黒鉄重工

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舞鶴project ~The Soul of Maizuru Navy Base. その5 【2014/05/04~05】

2014-09-29 23:31:05 | 旅行・イベント記

北吸桟橋から歩いてやって来たのは、ずばり舞鶴鎮守府・・・もとい舞鶴地方隊の総監部地区。敷地内にある海軍記念館を見学できます。
元々は海軍機関学校の大講堂だったもので、現在は自衛隊員の教育施設として使われています。それを土休日を中心に一般公開しています。
館内は舞鶴鎮守府の初代長官でもあるかの東郷平八郎に関する展示を中心に、帝国海軍の資料が展示されています。館内の資料は撮影出来なかったのでありませぬ。



大講堂。






ひと通り見学して表に出ます。記念館のそばにある建物は海軍機関学校の学校庁舎だったもの。現在は総監部第一庁舎です。
一般人が見れるのはここまででしたが、他にも旧海軍の施設がありそうですね。



砲弾の形をした垣根。



鎮守府を後にします。歩道橋から見た護衛艦群。かっこいい。



周遊バスで赤レンガ倉庫に戻り、遅いお昼を。肉じゃがと肉じゃがコロッケをば。舞鶴は肉じゃが発祥の地とか何とか。



午前中は見学がそこそこだった赤レンガ倉庫を見直していきます。
旧舞鶴海軍兵器廠弾丸庫並小銃庫(左)と旧舞鶴海軍兵器廠雑器庫並預兵器庫(右)。ともに重文。



そういえば、倉庫内に入換機が静態保存されているとのことでしたがすっかり忘れていました。また来ます。



旧・舞鶴海軍需品庫需品庫。



側面。この時代の建物はいたるところにある装飾がいいですね。



倉庫の外には資材運搬用のレールが敷設されていました。



倉庫と倉庫を繋ぐレール。中央にはターンテーブルもあります。



旧・舞鶴海軍需品庫需品庫。



これにて鎮守府めぐりは終了。なかなか楽しめました。取りこぼしも少しあったのでまた機会を見つけて来なければなりませぬ。
周遊バスで東舞鶴駅に行き、見バスします。京都交通のブルーリボンですね。



旧中舞鶴駅跡地に蒸気機関車が保存されているということをいぶき501氏から聞いたので、それを見に行くべくバスに乗ります。
保存されていたのはÇ58形113号機でした。1939(昭和14)年製で草津線・山陰本線・宮津線などで32年間走っていた機関車です。欠品が何点かありますが屋根付きということもあり状態は良好。整備もされているようです。
キャブから前面に向かってランボードを使った歩廊が取り付けられていて、それに伴った小改造がされています。ランボードを歩くというのもそうないので、たまにはいいのかもしれません。
ちなみに中舞鶴駅の痕跡は残っていませんでした。南無。


これでこの日の行動は終了。宿泊するホテルへ行って休みました。
翌日へ続く。


その6へ→

しずてつバスフェスタに行く 後編 【2014/09/21】

2014-09-27 22:52:36 | バス・航空機撮影記

清水駅に戻って、しばし見バスします。ブルーリボンII。



ジャーニーK。



ちょうど来たエルガの55系統世界遺産三保松原行き。世界遺産アピールしてます。



この時は何気なく撮影しましたが、数日後に静岡市の要請によりしずてつジャストラインの三保松原の乗り入れを終了するとのニュースを知ることに。
観光地へのアクセスを不便にするのって・・・って感じですけどね。



7E。



96MC。



見バスし終えたら清水駅前商店街に飾ってある鉄道模型モジュールを見に行きました。清水市内線があった頃の清水橋というところを再現しているようです。
よく出来ていると思います。



商店街を通り抜けて静岡鉄道新清水駅へ。そのまま静鉄電車に乗って県立美術館前駅で1000系の撮影をします。
家康公四百年祭ヘッドマークの1006F。



無塗装1003F。



300形塗装1007F。久しぶりに急行運用を撮りたい気分です。



古庄で降りて歩いて近くの模型屋に寄って買い物をして、そこから最寄りのバス停でバスに乗って新静岡へ。ここでも見バスします。
鳥坂営業所のエアロスターK。なんだか中ドアの車両しか見ないだけれども、本当にレアなのか?



