ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「へクソカズラ(屁糞葛)」 アカネ科 

2019-09-02 19:42:52 | 日記
    「へクソカズラ(屁糞葛)」 アカネ科 ☆9月31日の誕生花☆
           花言葉は… 誤解を解きたい・人嫌い



 今朝の最低気温は午前3時の23.5℃。  最高気温は午後3時の31.2℃。
今日は良く晴れ、強い日差しと共に真夏日が復活しました。
この先10日間の予想最高気温はずっと30℃を越えています(やれやれ・汗。


 今日はまた “冬瓜汁” を作ってもらいました(大鍋で・笑。 3日間は食べれるな。
 
良く 「また〇〇かぁ」 と言う亭主が居るらしいですが、ひげは好きな物は何日でも良い(笑。
と思ったら、昼前にご近所さんに配り歩き、残りわずか(笑。
先ほど夕方の散歩から帰った妻が 「皆んなに美味しい美味しいって褒められたわぁ」
なかには冬瓜を食べた事がない人もいたらしく 「むっちゃん料理が上手じゃねって」(笑。
そのむっちゃん(妻)も私と結婚する前は冬瓜の存在を知らなかったのです。
むっちゃんの味は私の母から教わった味なんです。


 今日の花は 「へクソカズラ(屁糞葛)」 です。

 『私 「屁糞蔓(ヘクソカズラ)」 と申します。 
少々体臭がキツイらしく、情けない名前を頂いております。 
でもひげさんによると、それほど気になる臭いでは無いそうですが…。 
それに自分で言うのもなんですが、私ってよく見ると愛嬌があって可愛いでしょう?
 
よくお友達の星野ひとみ(星の瞳=オオイヌノフグリ)さんともお話するんですが、
名前が可哀そうだと言って、今さら取って付けたような 「サオトメバナ(早乙女花)」 なんて
名前を付けられてもねぇ… なんて』  以上 「屁糞葛」 のつぶやきでした(笑。
別名として 「サオトメバナ(早乙女花)」 という可愛い名前が付きましたが、
一度こんな強烈な名前が付いてしまうと印象に残ってしまいますね(笑。


 “屁糞葛も花盛り” と云う戯れ言葉があるそうです。 
これは “鬼も十八、番茶も出花” と同じ意味で、“どんな女でも年頃になれば、
それなりに艶かしく魅力が出るということ” だそうです(汗。


 また万葉集には一首だけこの 「屁糞葛」 が詠まれているそうで、
高宮王の句… “さいかちに 延ひおほとれる屎葛(クソカズラ) 絶ゆることなく宮仕えせむ” 
意味は… さいかちの木に絡み付いているクソカヅラの蔓は、冬でも枯れる事がありません。
このように私もいつまでも宮中にお仕えします …だそうです。 
山野や川原などに自生しているサイカチは、果実に特有の臭いがあり、また枝には鋭い
棘が有ります。 このような木でもしがみ付いて生きて行く 「糞葛」 を我が身に置き換えて、
宮仕えの悲哀が詠まれているとの事 …現代のサラリーマンにも合い通じるところもあり、
昔からそうだったんですね(笑。 




別名は 「ヤイトバナ」 “やいと” とはお灸の事で、中心の赤いところが “もぐさ” に
火を点けた様に見えるところから名付けられたそうです。 原産地は日本を含む東アジアです。 
※この花の誕生花は9月9日ですが、こんな名前の花が誕生花って嫌ですよね。 
そこで現実には無い日にち(くさい=931=9月31日)にしました(9月に31日は有りません・笑。


何年か前この花をアップした時、ジョグノ友達から… 
“かつて昭和天皇が行幸先で、「この花は何という花か?」 と尋ねられ、
お側に侍っていた地元の先生が戸惑って、お付きの侍従に本当の事を言って良いかと
目で問うた末、  「ヘクソカズラです」 と申し上げると陛下はニコッと笑われたそうです。
ひげさんの参考書にはこの逸話はなかったでしょうか?” …とのコメントを頂きました(笑。 
検索してみると似たお話が有りました。

 
その1… 『お付の人は陛下の前で “ヘクソカズラ” などという品の無い言葉を
口にするのは憚られたので、 「名前はございません、ただの雑草です」 と答えました。 
すると陛下は 「名前のない植物はないよ」 と仰いました』 と云うもの。

その2… 『名前を尋ねられてこの名前を紹介するのもイカガナモノカといろいろ考え。
この花に遭遇しないようにルートを設定したとか』 と云うもの。 

その3… 『陛下が 「これは何ですか?」 とヘクソカズラを指してお尋ねになったので
「早乙女花です」 と答えると、「ヘクソカズラではないのですか?」 と仰ったとか』 
…どの逸話も面白いですね。 
ひげは陛下が全てご存じで、カマを掛けられた三つ目の逸話が好きです(笑。


   「ひげ爺の子供見守り隊日誌」   4,675歩 3.3km  1時間15分
夏休みも終わり、今日から見守っている小学校の2学期が始まりました。
11時に家を出て見守って来ました(11時30分の一斉下校です。
学校の裏門に行くと10人位の子供達が開錠を待っていました。
「あっ、おちゃんや」 「おう、みんな元気じゃったか?」 「おっちゃんも死なんかった?」 
「誰が死ぬかい!」 これ休み明けの恒例の会話です(笑。

5年生の子供達 「おっちゃん、おれハワイに行った」 「おれ香川県に行った」
「うちは静岡」 …「おいおい、そんとに皆んなで喋っても分からんわぁ、お前から」
ハワイに行ったという子に 「一番印象に残っとる事はなんや? 一つだけ」
「亀と一緒に泳いだことかなぁ」 「亀と一緒に泳いだ?」
「シュノーケルつけて一緒に泳いだ」 「おうおう、ハナウマ湾じゃろ」
「おっちゃん、何で知ってん?」 「おっちゃんも昔行った事が有るんじゃ。
おっちゃんが行ったのは12月じゃけぇ亀はおらんかったけど、奇麗な熱帯魚は一杯おった」
「こんな大きな亀(両手を広げ)がここまで寄って来るねんでぇ、感動したわ」
「そりゃぁ楽しかったろう、ほいで誰と行ったんや」
「お爺ちゃんとお婆ちゃんとママと」 「お父さんは?」 「仕事」 「なんや可哀そうに…」
「パパに話したらなぁ、来年は絶対行くって言ってた」 
「ほいじゃ、来年お前もまたハワイに行くんか?」 なんかこの子の家、金持ちみたいですねぇ(笑。
ハワイかぁ、もう一度行きたいなぁ。


今日の歩数    4,675歩=3.3km (ハワイかぁ・子供見守り)
今年総歩数 1792,050歩=1254.4km
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする