2021年の模型活動を振り返る記事の後編です。
全部書き終えて投稿しようと思ったら本文の容量を超えてしまったのだ・・・。
21作目:1/32 トヨタ・C-HR(アオシマ)
アオシマが最近力を入れている1/32縮尺のスナップフィットのカーモデルです。1/24縮尺と比べると簡易な部品構成で色分けの足りない部分はシールに頼ることが多いのですが、ボディの形状は正確なものがあると思います。なのでシールの部分を塗装してやればけっこう見栄えが良くなるのではと思い、試してみました。C-HRは部分塗装が多いので塗り分けが大変でしたが、狙い通りの結果となりました。あとは塗装でいちばん大変なボディ色の塗装をスキップできるので、塗装派にもお手軽なキットであると言えるかもしれません。
22作目:1/700 日本海軍重巡洋艦愛宕(アオシマ)
船を作りたくなったので、在庫の中から愛宕を作りました。大きい艦橋構造物が魅力ですね。組み立てでは特になにかしたわけではないので書くことあらず。
23作目:1/24 ヒュンダイ・ポニー1975年式(アカデミー)
ヒュンダイ・ポニーは日本では知られていない自動車ですが、本国の韓国では韓国初の国産自動車ということで歴史的な自動車なのだそうな。そういう触れ込みで作られたプラモデルは好きだし、自動車単体で見ても結構好みなスタイリングなので作ることにしました。
キットの作りは秀逸で、手堅く組み立てることができました。すばらしい。コンパニオンの女性の人形も付いてきましたのでこれも作りました。今まで人形というと厚着をした軍人の人形しか作ってこなかったので、こういう肌色の多い人形は初めてです。ちょっと勉強して、塗装が単調にならないように仕上げました。
24作目:1/200 ボーイング737-200イージージェット(ハセガワ)
今は絶版となっている737オリジナルのキットの中古品を手に入れて作りました。デカールは時間が経過しすぎて使えなかったので、社外品を用意しました。イージージェットというイギリスのLCCにしました。胴体にデカデカと予約センターの電話番号が書かれているのがよく目立つ飛行機なのです。
25作目:1/1000 ガンバスター(アオシマ)
安売りされていたので買ってきて作りました。色がなんか地味に見えたので少し明るめの色に塗り替えてみました。うーんどうだろ?センスがない?
26作目:1/700 海上自衛隊補給艦ましゅう(アオシマ)
海上自衛隊の護衛艦ましゅうを作りました。それ以上でもそれ以下でもないという感じなので、ええ、消化試合ですわね。
27作目:1/72 スーパーマリン・スピットファイアMk.Ia イギリス空軍(エアフィックス)
新旧バトル・オブ・ブリテン機を4機揃えよう企画の3機目です。このスピットは入門向けらしく、作りは比較的簡素です。といっても形状は一級品なのでどう作ってもかっこいいぞ。
28作目:1/144 アクトザク・マレット機(バンダイ)
私の中でアクトザクというと、「宇宙閃光の果てに」に出てきたマレット機の印象が強いです。それを作ってみたいな―と思ってプレバンのキットを買っておいたのです。まあ、劇中の機体にするには肩や胸の形状を変える必要があるんですが、あいにくそこまでの熱意は無かったのでできるだけ機体の形状を変えない範囲でマレット機を目指しました(ツノをつけるとかゲルググのシールドをかっぱらってくるとか)。パット見はそれっぽくみえるのでヨシ!
29作目:1/144 量産型ゲルググ(バンダイ)
アクトザクの部品取りになったゲルググですが本体は無傷だったのでそのまま普通に素組してしまった次第。実はバックパックは簡易高機動型のMSイグルー仕様です。ただし本体のプロポーションは何もいじっていないので、多分になんちゃって仕様です。それにしてもHGUCのゲルググってこんなにスタイリングがブサイクだったかしら?