相良営業所のセレガR。ドアから見て貸切車からの転属でしょうね。コンコルド(パチンコ屋)の専用車と見紛う車両です。高速バスでフルラッピングというのも珍しい。



JRバス関東のセレガ。



ローザ。駿府浪漫バスの「竹千代くん」号。これで3種類コンプリートです。



相良営業所のセレガと岡部営業所のエアロスターKで締め。


こんな感じの地元ネタでした。

しずてつバスフェスタに行く 前編 【2014/09/21】

2014-09-24 22:45:49 | バス・航空機撮影記

9月20日は「バスの日」だそうで、1903(明治36)年のこの日に初めて日本でバスが走ったことから来ています。10月14日の鉄道の日と同じような感じで、各事業者がそれに合わせてイベントを行っているようです。
地元のバス会社であるしずてつジャストラインも9月21日に清水でイベントを行うとのことでしたので、行ってみることにしました。ちなみに第1回らしいです。

静岡から静鉄電車に乗って新清水へ。そこからシャトルバスに乗って会場であるエスパルスドリームプラザに向かいます。
シャトルバスは昔は普通のマイクロバスだったような記憶ですが、いつのまにか専用ラッピングがされたレインボーが充当されていました。なかなかおしゃれ。でもオレンジじゃないんだな。



ドリームプラザに着きました。なんやかんやでここに来るのも久しぶりな気がします。いつの間にか観覧車出来てるし。会場はこれに隣接している日の出ドリームパークです。



というわけで、順番に見ていきます。入って一番最初に目にするのはこの県外路線用塗装のセレガ(西久保営業所535号車)。しみずライナーに充当されている4列シート車です。



非公式側はハッチが開いていて、普段見えないところも見られました。



リアのハッチ。エンジンとか汚物タンクとか。



ポンチョ(唐瀬営業所73号車)。安東循環用の小型バスです。旧モデルのポンチョを持ってくるとは。



レインボーII(西久保営業所512号車)。レインボーIIだけど顔はエルガミオというややこしいやつ。これは窓下にHINOって書いてあるのでにわかに優しいです。
さくらももこ氏の「静岡市はいいねぇ」ラッピングがされています。氏は清水出身なんで「静岡市」には妙な違和感がですね。
それと、このイベントあくまで「ファミリー向け」なので、まともにバスの車体は撮れませんでした。そもまともに撮ろうとは思ってないわけですがね。こういうイベントだから多少はね。



ブルーリボンシティハイブリッド(西久保営業所652号車)。ハイブリッド車です。2世代前の塗装である銀地に青帯の通称「銀バス」塗装になっているのが特徴です。かっこいい。
導入時は鳥坂営業所配属でしたが、富士山の世界遺産登録に合わせて清水の西久保営業所に転属。エコを押し出すために世界遺産三保松原へのアクセス路線である三保松原線に重点的に充当されているようです。
ちなみに、行き先表示器を弄って自分の名前を出してみようという企画に供されていました。宿原入口とか半原とか出したい人生だった。



ブルハイのリア。まあよく分からんわけで。



エアロスター(鳥坂営業所225号車)。静岡音頭LuLuCaラッピングという先週あたりから走り始めたという旬なバスです。
ちびまる子ちゃんの絵が入ったLuLuCaカードってことでいいんですかね。



はい、そして一番の収穫だったのがこのキュービック(小鹿営業所2438号車)ですね。しずてつに残っているのはあと数台とも1台だけとも言われている幻の車です。運用に入ることもほとんどないとかかんとか。見かけたら記録するなり目に焼き付けるなりするのが吉。
ネタ枠で来るかな?とこっそりと期待していましたが本当に来ました。やったぜ。ちなみに、華やかしラッピング車や高速車に比べると地味に見えたようで、人だかりがありませんでした。おかげで悠々と撮影出来ましたが。
これだけでも今回来た価値がありました。


