黒鉄重工

プラモ製作、旅行記執筆をやっています
同人誌通販始めましたhttps://603kurogane.booth.pm/

カナダの海洋生物を捉えろ! その3 【2015/02/28】

2015-08-31 23:46:29 | 日常記

灯台のある小島へ向かいます。今も人が出入りしているらしい。



いたぞぉ、いたぞおおおおぉぉぉぉぉぉ!(2回目)
島は既に無数のアザラシに支配されていた!
このだらけきった姿勢。アザラシライフをエンジョイしてやがる。



今回は結構近くまで寄ります。白い毛をした幼獣はいない模様。もっと北極に行かないといないか。
ちなみにカナダではアザラシの商業猟が行われています。棍棒で幼獣を狩るのはビジュアル的にかなりアレなので日本の捕鯨と同じように野蛮だとよく批判されている模様。



ハクトウワシ。遠いなぁ。



鵜の群れ。



岩の上に何かがいます。



うお、アシカだ!たぶんカリフォルニアアシカかと。日本の動物園でもお馴染み。でもトドにも見えるような気も・・・分からない。
やたらおうっおうっと鳴いています。ぜかましかな?



オオッ、ホントにでけえな!オオッ、ホントにでけえな!



灯台島とアシカってすごい取り合わせだなぁ。



もう一回近くに寄ったあと、島を離れます。



ビクトリア・インナーハーバーに戻ってきました。だいたい3時間くらいでした。最初は果たして満足できるものか不安でしたが、アザラシとトド(とその他もろもろ)を間近で大量に見ることが出来て満足でした。
シーズン中にシャチも見たいなぁとか思ってますが、執筆時現在も行けてません。やっぱ値段ががが・・・。



沿岸警備隊のベル212ヘリコプターがいました。



船着場に降りたら朝にアザラシを見たところが騒がしいので行ってみるとアザラシがめっちゃ暴れてました。しかも増えてる。
何をしているかというと、人間が与えている魚を食べています。餌用の魚が売られているのです。
アザラシが人里に現れるのもこれを狙ってのことだったんですね。可愛い顔をしながら中々したたかです。



ナイスキャッチ!



労せず食事にありつこうとかなり頑張るアザラシ。5~6匹いました。あとは、アザラシの後ろでおこぼれに与ろうと虎視眈々と機会を伺うカモメもいます。
人間様としてはカモメに魚をあげても面白くないのでカモメに魚が回ってくることはなく、カモメは隙を見つけて奪うしか無いのです。実際に何回か横取りしていましたが見事な奪い様でした。
魚が出てきた時は鳴いて他のカモメを呼ぶなど、仲間意識も強いようです。軍勢は多いほうがいいもんな。



かわいいなぁ。
そういえば1匹だけ隻眼のアザラシがいましたねぇ。餌を食べるわけでもなく海中からこちらを見ていました。



ベストオブだらけアザラシ。仰向けになってぷかぷか浮かぶアザラシ。



十分に癒されました。



船着場のレストランで昼飯。フィッシュアンドチップスです。サーモンにしましたが、どうもね・・・白身魚のほうが好きだな。


最終回へ→

北米project ~Advance to U.S. その29 【2014/12/19~24】

2015-08-30 23:41:00 | 海外旅行記

第25走者:Central Link (Central Link LRV) Stadium → SODO
セーフコの最寄り駅であるその名もずばりスタジアム駅からひとつ隣のソドー駅へ。ソドー島かな?



特に何をするわけでもなく、ただセントラルリンクの撮影です。通常塗装。



広告車。柵とかセンターポールとかは無視していくスタイル。気にしたらキリがない。



もうひとつ通常塗装。2編成とも通常塗装の列車を狙いたかったですが、結構な割合で広告車が連結されているので早々に諦めました。



第25走者:Central Link (Central Link LRV) SODO → University St.
折り返します。



はい着きました。シアトルの公共交通は色々あるのですが、中でも特徴的なのがこのダウンタウンシアトル・トランジットトンネルです。
ウェストレイク駅~チャイナタウン駅約2kmの地下トンネルで、鉄道と路線バスがトンネルを共用している点が特徴です。知らないで訪れるとびっくりすると思います。ていうかびっくりした。



この通り。すごい光景だな。



とても興味深い交通システムですね。



LRV単体も撮影。柵も架線柱もないのでこっちのほうがスッキリと撮れますな。バスと同じ高さのプラットホームを共用するためにLRVタイプの車両を採用したのかな?



