黒鉄重工

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8/4 帰省するついでにちょっと遠回りして飯田線に乗ってくる旅 その3

2010-08-31 18:44:10 | 旅行・イベント記
ちなみに、このころの時刻はだいたい午後1時。結構ここまで来るのに時間がかかるものです。



さて、313系1700番台に乗車し、ついに飯田線の奥地へと向かいます。ウフフフ・・・。



前回までののどかな車窓から一変、天竜川のそばを走り、周りは山だけで人の気配はありません。こんな険しいところ走ってて大丈夫なのかと心配してしまいます。
実際、飯田線の線路を敷設する時一番難航したのはこの辺りなのだそうです。

移り行く車窓に目を向けていると目的地へ到着。下車します。




・・・ついに降りた!秘境駅!!

ここは田本駅。鉄道以外での到達が不可能もしくは困難な駅、いわゆる秘境駅の一つです。基本的に周りにはなにもなく、駅施設も極めて簡素。
特にこの田本駅は駅舎は無く待合室があるのみで、両側を崖で囲まれたとんでもない立地にある駅です。
先程降りた伊那松島や天竜峡みたいな電車区や観光地があるならいざ知らず、こんな何も無いが有る駅で降りて何が楽しいのか・・・。でも、これが楽しいから困る。
ここまでたどりついたという達成感とか、何があるんだろうという好奇心とか、わくわくしてしまうんですよね。



右も崖、左も崖。左に流れるは天竜川。ホームも申し訳程度しかないです。なんちゅう駅だw


・・・こんなところ警察官来るんかいな(汗



待合室にはこんなお客さんも。おかげで、後ろから首根っこ噛みつかれないかと思ってベンチに座れませんでしたよ、もう。



ホームに面した崖はコンクリートで固められていますが、一か所だけ裸の岩がはみ出ていますw



上から見てみると、本当にギリギリのところに線路を敷いて駅を設置したことが分かります。ここに鉄道を通した先人たちには脱帽です。

しかし、なんでこんな人がいないところに駅を作ったのでしょうか。答えは簡単、この駅から電車を利用する人がいたからです。なにも最初から秘境駅だったわけではないのです。
昔はこの駅の近くにも集落があったのですが、天竜川にダムが建設されるとその集落はダムに沈むことになり、駅の利用者はほぼいなくなった・・・という過去があるのです。
飯田線にはこのような理由で秘境駅となった駅が他にもあります。駅に歴史あり、といったところでしょうか。
しかし、まだ利用者がいなくなったわけではありません。


実は駅の隅からけもの道が通っているのです(その集落とは別方向へ続くようです)。そして、この道を通って電車に乗り降りする人がいます。利用者がいる限り、これからもこの駅はあり続けるでしょう。

ちなみに、これを登るのにはけっこう時間がかかるようです。私は滞在時間が短かったので途中までしか行けませんでした。またいつか再訪して、道を登った先にあるという自販機の飲み物を飲んでみたいものです。



意外にも今日初めて見た、静岡とも縁深い0番台の119系に乗って来た道を戻ります。



車内にはなんと荷物室のスペースが!しかし、置かれているのは業務関連の品のようで、ちょっと残念?



再び秘境駅、千代駅で下車。つか、もう秘境駅にしか降りませんwww



秘境駅とは言いましたが、駅前には民家や畑もあるし、駅までの車道も通じているのでレベルは低いっちゃ低いです。



本線とは別に1本の側線があります。これが千代駅の特徴でしょう。
昔、天竜川で採集した砂利を運ぶための専用線の名残だそうです。



つい最近まで保線車両の留置場所として使われていたそうですが、分岐機はすでに外され、あとは自然に還るのを待つのみです。



良い車止めですw



聞こえるのは天竜川の流れのみ。静かでゆったりとした時間が流れます。



豊橋行きに乗って次の秘境駅へ。




ふふふふ、ついに来たぞ・・・!!