この顔です。結構印象に残る顔です。一番最初に覚えたバスの車種がキュービックでしたね。
ちなみに相良営業所には東武顔のノンステキュービックがいるという噂。



ブルーリボンII(唐瀬営業所764号車)。アイバスという添乗員が同乗するバスです。お年寄り向けの車両らしく運用も静岡駅~県立総合病院です。



販売ブースでは車体前面につける広告用のフロントマスクが売られていました。こんなの売ってるとは・・・。しかも200円という安さ。鉄道で似たようなのがあったら4桁は下らない。
自家用車に付けてみて一番使えそうな京都大阪ライナーのマスクを買ってしまいました。今度関西に行く時に付けてみよう(付けない



会場内の展示バスはこれで終わりですが、ドリームプラザにはあらゆるところから観光バスがやってきますので、駐車場もバスフェスタ状態。
東海バスのエアロバス。



中央交通バスの・・・なんだこいつ。
メルセデス・ベンツのエンブレムがあるから外車なんだろうなーと撮影時は思っていましたが、調べてみると独ネオプラン社のトランスライナーという車種だそうです。カバみたいなバスやな。



長電バスのセレガ。スーパーハイデッカーかな?



シグマ観光のセレガ。



東鉄バスのエアロエース。東鉄は東濃鉄道のことです。どこやねん。岐阜かな?


こんな感じでした。
ファミリー向けでしたが結構楽しめました。キュービックを見れたのが大きかったです。
次回以降は、しずてつだけでなくて、JRバスや山梨交通、阪急バスなど他の事業者も巻き込んでやれたらファミリー・マニア共々にとって面白いと思います。
また行ってみようと思います。

メインイベントは終わりましたが後編へ続きます。


後編へ→

舞鶴project ~The Soul of Maizuru Navy Base. その4 【2014/05/04~05】

2014-09-21 23:31:39 | 旅行・イベント記

周遊バスに乗って次にやってきたのは、海上自衛隊舞鶴地方隊の北吸桟橋です。
土休日にこの桟橋の一般開放を行っていて、桟橋から護衛艦を眺めたり甲板上の見学もできたりします。
この日の広報艦はこの通り。先の遊覧船で予習済みですね。



はやぶさ型ミサイル艇「うみたか」。小さいですけど単装砲とミサイル4基を装備した強そうなやつ。



ミサイル発射筒。1基無いですけど整備中かなんかですかね。



はつゆき型護衛艦「まつゆき」のおしり。ごちゃごちゃしているの。
艦尾甲板にはMk29 8連装ミサイル発射機が装備されています。



まつゆきの艦橋構造物。れーだーがひしめいています。右にはミサイル発射筒もありますね。
現用艦は大戦期の戦闘艦と比べるとあっさりしすぎているきらいがありますが、こうやって近くで見てみると現用艦もなかなか。



「まつゆき」の艦首側。
はつゆき型は老朽化に伴い順次退役および練習艦への変更が進んでいます。次に舞鶴に来る頃には「まつゆき」も護衛艦の役目を終えているかも知れません。



桟橋の地面にはレールが敷設されていました。カーブの半径が小さすぎることから、鉄道用の専用線である可能性は低そうです。
近隣にあるレンガ倉庫から物資を運搬する小さなトロッコ用の線路であると推察されます。



さて、この日の甲板見学が出来る護衛艦はしらね型ヘリ搭載護衛艦「しらね」です。はじめは「あたご」や「みょうこう」といったイージス艦じゃないのかとぶーたれていましたが、よく考えてみれば今建造しているヘリ護衛艦「いずも」が来年に就役すれば、置き換えられるのは「しらね」なわけで、これは却って貴重な見学ということになるのでは。
しらね型は背負式の単装砲2門が力強くていいですよね。大戦期の秋月型を彷彿とさせます。



というわけで乗艦します。
68式三連装短魚雷発射管です。このMk46短魚雷の射程は長くて15kmほど。大戦期の酸素魚雷には及ばない射程です。そこまでの射程に魚雷は活躍しないってことですかね。



そしてこれがかの有名なアスロックランチャーです。アスロックは対潜魚雷を目標まで打ち上げたのちパラシュートで着水させ、着水後は誘導魚雷として敵潜水艦を沈めるというもの。