30作目:1/72 ホーカー・ハリケーンMk.IIc イギリス空軍(アルマホビー)
アルマホビーのハリケーンは2回目です。前回作ったMk.Iは一部合わせが悪いところがあって微妙な印象を抱きましたが、今回のMk.IIではそこが改善されていて完成度が上がっていました。素晴らしい。おかげで塗装に余力を注ぐことができました。夜間迷彩は塗装が黒一色で楽ですが逆に単調になりがちなのでそれを補う仕上げを心がけました。
31作目:1/72 リパブリックRF-84Fサンダーフラッシュ アメリカ空軍
アメリカ空軍の戦術偵察機のRf-84Fです。いつものソードモデル品質(良い意味ではない)ですが、もうこういうものなのだと思って組み立てる境地に来ているのでOK。デカールが薄くて定着性も良いものの軟弱なのでぼろぼろになりやすい諸刃の剣的な性質を持っています。
32作目:1/72 ミコヤングレビッチMiG-15UTI ソビエト空軍(プラッツ)
プラッツの発売ですが成形品自体はエデュアルド製です。プラッツのこのシリーズは、元キットよりもどれも値段が高く設定されていますが(そりゃそうなんですけども)、これは上げ幅が少なかったので試しに買ってみた次第。
エデュアルドの少し前のキットだったはずですが、形状や組み立ては良いものでして、作ってみてよかったですね。
33作目:1/48 AIDC F-CK-1C経国(AFVクラブ)
ヨンパチのジェット機、初めて作るメーカーのキット、という条件で選んだ結果これになりました。成形品自体の形状や彫刻は素晴らしいものの合わせが悪く、開発者はこれ自分で組み立てた?という疑念が。それを乗り越えて完成させるとやたらかっこいい経国が姿を見せるぞ。対空ミサイルガン積みで楽しもうぞ。
34作目:1/24 戦国の三四郎・忍者少女(スヤタ)
実はスヤタのファンになっている私、無事忍者少女を購入、製作。これもプレイバリュー高いですが、とりあえず数置いときゃいい足軽と違ってビネットでの使い所が難しかったです。そこで・・・。
35作目:1/16 ワイト(ICM)
忍者がなにか異形の怪物と戦っている画にしようと思い、怪物役にICMのワイトを抜擢しました。そのうちワイトを作る方に凝ってしまい、塗装とか結構頑張りました。ビネットに立たせたときもワイトのほうが目立つので果たしてどっちが主役なのかわからん状態に。よかったのかこれで。
36作目:1/24 ランドローバー・レンジローバークラシック(アオシマ)
名車再生で見たことあるという動機でレンジローバーのプラモデルを作ることに。いちいちそんな動機でカーモデルを買っていたら収集がつかないがな。
細かいところで失敗続きしたので満足度低い・・・。この悔しさはレベルのランドローバーでリベンジするか。
37作目:1/72 ユーロファイター・タイフーン BoB75周年記念塗装 イギリス空軍
新旧バトル・オブ・ブリテン機を4機揃えよう企画の最後です。BoB75周年を記念した特別塗装のタイフーンです。去年作ったカナダ空軍のホーネットと似たような感じです。これにてホーネット、タイフーン、ハリケーン、スピットファイアの4機が揃いました!やったね。
38作目:1/700 日本海軍軽巡洋艦阿武隈(タミヤ)
軽巡洋艦を作りたくなったので。これも作る際に特に何も。艦船模型は制作技法が安定化した感があります。それはそれで進歩がないので退屈だとは思います・・・。
39作目:1/72 三菱F-2A改 航空自衛隊(ハセガワ)
ハセガワは最近仮想の機体というのが好きですが、ついにこれ出してきたかという感じ。F-2スーパー改は仮想仕様としては以前から知られてものですから長年温存していたんだと思います、たぶん。
F-2のキットは初めて触りました。作りやすいので量産しやすそうです。ところでスーパー改といえば各種スマート爆弾を装備できることなんですがキットではそれが再現されとらんので私の方でやっておきました。
40作目:1/32 ニッサンGT-R(アオシマ)
年の瀬にもう1つ何か駆け込みで作れるだろうと思いすぐに完成しそうなスナップキットからGT-Rを選びました。C-HRと同様にボディの部分塗装をしたお手軽仕様です。おかげで本当に年内に完成してしまいました。
駆け足で見てきましたが、これで今年作ったプラモデルは以上です。いや多いな・・・。
今年作った数は全部で40作(前年比+7)です。無事記録更新です。平均3作/月以上かよ。
以下、題材とメーカーごとの分類です。
飛行機・・・20作(前年比+2)
キャラ・・・8作(同-1)
キャラ・・・8作(同-1)
自動車・・・7作(同+3)
艦船・・・4作(同+2)
鉄道・・・1作(同+1)
AFV・・・0作(同±0)
艦船・・・4作(同+2)
鉄道・・・1作(同+1)
AFV・・・0作(同±0)
アオシマ・・・6作(前年比+4)
バンダイ・・・5作(前年比±0)
ハセガワ・・・4作(前年比-4)
以下各2作・・・マイクロエース、スヤタ、エアフィックス、ファインモールド、フジミ
以下各1作・・・ドラウィングス、モデルクラフト、ズベズダ、キネティック、AZモデル、モンモデル、スペシャルホビー、レベル、アカデミー、アルマホビー、ソードモデル、プラッツ、AFVクラブ、ICM、タミヤ
(太字は初めて製作したメーカー)
前年比7作増えたわけですが、増えた分は各ジャンルへ行き渡った感じです。やはり飛行機がダントツで、5割を占めます。この構成比はここ数年で固定ですね。キャラクターと自動車が2位争いをしている感じでしょうか。
メーカー別では、アオシマが1位になりました。なんか意外。その次にバンダイとハセガワが続きます。上位争いはアオシマ、バンダイ、ハセガワが常連となっています。タミヤがここに入らないのは興味深いですね~。
今年は7社のメーカーのキットに初めて手を出すことができました。飛行機模型を作るとなると東欧メーカーに偏るのはもう必然です。しかし東欧メーカーはどこもクセのあるキット(オブラートに包んだ表現)ばかりでカロリーを消費するのであまりこう年に何度も手を出せないです。
今年は製作数過去最高を記録しました。他にもっとやることあるでしょうという気もしますね、いくらなんでも。あとは、その代償としてブログの更新が低調となったことは否めません。
ということで、もうちょい時間を有益に使うことも考えたほうが良さそうだと思った2021年の模型活動なのでした。
では明日は旅行編です。