3駅目の秘境駅は小和田駅!最近は書籍などでも取り上げられている、とても有名な秘境駅です。
静岡・愛知・長野の3つの県境の付近にあるこの駅は、道こそあれど自動車で到達することはとても困難で、飯田線が唯一の交通手段です。
さらに、他の秘境駅と決定的に違う所は、このような立派な駅舎があることでしょう。昔からの歴史ある駅舎がいまでも残っています(というより取り残されている?)
昨今の秘境駅ブームの前には、皇太子妃の旧姓と同じ字であったため、皇太子と御結婚された時にはそれにあやかろうと、臨時列車が運転されるほど多くの人が下車していきました。
この駅もやはり以前は駅前に集落があり、ダム建設によって孤立してしまった駅です。

・・・と、説明してみましたが、ここのひとつ前の中井侍を過ぎたあたりから雨が降ってきまして・・・駅に着いた時には本降りではないもののしっかり降っていました。さっきまでの陽気はどこへorz
しまったことに傘を持っていなかったのでロクに探索できませんでした><












御覧のあり様です。この先にある吊り橋とか、ミゼットとか見たかったのですが・・・。



集落まで1時間て・・・。
そういえば、某ゴスロリ次女は小和田が最寄駅らしい描写がされていましたが、あの人はあんな服装でこの道を歩いているんですか?



神社があるそうなんですが、果たしてここに祀られている神は現在も信仰はされているのでしょうか。すでに幻想入りしているかもしれないですね・・・とわけわかんねぇことを思いました(わかる人はry
道があるので行ってみましたが、雨の中進むのは危険な箇所があったんで引き返してきました。



これは工場でしょうか。機械や工具が散在していました。


本当にここの時間は止まっていて、変化し続けるこの世界から取り残されているようでした。



4両の長編成の119系に乗車して、雨の中でも懲りずに最後の秘境駅へ向かいます。



本日最後の秘境駅、中井侍駅。秘境駅ですが、駅の目の前に民家があるのが特徴です(これじゃ秘境じゃないかもしれませんね・・・



やはり崖と天竜川しかないです。あとは茶畑ぐらいですかね?






飯田線の旅もいよいよ終局へ。この電車で終点豊橋まで走ります。



と思いきや、かつて佐久間レールパークがあった中部天竜駅で長時間停車するので、園内でドナドナしている車両を見に行ってみたら・・・。
解体組は本当にもう全部仏さんになってたよ・・・。台車だけがなんだか残ってました(写真下)。
シート掛けられている博物館入り組は流電とキハ48?



再び電車に揺られて数時間。無事に豊橋に到着し、飯田線を完乗しました!
豊橋から浜松までは311系に乗ってムフフとし、浜松からはおなじみのロングシートで帰省しました。


のどかな山里と険しい天竜川沿いを走る飯田線は車窓の変化が大きくて、ローカル線の王様の名にふさわしい路線でした。
秘境駅も、今はひっそりとしていますがかつては多くの人が利用していた、そんな歴史を感じさせる駅ばかりでした。秘境駅攻めをするなら豊橋から乗ったほうがいいですね。
一回の乗車ではすべてを堪能できない奥の深い路線であることを改めて実感できました。また乗りに行きたいと思います^^

散財だー!散財だー!

2010-08-30 20:07:53 | 模型記
【プリウス車両接近通報装置を東急8500系にしたら多分こんな感じ】


こんなプリウスいやだ
確かにプリウスの通報装置はなんか変だし、8500系は好きな電車だけどさ。あんましつけたくない・・・w





鉄道むすめプレミアムとコンテナコレクションvol.3。今回も大きな子ども買いしてきました。コンテナのブックケースを買うほどの余力はありませんでしたが・・・。
コンコレのパッケージがゆかりんとはけしからん!