【ジパング】みんな大好きアスロック米倉

まあ、アスロックといえばこれですよね。いやまあ、ランチャーは違ってるんですけどね。



73式54口径5インチ単装速射砲。先述の通り2門を背負式に装備しているのでかっこいいのです。



左から「しらね」「ふゆづき」「あたご」の艦橋。



「あたご」のSPY-1レーダー。イージスシステムの要といえるレーダーです。



127mm単装砲。たった一門の砲で何が出来る!とか言うと撃墜されますんで。



20mmCIWS。弾幕とか張るやつ。白い筒はコンピューターかなにかだったはず。



艦尾のヘリ甲板。大型ヘリ3機を収容できます。今の「ひゅうが」や「いせ」といったヘリ護衛艦が空母のような全通甲板なのと比べると艦種こそ同じDDHとはいえ別物ですね。



トンボ釣り用のクレーンなのかなというにわか提督並みの想像力。



「しらね」「ふゆづき」「あたご」の並び。
思えば「しらね」は少し昔に清水港に広報展示しに来た時に乗艦したことがあり、それ以来の再会ということになります。少しですが見知った艦があと少しで退役というのは寂しいですね。
最後まで立派にその任務を遂行していって欲しいです。



補給艦「ましゅう」のおしり。大きすぎです。これより大きなのが「いずも」なわけですからいやはや・・・。


次の目的地へと急がなければなりませんのでこの辺で撤退。
護衛艦を間近で見学することができた貴重な経験でした。他の地方隊の護衛艦も見に行きたくなりました。


その5へ→

作ったガンプラまとめ

2014-09-20 22:24:24 | 模型まとめ
これまでに作ってきたガンプラを時系列順にまとめています。
他のジャンルのプラモデルはこちら。

2020/7/3 更新













































































山梨の零戦を見に行く 【2014/08/20】

2014-09-17 23:52:25 | 鉄道撮影記

山梨県にある河口湖自動車博物館、正確には併設されている河口湖飛行機館へと行って来ました。
一年のうち8月の一ヶ月のみしか公開されない変わった博物館ですが、展示されているものは零戦二一型・五二型、一式陸攻などマニア垂涎のものばかり。
特にオリジナルの二一型は国内ではここだけの展示なので、ぜひとも訪れたかった施設だったんですね(国立科学博物館の保存機は複座型の改造機、後はレプリカ)。

そんなわけで見ていきます。



零式艦上戦闘機二一型。先行量産型である一一型を基に、空母へ搭載出来るように仕様変更した型。本格的に量産され、長大な航続距離と高い運動性、大火力により緒戦の快進撃を支えました。
爆装も出来て、30kgないし60kg爆弾2発を主翼に装備できます。他の方が撮影した写真だと爆装状態で展示してあったのですが、今年は無しのようですね。

この91518号機(中島製)はヤップ島で回収されたもので、90%がオリジナルの部材を使って復元され世界で唯一栄12型発動機を搭載した機体とのこと。搭乗員は坂谷茂少佐で、尾翼の機番は「A1-101」つまり赤城の艦載機になっています。
なおA1-101機は 木村惟夫一飛曹が搭乗していたとのことなので機体の出自とは一致していないようです(赤城艦載機仕様になる前はオヒ-101だったよう)。とはいえ、赤城艦載機のマーキングがされた零戦には興奮してしまうものです。



二一型の特徴が翼端の折りたたみ機構。空母のエレベーターに収まるように50cmずつ折りたためるようになっています。
他にも着艦フックや無線帰投方位測定器が一一型から追加されています。



一式陸上攻撃機二二型。海軍の主力陸上攻撃機で、マレー沖海戦で英海軍の戦艦プリンス・オブ・ウェールズと巡洋戦艦レパルスを撃沈するなどの活躍をしました。
ただ、防弾装備を一切省いてしまったため一撃で火を吹いて撃墜されることも多かったらしく、「葉巻」や「ワンショットライター」という残念なアダ名で呼ばれることも・・・。これしかり零戦しかり防弾性能低すぎぃ。

この12017号機(三菱製)は機体の後ろ半分がヤップ島で回収されたもので、前半分は新造とのこと。2013年に胴体の復元が完了し、機銃も装備されました。一式陸攻の現存機は世界でもここだけということで大変貴重です。



