本日の画像は当日の人の賑わいです。路上で獅子舞を見物しているところですが通りいっぱいの人です。この画像から多くの人で賑わったのが分かると思います。あと画像をいれてないのが祭囃子ですが、夕刻暗くなってからの演奏でした。私のカメラではフラッシュを点けても画像が暗いのでフェスティバルの項は本日で終わります

蔵の街・喜多方も本日は雲ひとつ無いさわやかな秋晴れです。周りの田んぼの稲もたわわに実り来週からは稲刈りがはじまるそうです。・・酒米の早稲は一部稲刈したそうです。朝晩はすっかり冷え込むようになり、秋の気配です、来週はお彼岸ですね、私もお先祖様の墓参りに行ってきます。  明日は変わった話題を。

喜多方発・蔵してるフェスティバル-3

2008-09-16 13:52:54 | Weblog
蔵の街・喜多方から、フェスティバル-3は太極拳の街・喜多方です。9/13(土)ののおたづき蔵通りフェスティバルの開催目的は?とパンフに書いてありますのでこの際に紹介しておきます。以外と全戸配布になったのですが目を通していないのです。・・・おたづき蔵通りの周辺には江戸・明治・大正・そして昭和の様々な様式の蔵が100棟余り存在し、風情の在る街です。普段は非公開の庭園や建物も多く、地元の人も意外にその良さに気づかないのが実情です、催をきっかけに蔵や町並みの保存に関心を持ってもらうことも狙いの一つです。・・・と書いてあります。そこで、蔵めぐりのツアーがあり、獅子舞があり、祭り囃子が演奏されます。さらには太極拳です。今回は上級者による表演でした。日頃の練習の結果を模範表演です。本日の画像が太極拳の表演です。グループの方と一緒に演ずるこの方は喜多方市長御夫妻です。もうながねん続けています。市内各地に太極拳の練習グループや教室があり多くの市民が参加し練習に励んでいます。

喜多方発・蔵してるフェスティバル-2

2008-09-15 17:20:15 | Weblog
蔵の街・喜多方から、9/13(土)のフェスティバルの-2です。当日の演題でやはり人気だったのが、本日の画像の獅子舞です。画像はあまりよくないのですが、三匹の獅子舞です、当地方では主に春のお彼岸に村々を巡って舞を演じます。獅子頭を被って腹にくくりつけた太鼓をを打ながら舞い、笛と太鼓の伴奏がはいります。三匹の内一匹は女獅子で(雌獅子)雄獅子が雌獅子を奪い合う演目があるようです。演目を全部演ずると数時間もかかるそうです。 画像は南会津の栗生沢の獅子で勇壮な舞が評判です。獅子頭が重いそうで大変は負担になり汗もかくとの事で時々後ろからウチワであおいでもらっていました。県の無形民族文化財に認定されています。五穀豊穣や家内安全を祈願しての舞のようです。

本日は敬老の日・連日新聞には各地区の敬老会の様子が掲載されています。私の母も数年前までは地区の敬老会を楽しみにしていましたが、卒業しました。先日ディサービスと老人ホームの敬老会を楽しんできたようです。・・65歳以上を高齢者と呼ぶそうですが、我が喜多方市は人口が5,4000人65歳以上の人口が16,600人高齢者の割合は30%です。私も高齢者です。

三連休の方も多かったと思いますが、街なかも賑わいました。本日は蔵のまち観光案内所の「プチ蔵めぐり」の当番です。午後から一組の方と蔵めぐり散策をしてきました。宮城県石巻の漆壁職人の方を案内しました、蔵の街・喜多方の蔵、荒壁、砂壁、白漆喰の壁、そして黒漆喰の壁を大変熱心に見学されました。甲斐本家の喫茶室入り口の黒漆喰の扉はピッカピカに輝いてます。内側の壁も螺鈿です。職業柄専門的な質問が多々ありましたが、私の答えで満足できたかどうかは心配です。中年のご夫婦でしたが熱心に観ていただき有難うございました。

喜多方発・蔵してるフェスティバル大盛況。

2008-09-14 15:59:23 | Weblog
蔵の街・喜多方から、昨日行われました、喜多方おたづき蔵通り・蔵通りフェスティバルは大盛況でした。第5回目をむかえて各催の参加者も観衆もそして街なかを散策する人もかなり増えて街なかは人々で賑わいました。蔵通りは車両通行止めで歩行者天国です。

本日の画像は路上を演台にして蔵の店の前での吹奏樂の演奏です。喜多方高等学校ブラスバンド部の皆さん素晴らしい演奏を有難うございました。クラシックから演歌まで、そしてアンコールにも応えていただきました。聴衆は数百人はいたとおもいます。