まずはコンテナからドバーっと。今回は40fと12fの2種類の発売です。
コンコレの印刷はお世辞にも良いとは言えない代物でしたが、40fについてはだいぶ改善されて良くなってきたと思います。
一方、12fの方はというと・・・(汗)。でも、フィギュアのイラストを白と黒で表現するわけだから、これはしょうがないかなぁ。



前回はみなみ&あかなのシクレコンテナを引いてしまった私ですが、今回もなんとゆかりんのシクレコンテナを引いてしまいました。けしからん!
キャラソンのイラストです。ちゃっかりランティスの宣伝も入ってますwこうなると、次は何のイラストが出てくるか楽しみですね。ゲームか、はたまた実写ドラマか・・・。



続いてフィギュア。今回リメイク版だし、箱買いしなくてよかったんじゃないかー?と買った時はちょっぴり後悔していました。
が、髪を上げたありすはやっぱ良いし、つくしの破壊力は大きいし、なんといってもあさぎはバリエも含めてゲットすることができたので、今ではちっとも後悔しておりませぬ!



最近は変な噂も流れていますが、これからも続いてほしいです。おねげぇしぁす><(これって死亡フラグ?



戻ってきた

2010-08-26 22:43:46 | 日常記
【総統閣下ヒトラーがきしめんを熱唱するようです】

総統閣下シリーズが分かる人でないと面白さ半減かもしれませんが・・・こういうゴリ押し好きだぜw
おこちゃまはみちゃだめだぞっ♪(一応



下宿に戻ってきました。実家はやっぱいいものですが、こっちもいいもんだね。いろいろうるさくないし

免許は無事取得することができました。やたー^^
でも、当面車を買うことは無いし、何かのはずみで人の車に乗るのも危ないんで、免許は実家に置いてきました。何のために免許取ったんじゃいw



18きっぷが1枚余りそうです・・・。有効期限ギリギリの8日に使うのは決まっているんで、売り飛ばそうにもできないのヨネ。貸して帰ってくるかもわからないし。
時間見つけてどこか行ってきます。今考えているものは、房総半島一周とか、碓氷峠とか。

8/4 帰省するついでにちょっと遠回りして飯田線に乗ってくる旅 その2

2010-08-20 22:46:05 | 旅行・イベント記

辰野駅で飯田線119系の普通駒ヶ根行きに乗り換えます。
119系は国鉄が製造したローカル線向け通勤型電車105系をベースに飯田線用の装備を施した飯田線専用車です。



119系の語り草となっているのがこの扇風機。国鉄のJNRマークがあります。この扇風機は今も使えて、特に冷房と扇風機との二重攻撃は夏の暑さにはよく効きますw



辰野を発車した119系は飯田方面へ向かいます。この辺りは急勾配が続きます。

さてさて、ここで分からにゃい人向けに解説しておくと、飯田線は愛知県豊橋駅から静岡県を経由して長野県辰野駅へと至る全長およそ200kmの長大ローカル線。元々は4社の私鉄からなっていた路線を国有化したものなので、200km弱の路線に94もの駅があり、駅間距離が短いのが特徴です。
鉄道ファンや旅行者の間では言わずと知れたローカル線の王様で、風光明媚な車窓やこれから訪れる秘境駅などが人気です。私も一度は乗ってみたい路線でしたので、とてもwktkしています^^



まず最初に伊那松島駅で途中下車。313系とすれ違います。



伊那松島の駅舎。



伊那松島で降りたのは隣接する伊那松島運輸区にいるであろうモハ1とクモハ12041を拝むためだったのですが・・・両者はおろか119系さえいないもぬけの殻。
その2両は庫の中で寝ている可能性はありますが、確かめる術はありませんです。



電車が来るまで駅の周りをふらついていました。
青い空、白い雲、緑の山。いやぁ、これはいい夏ですね!
気温は高かったですが、湿度は低かったので割かし過ごしやすい天気でした。