機首に装備された機銃。ザクマシンガンを連想させます。



尾翼には「龍41」のマーキング。



日の丸の中心にあるハッチ。ここから出入りするのはなんかかっこいいな。



零式艦上戦闘機五二型。零戦の後期型で主翼の長さを縮めたり推力式単排気管で速度向上を狙ったりしているのが特徴。
この1493号機(中島製)は栄31型発動機、四式射爆照準器を装備した後期型です。
尾翼のマーキングは「豹187」で、「豹」は第61航空戦隊第263航空隊の別称です。自他ともに豹部隊と呼んでいました。1944(昭和19)年2月からマリアナ諸島、西カロリン諸島に進出し米機動部隊と交戦しますが、米軍のF6F相手に不利な戦いを続け7月に定数72機を全機失い解隊となりました。



栄発動機。
他にも4~5台くらいが置かれています。



九三式中間練習機。搭乗員育成のための練習機で、橙色で塗られていたことから「赤とんぼ」と呼ばれていました。この機体はシルバーですが。前に訓練生、後ろに教官が乗っています。
これはレプリカだそうですが、こういう機体も興味深いです。



艦上爆撃機「彗星」で特徴的な水冷式発動機「アツタ」。零戦とは形からして違います。メカニックはさっぱりなんでアレですが。



零式艦上戦闘機二一型。
92717号機(中島製)は、内部構造がわかるようにあえて外板を取り付けていない状態で展示してあります。骨組みや発動機の取り付けなんかがよく分かります。1機くらいはこういうのがいても面白いですね。



大戦期の機体の他にもロッキードT33Aや、



ブルーインパルスのF86Fもあります。

こんな感じでした。他にもまだ数機ありますがこのくらいで。
入館料は1000円ですこしお高い印象でしたが、保存活動のためのカンパと思えば安いものかなと。一式陸攻のさらなる復元に期待しています。また来よう。



ちなみに敷地内にも色々なものがありました。
フォルクスワーゲンのタイプ2・・・でいいのかな?



1190号蒸気機関車。コッペルのCタンクで鶴見臨港鉄道や国鉄などを経て晩年は三井埠頭で走っていました。状態は良くない上に木々が邪魔で綺麗に撮影できないと、割とぞんざいな扱い。



ボンネットバス。やけにホイールベースが短いけど大丈夫なのか?


Ç46カーチス。でかい。
浜松エアーパークにあるのと同型機。



C46の脇にいたトヨタの消防車が気に入りました。かわいらしい。

かなり楽しめました。こういう系が好きな人は行ってみるといいと思います。


   
少し寄り道して富士急行の河口湖駅へ。ヤマノススメのポップが立てられていました。まあ見てないんですけど。



これを見に来ました。富士急行8000系。元小田急20000形「RSE」です。2000形に代わる新しいフジサン特急です。
2000形の車体にやたら描かれた富士山のキャラクターは引き継いでいます。車両が変わってもインパクトは変わらないなあ。



駅構内でも撮影。もともと白かっただけにあまり抵抗感はないですね。いいじゃないか。



ハイデッカーの20000形の弱点だったバリアフリー対策は、それ用のスペースを2号車に作ることで解決。そこだけ窓の天地が拡大されたのでちょっとしたゲテモノ感が味わえます。


これでうどんを食べて帰りました。おしまいです。

舞鶴project ~The Soul of Maizuru Navy Base. その3 【2014/05/04~05】

2014-09-16 21:58:25 | 旅行・イベント記

前回に続き舞鶴港巡り遊覧船に乗っています。
造船所に船体のブロックが置かれています。



第2ドックと第3ドック。建造ドックは2つもあれば十分なんじゃ(提督並みの感想)。



はやぶさ型ミサイル艇1番艦「はやぶさ」(PG-824)。
小柄の船体と40ノットを超える快速といった機動力を活かして沿岸・離島の護衛などを行うミサイル艇です。
整備中のようです。入渠かな?この大きさなら30分くらいで終わりそう(提督並みの推理)。



25号型油船。艦船用の軽油を搭載できます。手前からYO31、YO38、YO33です。
その奥にいるのは真水を運ぶ17号型水船YW23、一番奥にいるのが航空機用燃料を輸送する203号型油船YG203です。