蔵巡りツアーも参加者が多くて良かったと思います。15~20名くらいのグループで3班に分かれて蔵巡りをしました。先日NHKの、はま・なか・あいづ・でPRをさせて頂きました。宣伝効果があったようです。参加者の皆さんに「NHKのテレビを観たので参加される方?」と聞きましたら「ハーイ」と10人以上の方が手を挙げていただきました。約一時間の蔵めぐりで参加無料です。次回もお待ちしてます。「大善」矢部邸の庭(枯山水)を開放していただきました、素晴らしい庭です。庭をゆっくりと歩いてから蔵座敷の内部を南側から拝見させていただきました。街を代表する蔵座敷の一つです。次いで伊関邸の山水の回遊式の庭園を巡り旧道を散策して20間蔵からカラオケ蔵・そして平成の蔵を巡り、金忠豆○から、栞へもどります。・・来年も大勢の参加者をお待ちしてます。ライトアップをしてからの夜のコースもあったのですが、瓦燈をともした道を散策します。こちらはパンフレットに記載してなかったので参加者はすくなかったです。

獅子舞競演・喜多方の下柴と南会津の栗生沢です、普段めったに見られない踊りを披露していただきました。太極拳の表演、小田付の4町内が参加しての祭り囃子演奏と競演です。それぞれに昨年を大幅に上回る観衆でした。順次画像を挿入して紹介していきます。

喜多方発・新宮熊野神社・ご神像初公開-3

2008-09-13 12:03:56 | Weblog
蔵の街・喜多方から、本日の画像が新宮熊野神社宝物殿に展示して在る、「木造文殊菩薩騎獅像」です。知恵を司どる菩薩様です。獅子に乗る文殊菩薩は五台山文殊といわれ、中国の五台山に遊行する姿をあらわします。像についての説明は後日に回します。

本日は午後から喜多方おたづき蔵通り「蔵してる通りフェスティバル」です13:30~20:00小田付き(南町)です。沢山の催がありますので、皆さんお揃いでお出で下さい。蔵巡りツアー・獅子舞競演・吹奏樂演奏・太極拳表演・祭囃子演奏・等々です。通りには800鉢のソバの花が並びました。夕刻にはライトアップそして瓦燈です。空模様が怪しいのですが、多少のスケジュールの変更はあっても決行です。私もこれから直ぐに向います。どうか皆さんお揃いでお出で下さい。それでは小田付きで会いましょう。

喜多方発・新宮熊野神社・御神像初公開-2

2008-09-12 12:23:01 | Weblog
蔵の街・喜多方からご神像初公開-2です。昨日に引き続き本日の画像が新宮に納められている、木造女神坐像です。「イザナミノミコト」50、7cm。カツラ材の一木造りです。女神像は髪を中央で左右に分け背面腰下まで長く垂らす。十二単風の衣をつけ、男神と同じくそれぞれの手を袖の内に入れて坐します。目も同じく彫眼です。頭髪に墨彩、衣部に胡粉彩、袖に朱彩などが残っています。よく観ると全体に虫食いの穴が見えます。

今回公開になった神像は二体ですが、新宮熊野神社には本宮と那智殿もあり、それぞれにご神像がありますが、本宮も男女各一躯のご神像がありますが、那智殿には女神像が二躯となっています。造立年代は約950年ぶりに公開となってますので、その年代の造でしょう。確たる史料はないようですが、神像彫刻としては現状では県内最古の遺品なそうです。

宝物殿にはその他にも沢山の仏像がありますが現在の「長床」の左手に旧文殊堂があります、そのご本尊であったのが、「木造文殊菩薩騎獅像」です。獅子の背中に文殊菩薩が座してますが、全高287、4cmと言う大変高い大きさのある像です。像の内に「運慶」の作とされる小像が納めてあってそうですが現状では像内には何もないそうです。明日は文殊菩薩像を画像挿入します。

喜多方発・新宮熊野神社・御神像初公開

2008-09-11 12:09:52 | Weblog
蔵の街・喜多方から、「長床」で知られる新宮熊野神社の、ご神像が初めて公開されました。実に950年ぶりのことです。11月末までです。永い間ご神像については語るも観るもタブーとされてきたそうですが、全国の熊野神社でもご神像が納めれれている社は少ないそうですが、和歌山の熊野大社でも公開していることからこの度初めて一般に公開されることになりました。新宮の熊野神社には、本宮、新宮、那智殿と三社が祀られていますが、その内の新宮に納めれれている新宮木造男神坐像と女神坐像です。「くまのはや・たまおのみこと」と「いざなみのみこと」が公開されました。

本日の画像が男神像です、カツラの一木造りで、像高が60、2cm巾子冠(こじかん)を戴き、枹(ほう)を着け、両手は胸前にあげ、袖の内に両手の指を組んでます、両眼は彫ってあらわす彫眼(ちょうがん)です。
宝物殿の方に展示公開されてます。画像は男神像ですが、明日は女神像を挿入します。このほかに三体の不動明王も初めて公開になりました。ぜひこの機会に拝顔をお勧めします。

11月は黄葉(紅葉)の節です、例年20日ごろに大いちょうが黄色になり、落葉が境内を埋め尽くします。それがまた見事です。・・本日はご神像公開でした。