伊那松島で上り電車(豊橋方面)を待っていると、先にノーマークだった下り電車(辰野方面)がやってきました。まあ、前日の夕方に慌てて考えた行程なので、多少は穴が空いてますよ・・・w
でも、これは乗るしかねぇなと思い、次にどこに降りるかも決める前に乗車。






上りとすれ違わない程度の駅・・・ということで、2つ3つ先の羽場駅で下車。駅舎はコンクリ造りで色を灰色にまとめています。シルエットも左右対称で面白い駅です。
JR東海は、車両だけでなくて、ローカル線の無人駅舎にも建て替えや改築を行って力を入れているのが個人的にはいいなと思っています。鉄道の入り口である駅がボロくては使おうとは思いませんものね。






とくに見る物もなかったので、ホームのベンチに座っていたおじいちゃんとカメラの話などをしながら電車を待ちます。このおじいちゃんは駒ケ根にある老人ホームにいる奥さんをたずねに行くのだそうです。
やってきたのは115系の飯田行き。JR東海では全車重機の餌となって天に召されてしまいましたが、このような乗り入れ運用でまだJR東海管内でも見ることはできます。



発車の前に、119系とすれ違い。



さて、ここで第一の難関。羽場から飯田まで、約2時間乗っていきます。



山岳路線のイメージのある飯田線ですが、辰野から天竜峡あたりまでは人里の間を走っていき、のどかな車窓が広がります。



窓から少し手を出してこんな写真を撮ってみたり。あんまりやっちゃだめよ。



ちなみにこの飯田線、全線通して乗ると片道で6時間という、途中下車せずに乗るだけならば楽しいを通り越して苦痛とも思えるほど時間がかかるのですが、駅が多いとはいえ速度はそれほど遅くないです。
ではなんでそんなに時間がかかるのかというと、停車時間が長い。電車が駅に止まると、まず運転士がドアを開けます。開けるといってもロックを外すだけで、ドアを動かすのは乗客です。普通は車掌の役目ですが、その時車掌はホームに降りて降車した乗客から切符を回収したり運賃をもらったりします。そして、乗客がいなくなったら車掌が合図し、再び運転士がドアを閉めます。そののち車掌は乗務員扉から車内へ入り、発車。
なんとも手間と時間のかかる作業です。これを94駅(正確には起終点を抜いた92駅でしょうけど)もやっていたら、そりゃ時間はかかるわけで・・・。
でも、合理化の名のもとに機械的なワンマン運転が普及している今、こういうものはこれからも在り続けるべき・・・というのは鉄オタの勝手なわがままでしょうか?



さて長話をしてしまいましたが、飯田に到着。
ここで天竜峡行きに接続していますが、すこし時間があるので某研究所に投稿するマンホールの蓋とか駅舎とかの写真を撮っていきました。



おしゃれな駅舎と対照的に、ホームは木造の跨線橋に廃レールを使った柱と、古き良きローカル線を感じさせます。



天竜峡行きの119系に乗車して、終点天竜峡まで向かいます。こちらはワンマン改造された編成です。といっても運転室には運転士以外にも乗務員がいましたが・・・。
このあたりから、次第に天竜川と並走し始めます。



天竜峡へ到着。後続の豊橋行き到着までふらついてみたいと思います。



天竜峡といったら、天竜川の川下り。駅ホームには川下りをしている男女が観光客を出迎えてくれます。



・・・・・・誰だお前らwwwどうみてもこの土地の・・・この国の人間じゃないよな。
パツキンの女性なんて腕が変なほうに曲がってるしw


天竜峡で降りたはいいものの、どう過ごすかは全くのノープラン。駅前の土産屋に駆け込んでみたところ、ちょうどいい遊歩道があると教えてもらったので行ってみました。



こんな感じの道を進むこと十数分。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そのあまりの存在感に圧巻され、しばらく言葉を失いました。時間がなかったので我に帰りましたが、そうでなかったらもっと長い間これに見とれていたと思います。
これは天竜峡の10の奇岩のひとつ、「竜角峯(りゅうかくほう)」。そのとてつもなく巨大な切り立った絶壁と、それにへばりつく木々。川岸に接岸している舟と比較していただければ、その大きさがわかると思います。とにかくでかい。
自然が作り出す美しさというか、本当すごいです。写真ではすべての半分も伝えきれないので、ぜひ実物を見ていただきたいです。



