別所観光のお決まりのコースとして、常楽寺、安楽時、北向観音と3つの共同浴場を見ていくことにします。
それぞれの場所の距離はたいして離れていませんが、起伏があるのでなかなか疲れます。
最初は常楽寺。北向観音の本坊で、妙観察智弥陀如来(みょうかんざっちみだにょらい)がご本尊だそうです。安楽時、長楽寺とともに「三楽寺」といいましたが、長楽寺は消失してしまいました。
境内の奥にあるのは石造多宝塔。北向観音が現れたところだといわれています。高さは3メートル近く合って意外と大きいものですね。
周りにも背の低いものがころころしています。こういう小さいのなんか好きです。
常楽寺から次の安楽時に移動する途中、塩田平が一望できるポイントがありました。遠くは上田市街まで見えるのかしら?
こうして見るとずいぶんと登ってきたことがわかりますね。
次は安楽時です。鎌倉時代から続く信州最古の禅寺で、北条氏の外護により相当栄えていたそうです。高い階段があるといかにもーって感じがしますね。
コレが本堂。入りきりませんね。
ここのメインも本堂の奥にあるものです。
国宝である八角三重塔。四重塔に見えますが三重塔です。日本で唯一の八角塔でもあります。
柱の組み方が優美ですね。
夏の昼下がりの境内。木陰だと十分涼しいです。もう日なたに出たくないです。
続いて北向観音に向かう途中にある共同浴場へ向かいます。
いかにも温泉街という感じの景観でいいですね。余力があればこういう旅館に泊まってみたかったんですけどねぇ。まあ一人でしたし。
3つある共同浴場のひとつ「大師湯」。円仁慈覚大師が北向観音建立の際に入浴したことが由来です。
銭湯のような趣ですね。共同浴場なので勿論入浴することが出来ますがここはパス。
大師湯の奥にもう一つ、「石湯」があります。こっちは唐破風の屋根が特徴です。真田幸村の隠し湯として知られています。
だいぶ疲れが来てますがここもパスです。暑いし足もがくがくだし喉もかわいたし・・・。
石湯から戻ってきて、北向観音に向かいます。石段の無い楽な道もありますが、ここはちゃんとした参道を通りたいですね。
土産屋の並ぶこの参道も趣があっていいですね。
北向観音です。文字通り北の方角にあります。
観音堂の向く先には善光寺があり、両方参拝することでご利益があるといわれています。
共同浴場3つ目にして別所観光の締め、「大湯」です。三段屋根の豪華な建物です。
疲れもピークに来たので、この大湯でひとっ風呂浴びたいと思います。
カギ付きロッカーが小さくて全部の荷物を入れられず、荷物が気がかりになりながら湯につかったため、露天風呂には入れず内湯だけで大湯をゆっくりと満喫することはできませんでしたが、足の疲れが飛びましたね。さすがです。
温泉でさっぱりしたところで(上がってから着た服は入る前に着ていた汗かいた服なので気持ち悪いことこの上なしでしたが)駅に戻ります。
ところでこの辺りは道祖神をよく見かけますね。何かあるんでしょうか?
静かな雰囲気でそこそこ栄えていて名所も数カ所ある、なかなか好印象な温泉地でした。次来るときは雪の積もった冬がいいですかね。旅館にも泊まりたいです。
駅のホームにいたのは1000系の自然とともだち1号・・・あれ?2号じゃないのか?
上田電鉄のホームページにはスタンプラリーのための車両の運行表が公開されているのでそれを見ればスタンプラリーも効率よく回れるのですが・・・あれ?
そういえば、この日は花火大会があるから臨時列車を走らせるとかで・・・それで運用が変わったのか。
車内は進むにつれてどんどん混んでいき、最終的にはちょっとした通勤ラッシュぐらいの混雑になりました。地元の人の電車の利用率が高いのはいいことですね。
上田駅の一つ手前の城下駅で下車して、その後に来る自然とともだち2号を待ち伏せ。
これで6個のスタンプが手に入りました。
6個スタンプ集まりました~。
9個コンプリートできるものならしたいですが、車両運用が数日間は固定されているので2~3日でのコンプは難しいですな。遠くからくる人にはきついかも。
今夜泊まるホテルにチェックインしてそしたら花火を見にいきました。
景気よくどんどん打ち上げていきます。このくらいの規模の花火大会に行くのも久々です。
写真も撮ってみましたが三脚が無いと厳しいですね。
なんか一人で花火見ていてもつまらないことこの上なしなので、早めに切り上げて夕飯を食べ、最後にしなの鉄道のホームに来ました。
なんかいおる。
アニメ「あの夏で待ってる」のラッピング車両です。小諸市が舞台になっていて聖地巡礼に来る人が多いからやってみたそうです。
この編成の運用が出ているので、捕捉は簡単です。普段はこのまま上田に停泊ですが、この日は花火臨で屋代まで向かっていきました。
アニメは観ていなかったのでよくわかりませんがツインテールの娘が可愛いと思いました(小並感)
翌日に続く
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