インターラーケン・オスト駅からベルナー・オーバーラント鉄道(Berner Oberland Bahn:BOB)に乗り換えます。
カーブでは先頭が見えるほど長いです。たぶん、10両以上あるよこれ。長げぇよ・・・。
しかも、中々な凸凹の変態編成っぽいな。
ヴィルダースヴィス(Wilderswil)駅に到着。シーニゲ・プラッテ鉄道(SPB)の乗換駅です。
川と並走します。
2つ目の駅、ツヴァイルチネン駅(Zweilütschinen)に到着。ここでなんと編成を分割、2手に分かれて発車していきました。2階建て列車だったんですねぇ。編成が長いのも半分納得。そこまで長くする必要あるのかってのがもう半分ですが。
こちらがベルナーオーバーラント地方の鉄道の路線図です。ベルナーオーバーラント地方というよりは、ユングフラウ鉄道グループの路線図ですね。ユングフラウ鉄道グループについては追々。
赤い線がBOBの路線です。
アイガーです。ユングフラウ、メンヒと共にベルナーオーバーラント三山とよばれる山です。
マッターホルンのようにわかりやすい形をしていないのでインパクトとしてはちょっと薄いですが。
日本基準で見れば、岩肌が見えるというだけで素人にはすごいと思えます。
BOBも山岳鉄道でして、急勾配区間にのみラックレールを配しています。やはりそれなりに速い速度で登っていきます。
終点、グリンデルワルト駅(Grindelwald)に到着。インターラーケンと共にベルナーオーバーラント観光の拠点となる小さな村です。
ここまで引っ張ってきたBOBのABeh4/4Ⅰ形電車です。
この電車1両だけで後ろの客車を牽引してきたと思われます。結構強力な車両であることがうかがえます。
グリンデルワルト駅にはBOBの他にヴェンゲルン・アルプ鉄道(Wengern Alp Bahn:WAB)が乗り入れています。
この車両はBeh4/8形で、流行りの部分低床車スタイルの電車ですね。
ちなみに駅に着く直前にこのBDeh4/4形もいました。こちらはクラシカルな電車です。
グリンデルワルトのメインストリート。右に目をやれば、アイガーが見えます。
今回はこのグリンデルワルトを拠点にするので、まずはホテルに直行します。
今回泊まったのは、アパートメントホテルという普通のホテルとは違うタイプのもの。洗濯機や台所、家具が付いている、文字通りアパートのようなホテルです。
食事やベッドメイキングなどはありませんので自分たちで生活していかなければなりません。サービス面では落ちますが、その分いろいろ自由が利きます。異郷の地での生活となると大変そうですが何事も経験ってことですかね?まあやることは炊事洗濯くらいなので大丈夫でしょう。
ちなみにこの家は結構広い。ちょっと暗いですが、これがスイスの家なのかな?
お台所。調理器具や皿など一通りの道具は揃っているので、食材を買って調理するだけ。
台所の横にあるダイニング。ここで料理を食べます。
バルコニーからはアイガーも見えます。急に曇ってきたな・・・。あす以降の天気が心配。予報によると曇りか雨らしいので絶望的ですが。
ホテルの近くのコープに買い物に行って色々食材を買ってきました。
今日の所はひとまず簡単いということで日清のカップヌードル(Cup Nudeun)を食べることにしました。醤油、タイ風、焼きそばなどがあります。焼きそばの容器は一番下の黒いやつですが、他のカップめんと同じ円筒状のもの。
味ですが、美味しい(既によく覚えてませんが)。ですがやはり日本のものの方が美味しいですね。こういうものに対する日本人の味への探求心はすごいと思います・・・。
それでは明日以降、ベルナーオーバーラントの観光を始めます。
翌日へ続く。
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