さらに進んでつり橋まで。



落ちたら死ねるね、こりゃw



電車の時刻の関係でつり橋で折り返して駅へ戻りました。



さてさて飯田線の旅、次からが本番です!


その3へ→

仮免取れたよ^^ と ガンダム見てきたよ

2010-08-17 22:01:47 | 旅行・イベント記
でも、その直後の初めての路上の時に、坂道発進で2回連続でエンスト起こすという最悪なスタートを切りましたが・・・orz

いま、サブのパソで更新やっています。ただ、準備や手間が多いのでペースは遅くなるです。



私みたいに夏休みの間に一気に免許を取るような人は学校のほうから全部スケジュールが決められていまして。すると、教習と教習の間が長く空くことがありまして。
学科の勉強でもしてろよ、というところですが、仮免試験が終わった直後だったので羽根のばしに静鉄の電車を撮っていましたが・・・。



え・・・なにこれ似合ってない(汗
スカートを付けたリバイバル編成。なんという矛盾。1007Fもこうなっちまうのか?・・・それ以前に1007Fってスカート装備で出場するはずだったんじゃ・・・。






その後の教習の終了時間がちょうどいい頃だったので、2回目のガンダムを見てきましたよ。



ミスト散布ちう。






演出中はBGMが流れてるんですが、途中でなぜか種や00のが流れ始めるんですね・・・わけわかんねぇ。



顔を上にあげてフィニッシュ。






一部でささやかれているらしい、アルソックガンダム。手に持っているのは実はビームサーベルではなく警棒なんだそうですよ?


ちなみにこのライトアップ、9月からは閉園時間が20時から18時に繰り上げられるので、それ以降は見られないと思います。冬になればまた見られるかもしれませんが。
そんなわけで、暗くなった後に涼みながらガンダムを見たい人は8月じゅうに見るのがいいですよん。




明日はあさぎの誕生日ですよ

2010-08-14 21:32:54 | 日常記
パソがぶっ壊れてブログの更新出来ない状態です。飯田線レポを待っている方には申し訳ないです。

免許の方はいまんところ順調です^^クラッチ操作にもようやく慣れた感じですかね?

それと、シナンジュをボークス静岡店に展示させてもらってきました。拙い作品ですが、1/1ガンダムを見るついでにでも寄っていってくれたら幸いです。

では。

8/4 帰省するついでにちょっと遠回りして飯田線に乗ってくる旅 その1

2010-08-10 23:15:17 | 旅行・イベント記
どこかおかしいですか?帰省で乗る路線が東海道線経由がちょっとだけ寄り道したいがために中央・飯田線経由に変わっただけですよ?
・・・という冗談は置いといて(冗談じゃない寄り道ですがw

神奈川の下宿から静岡の実家に真っ直ぐ帰るのはつまらんなぁ、というのが発端。飯田線を選ぶのにもそう時間はかかりませんでしたw
初めは2日仕立てで1日目は富士急、2日目は飯田線というのもありましたが、お金ない、時間も無いということで安く済む飯田線のほうを今回は選びました。





189系あさま色の夜行快速「ムーンライト信州」。まずはこれに乗って松本駅を目指します。朝(というより未明)に松本に着くのでその後の飯田線の旅を一日存分に楽しめます。

ところでこういう夜行列車って、寝なきゃというまともな思考と、夜行列車で寝るなんてもったいないという本末転倒な思考との葛藤がありませんか?