58号型曳船YT72。現役の曳船では最新・大型の型です。



はやぶさ型5番艦「うみたか」(PG-828)。
ちなみに装備は62口径76ミリ単装砲と、後部に搭載している90式艦対艦誘導弾連装発射筒2基。



いよいよ山場の護衛艦群へ。
手前からあたご型ミサイル護衛艦1番艦「あたご」(DDG-177)、あきづき型汎用護衛艦4番艦「ふゆづき」(DD-118)、しらね型ヘリコプター搭載護衛艦1番艦「しらね」となっています。
壮観な眺めです。



しらゆき型汎用護衛艦「まつゆき」(DD-130)。



「あたご」「ふゆづき」「しらね」。
「あたご」は世界最大級のイージス艦、「ふゆづき」は今年3月に就役したばかりの最新鋭汎用護衛艦、「しらね」は現役最古のヘリ搭載護衛艦という三者三様の顔ぶれ。
どうでもいいですが今度ハセガワから出る1/450スケール「あたご」はぜひとも作ってみたいです。



こんごう型ミサイル護衛艦3番艦「みょうこう」(DDG-175)。米国以外で初めて建造されたイージス艦の型です。あたご型の一つ前のイージス艦で、細かいところが異なります。



ましゅう型補給艦1番艦「ましゅう」(AOE-425)。基準排水量135000トン、満載排水量25000トンと自衛艦最大の艦船です。もっとも、来年に就役する「いずも」にその座を譲ることになりますが。
とにかくでかい。



これで軍港めぐりはおわり。とても楽しめました。



遊覧船のりばのそばにある赤れんが博物館に行きます。元々は1903(明治36)年築の海軍兵器廠の魚雷庫だったものです。ハイパーズが食いつきそう。
館内はれんがに関した展示物が主でした。



他にも何棟かのレンガ倉庫が現存しています。映画のセットみたいです。倉庫としてではないですが現役で利用されているというのがいいですね。



レンガ倉庫に面した道路の向かいにあった謎の隧道。2本あります。
最初は中舞鶴線から分岐する専用線の廃隧道かなと思っていましたが、調べた結果防空壕であることが分かりました。防空壕というと素掘りのイメージがあるので、こんなに立派なものがあるとは思いませんでした。
ブロックで塞がれていて中には入れませんが、できることなら見てみたいですね。



周遊バスに乗って次の目的地へと向かいます。


その4へ→

しずてつ電車祭りと大井川鉄道ビール列車に乗る 後編 【2014/08/09】

2014-09-14 23:40:35 | 鉄道撮影記

新金谷駅の機関区見学を終えて駅に戻ってみれば、いつの間にかビール列車が仕立てられていました。
先頭はE10形2号機で、次位に控車オハフ35-215、お座敷車ナロ80-1+2、展望車スイテ82の順で連結されています。
本務機は1号機だったらしいですが、ちょっとした故障で2号機が代打に入ったとか。



転車台と側線の間を行ったり来たりしているÇ12-164。



さらに駅の裏側に行きまして、千頭駅から引っ張ってこられた元近鉄421系を撮影。場所は本線から大代側線へ分岐した直後のところ。
いよいよ廃車か、それとも新天地へ行くのか。



元南海21001系。冷房が故障しているせいか非冷房車扱いになっていて、夏の間は運用に入りません。
・・・と思ったら先日運用入りしていたとの話も聞きました。信憑性低いですけど代わりに近鉄16000系が1本落ちたなんて噂も聞きますね。



そして、下半分だけですが十和田観光電鉄7200系。台車類が塗り直されてピカピカになっていますね。どんな形態で姿を現すのか楽しみなところです。



車両見聞をしている間にビール列車の発車時刻が近づいてきましたので、ホームに上ります。ちなみにこの日が2014年の運転最終日です。



飲みます。ヒャッハー!