結局1~2時間程度寝たところで目が覚めてしまい、長時間停車では外に出て写真とってました。富士見駅にて。



塩尻駅にて。



寝不足のまま松本駅に到着。それでも未明の松本駅は程よく涼しくて眠くなることはありませんでした。



ML信州の到着が早すぎてまだ他の電車が動いていないので、しばらく暇を潰す必要があります。
まずは松本電鉄のホームで元・京王井の頭線の3000形を撮影。ちなみにこの列車は登山者の輸送列車という側面があるML信州に接続し、途中駅を通過して終着新島々まで停まらない臨時快速電車です。



ここで急に思い立って、松本城を見に行くことにしました。案外駅から近くにあるもので、歩いていける距離でした。
日本の城の中では少数派であろう黒い天守閣は、どっしりと重厚感あふれるもので、朝焼けも相まってかっこいいですね。

まだ早朝で天守閣や本丸には入れなかったので、お堀の周りをぐるっと回って駅へ戻りました。




一周してもう一度撮影します。



松本城を回っている間に丁度いい時間になったので、駅へ戻って列車を撮影して行きます。
まずは115系の普通・辰野行き。これに乗れば飯田線に行けますが、これには乗りません。飯田線に行く前に是非見ておきたい電車があるのです。



E127系100番台の信濃大町行き。JR東日本の対旧型車両大量殺戮用決戦兵器・交流通勤型電車701系の直流バージョンで、大糸線で運用されています。
別にこんなつまらない顔の電車を見に来たわけでは無く・・・。



E257系0番台特急「あずさ」。非貫通先頭車の強化型スカートの形状はいただけませんね・・・。



再び115系。



189系。先ほど乗ってきたML信州の返し・・・と思いきや、違う編成のようです。



E351系特急「スーパーあずさ」。小さい頃よく電車のビデオでよく見ていました。
253系「成田エクスプレス」は既に無く、651系「スーパーひたち」も置き換えの噂が出ていて、ビデオや図鑑でよく見ていたこの世代の電車もそろそろ置き換えかと思うと寂しいですね。



そして、お目当ての電車がやってきます!



車庫から入れ替えで出てきたこの電車はクモハ123。今回の旅の目的の一つです。
昔は荷物や郵便物を鉄道で輸送していた時代がありまして、それ専用の車両がその役割を担っていました。しかし、荷物輸送が廃止されると荷物車は暇を持て余すことになります。
そこで、余った荷物車を旅客車に改造し、ローカル線に向けて投入したものがこのクモハ123です。



このクモハ123-1は普段は中央本線の支線(通称・辰野線)の塩尻~辰野間のピストン輸送をしていますが、朝には辰野線への送りこみを兼ねて車庫のある松本駅から運転されています。



入換が終了し、ホームへ進入します。



「ミニエコー」の愛称が付けられています。ヘッドマークはちゃっかり光るようです。



車内は文句なしのロングシート。いやはや、長いすなぁwww

松本駅を発車したクモハ123はパワフルなモーター音をとどろかせます。特急電車も走る路線だけあって、かわいい見かけに反して結構飛ばします。



塩尻駅でしばし停車。



たくさんの銘板がこの電車の複雑な経緯を物語っています。多すぎである。

塩尻を出発していよいよ辰野線へ。カーブとトンネルばかりの線路をやはり豪快に飛ばしていきます。



そうしているうちに終点辰野駅へ。いよいよ飯田線に乗り換えです。


その2へ→

夏休みなんてものは無い

2010-08-09 21:42:43 | 日常記
8月2日の多摩動物公園から始まった怒涛の一週間旅行ラッシュも昨日(正確には今日ですが)ようやく収束を迎え(詳細は順次掲載しますね)、やっと実家でのゆったりとした帰省生活が始まるかと思いきや・・・今日からは自動車免許取得のために毎日自動車学校へ通ってます。貴重な大学1年生の夏休みがぁ~(泣
でも、所々空いている時間もあるので暇を見つけてはどこかへ出かけてみたいところですねぇ。

内職(=ガンプラ)も積んでるやつがまだまだたくさんあるのでちゃっちゃか作っていきますよん♪



8/1 快速「白い砂」とだれた動物たち 最終回

2010-08-05 21:59:47 | 鉄道撮影記
新宿からは京王線に乗りまして高幡不動まで行きます。
こっちに来てから京王線に乗るのは初めてのことなのでたっぷりと堪能したいところですが・・・寝てました。
前日はシナンジュの製作で徹夜しているんでどうしても疲れてしまいます。



高幡不動では6000系の旧塗装がいました。これの奥には新塗装の6000系もいました。どっちも微妙な位置でしたが・・・。



馬藤さんと合流し、多摩動物公園へ。小さい頃に行った事のあるようないような・・・。



え~と、手元に資料が無いので何かわかりませんが鶴かなんかです。多分。



カワウソ。「いやん、撮らないで」・・・などと言っているわけではなく、あまりの暑さに参っているようです。本当暑かったです、この日は。



水牛も水の中に身体を沈めています。まさにすいg(ry



もう一頭なんかは顔まで水に沈めて息継ぎの時しか顔を出しません。



サイもオリの扉が開いても外に出ようとせず鼻だけ出してすぐ引っ込んでしまったりこんな感じに水浴びをして涼んでいました。
このサイ、水浴びをした後サイとは思えない軽やかな足取りでスキップをしながらオリの中へ帰っていきました・・・。一同大爆笑www



カンガルーも愛想振りまく気無しです。「やってられっか」という感じです。



「ちんちんかいかい~」
・・・・・・失礼致しました。



すっかりやる気の無い動物たちばかりですが鳥類は比較的元気です。
ペリカンの下くちばしって意外と薄いんですね~。



さすが、アフリカ産の動物たちはこの暑さでもへっちゃらなようです。



夕方になって少し涼しくなってくると、最初はオリにひきこもっていたマレーバクも姿を見せました。


・・・と、色々回ってきましたがすんごい疲れました↓後半は私より年上の所長たちよりも足取りが遅かったですw体力そんなに少なかったっけか?少し自信が無い今日この頃。
というより、何で動物園ってどこもこう坂ばっかりなんだろう。


でも、こんな疲れがまだまだ続くことになろうとは・・・。



続くようだけど終わり


8/1 快速「白い砂」とだれた動物たち その2

2010-08-04 20:20:44 | 鉄道撮影記
一行は一転して京成上野駅へ・・・。




AE形が2つ・・・なんという並びだっ!これはコーフンします。
停まっているついでに車内も見てみましたが、市松模様の床や波模様の仕切りなどがとても美しいものでした。これはますます乗りたくなってきます。
グロッグフロッグさんはこのままAE形に乗ってどこかへと旅立って行きました。私はというとAE形撮りたいという愉快な所長に連れられていきます。
どこで撮る?と聞いてくる所長に対して私はこの前行った青砥ぐらいしかお勧めできない・・・。



つうわけで青砥。今日はスカイツリーが見えなかったので車両をめいっぱい入れました。やっぱかっこいい///



アクセス特急撮りたいという(ry もう少し待機。北総鉄道の9100形。某スーパービューなんたらみたいな感じがしますが、一般車にしては面白いデザインです。



そしてアクセス特急の運用に付く京成3050形。3000形よりも清々しい印象を受けます。でもなんか側面を見ると本当鉄の箱に見えてしまうw



アクセス特急で高砂まで移動。金町線に乗車。やってきたのはこいつでしたorzリバイバル見たかった・・・。



金町まで乗車して、そこから常磐線に乗り換え。営団6000系もぼちぼち記録し始めないとね。


千代田線やら山手線やらを経由して新宿へ移動します。



続く