乗ったのはお座敷車のナロ80形です。乗るの初めてです。



福用を過ぎたあたりのカーブ。客車4両という小じんまりとした編成がよかですね。



笹間渡の第一橋梁を渡ります。晴れているときは川原でバーベキューしている人たちに手を振ったりとかするそうですが、この日は雨なので誰もいませんでした。



いつも乗る大井川鉄道とはまた違った雰囲気です。いいです。



千頭駅に到着。機関車の機回しをしている間に構内を徘徊。
ヒロにフラッシュを浴びせて写真を撮る遊びをします。暗闇に浮かび上がるニタついた顔笑顔は事案感たっぷり。おまわりさんこっちです。



トーマス&ヒロに押され地味なラスティーはお面が外されていました。ホラーですね。
でもこれはこれで実際にいそうな雰囲気でアリです。



金谷へ戻ります。車内はこんなかんじで楽しそうです。



往路でつまみをほぼ食い尽くし、酒も回ってきたので、復路は控車のオハフ35-215で過ごすことに。
唯一の白熱灯装備の旧型客車で、夜汽車の雰囲気を存分に味わうことが出来ます。よいですぞ。ワンボックス占領してL字で寝てるおっさんもちらほら。私も寝ました。すやぁ。



たのしいビール列車終了!新金谷からは接続している16000系に乗って金谷駅へ。まっすぐ帰ります。



JR金谷駅の中線には211系が停まっていました。珍しいですね。たぶん花火臨の回送かなんかだったと思います。


なかなかネタの濃い一日でした。お疲れ様でした。

舞鶴project ~The Soul of Maizuru Navy Base. その2 【2014/05/04~05】

2014-09-13 23:38:56 | 旅行・イベント記

2度めの京都駅。なんとなく奈良線の103系を撮影します。



山陰本線ホームへ。リニューアル工事をされた221系が停まっていたので撮影します。改造に無理矢理感があると言われればそうなのかなぁ。



そして、287系特急「まいづる」に乗って舞鶴へ直行します。特急カード発動です。これが社会人パワーなのか。
新鋭特急だけあって快適です。寝ました。



西舞鶴駅で降ります。北近畿タンゴ鉄道の乗換駅で、ホーム越しに車両が見えますが、停まっていたのはコミューター車両のKTR800形(803)。



さらに駅の外に出て裏から回ってみると後ろに繋がれていたのは「あかまつ」のKTR700形(702)でした。
これにも興味あるんですけどね、今回は乗りません。



西舞鶴駅に到着する前、北近畿タンゴ鉄道の車庫があるのが見えたので、外から見ていくことにしました。
そしていたのがKTR001形特急型気動車です。KTRの看板列車としてハイデッカー構造や天窓を備えたリゾート向けの装備が売りの車両です。現在は定期運用はなく、季節便に充当されているとのこと。
見られたらいいな~とは思っていたので、これはよい収穫です。



正面から。VSEかな?
さよなら運転みたいなものはされていないのでもう廃車ってことはないと思いますが、どうなるんでしょ?
バブル期のイケイケな車にもっと乗りたいです。



あ、痛車だ。
ましろ色シンフォニーですね。・・・これはガチやでぇ。KTRの中の人のものなのかな?
KTR001形との謎ツーショットもそこそこに駅前に戻ります。



西舞鶴駅からはバスに乗ります。
京都交通のブルーリボンシティハイブリッドが停まっています。



乗るのはこっちの京都交通の循環バス「まちなかループ」です。車種は日野リエッセでかなり小型。
これで舞鶴市内の観光地をぐるぐる周ります。乗る前にフリー乗車券「かまぼこ手形」も買っておいたので乗り放題です。マジでかまぼこの台座だった。



赤れんが博物館前のバス停で降りて、そこからすぐのところにある舞鶴湾めぐり遊覧船に乗ります。
遊覧船に乗りながら、海上自衛隊の護衛艦や造船ドックを間近で見ることが出来ます。
ゴールデンウィークということもあり大盛況。遊覧船を2隻出して随時運行しているような状態です。



最初に現れたのはすがしま型掃海艇2番艦「のとじま」(MSC-682)。
1991年のペルシャ湾掃海作業での教訓を活かした機雷掃海艇です。英海軍サンダウン級と同じ機雷掃海装備を持っています。
従来の掃海艇には装備されていた磁気・音響機雷を処分する磁気掃海電線と音響発音体を本型では搭載していません それに伴い掃海発電機も搭載されていません。磁性化を避けるために船体は木製です。



すがしま型掃海艇1番艦「すがしま」(MSC-681)。
ちなみに現在建造されているえのしま型掃海艇は、船体がFRP製になっているようです。



ひうち型多用途支援艦1番艦「ひうち」(AMS-4301)。
射撃訓練支援、僚艦の曳航、災害派遣などあらゆる目的に使用するための艦。ましゅう型補給艦を単艦で曳航できる、見かけに反した馬力を持っています。
ちなみに名前の由来は灘から来ています。



舞鶴湾を進みます。奥に見えるのは舞鶴クレインブリッジです。



水産庁の漁業取締船「ながと」。旧海軍の戦艦の名前がこんなところで使われていました。
ガイドのおじさん曰く漁業取締船は戦艦の名前をよく付ける傾向らしく、他にも「むさし」や「やまと」もあるんだとか。



海上自衛隊舞鶴航空基地。
第23航空隊が常駐していて、哨戒ヘリコプターSH-60J/K12機が配備されています。



ジャパンマリンユナイテッドの造船所です。大手の会社ですね。ブロックがごろごろしています。



かつては帝国海軍の舞鶴工廠だった場所。舞鶴では主に駆逐艦、特にそのネームシップの建造を行っていました。吹雪、陽炎、島風、夕雲、秋月、松なんかですね。
駆逐艦がスマートでかっこいいんですよね。戦艦はなんかデブって感じで。



艤装中の艦。よく分からないですが民生用の艦のようですね。


舞鶴港巡り、次回へ続きます。


その3へ→

しずてつ電車祭りと大井川鉄道ビール列車に乗る 中編 【2014/08/09】

2014-09-08 23:16:26 | 鉄道撮影記

静岡駅からビール列車に乗るために東海道線に乗って金谷駅へ。大井川鉄道に乗り換えます。
車両は21001系でした。いつも近鉄ばかりなのでラッキーですね。これで新金谷駅まで一駅だけ乗ります。



ビール列車の発車まではだいぶ時間があるので、新金谷から歩いて5分くらいのところにある線路沿いで上りのトーマス列車を撮影します。まあトーマス撮影するために早くに来たわけですが。
なんとなく歩いていたら見つけたポイントでしたが、後ろまでフレームに収まって一安心。足回りが隠れるのはご愛嬌。
何回見てもこのトーマスはすごいと思いますが、それ以上にトーマスがきれいな状態なのがすごいですね。すぐに汚れそうなものですけど、まめに洗車しているんでしょうね。



客車も1両ずつ撮影。車番が塗りつぶされているのでどの個体までかは分かりませんが。客車も綺麗だなぁ。



トーマスの撮影後は新金谷駅に戻ってトーマスとかバスとか撮ります。
大鉄観光バスのエアロバス。



ラビット急行のガーラ。浜松にある丸松急行のグループです。今でもたまに着色スモークを流しているブルーインパルスの20年くらい前の古いCMを見ますね。



名阪近鉄バスのセレガR。



ジーネット(バナナバス)のセレガ。掛川の事業者です。以前にこの事業者が受託している掛川の循環バスを見ましたね。



豊鉄観光のエアロバス。
こんな感じでちょっとしたバスの展覧イベント状態。



そしてトーマスが転車台に乗りましたのでそこへ移動。
トーマスの移動に合わせて乗客が民族大移動をするのがすごいですね。



ジワる顔。



間近で見るとディテールを細かく観察できます。しかもトーマスが勝手に動いてくれるので楽ちん。



転回を終え、入庫するトーマス。みんな盛んにシャッターを切ります。この人気ぶりです。普通の蒸気機関車だったらこうは行きません。トーマスすげぇ。



機関区の見学ができるということでせっかくなので覗いてきました。入るの初めてなんですね。



入換に使われるアント。よく見たら南海からの譲渡車のようですね。



近鉄16000系16001F。それよりも奥にいる十和田観光電鉄の7200系を見せてくれ。



ドヤヤッ!



C11-190。銀枠のお召装備がかっこいい。



機関区内は見学用のデッキがあって、上から機関区が見下ろせるようになっています。
今はC10-8が検査中ということでバラされていました。機体に書かれたメモ書きとか道具がそこら中に置かれていたりとか職人の息遣いのようなものを感じますね。
整備士が検査や修繕をしているところを見れたら面白いんだろうな。

次回はビール列車乗車です。


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