キング郡メトロのNFI DE60LFR。トランジットトンネルに乗りれるバスは一部の中距離系統のみのようです。ぶっちゃけバスはトンネルを出るとどこに行くかわからないので使いづらかったです。バスはあくまで地元民向けで、観光客は電車に乗っていれば間違いは少ないかと。



サウンドトランジットのNFI DE60LF。トランジットトンネルに乗り入れるバスはトンネル内の排ガス対策のためかハイブリッド車のみ。動力もモーターのみを使っているような感じでした。気のせいかもですが。
LRTとの供用が始まる前はトロリーバスが走っていたそうです。まるで立山トンネル。



キング郡メトロのNFI DE60LF。

面白いものが見れたところで次の場所へ。


その30へ→

カナダの海洋生物を捉えろ! その2 【2015/02/28】

2015-08-28 23:55:13 | 日常記

1時間くらいボートに揺られてきましたが、なにも出てこない。ボウズだったら返金要求も辞さない。



あ、なんか飛んでる。



ハクトウワシだ!というわけで最初にとらえた動物はこれでした。



止まり木のハクトウワシ。自分のレンズじゃこれが限界。バズーカがないと無理。
いやでも、これで終わりじゃないよな、とまだ疑念が晴れません。未だ訴訟も辞さない構えだ。



ミミヒメウの群れ。保護色だからなぁ、やっぱ分かりづらいのだな。
そしてついにボートが後退し始めます。え、帰るの?マジで(ほぼ)ボウズか。勘弁しちくり~。



ただ、行きは洋上を航行したのに対して帰りは海岸線沿いを航行します。なにか考えがあるのかもしれません。そしてこの岩場の辺りで停止します。んん~・・・?
シィーッ、あそこだ、あの岩の向こうにいる。見えるか?俺には見える。



いたぞぉ、いたぞおおおおぉぉぉぉぉぉ!!



ゴマフアザラシがたくさん岩場で寝てます。うわ、なんて数・・・(ドン引き)



こっちを見てる。



別の小島へ。



ここにもたくさんいます。いやぁ、これはすごい。訴訟とかそんなもんは捨てた。

盛り上がってきたところでつづく。


その3へ→

北米project ~Advance to U.S. その28 【2014/12/19~24】

2015-08-27 23:42:23 | 海外旅行記

12月23日(火)
第24走者:Central Link (Central Link LRV) University St. → International District/Chinatown
朝から行動開始です。なお少し寝坊して朝飯を食い損ねた模様。
セントラルリンクの電車に乗ってアムトラックの駅のあるチャイナタウン駅へ。



今更ながらどこが造った電車なのかと製造銘板を探してみたのですが、なんと近畿車輛でした。思わぬところで日本製電車に乗車。
近畿車輛は北米のLRV市場で結構なシェアを持っているらしいですね。



で、アムトラックのキングストリート駅へ着きました。いきなり形式写真ですが、この通りアムトラックの列車がホームに停車しています。
今日最初の狙いはこのAmtrak "Coast Starlight"です。シアトルとロサンゼルスを結ぶアメリカ縦断の長距離列車で、約2200kmを35時間かけて走ります。長い。
写真の車両は荷物車AMTK1241号車。アムトラック発足時に他の鉄道会社から引き継いで使用している客車「ヘリテージHeritage」に区分されている車両だそうでうす。
荷物車が現役というのがいいですね。ステンレス製なのもむしろオツというもの。ちなみに、乗客のスーツケースなどといった列車に持ち込めないような荷物を運びます。



次にこれ、2階建て客車「スーパーライナーSuperliner」です。アムトラックといえばコレを連想しますね。改めて見ても大きい客車です。同じ2階建てのE4系新幹線よりも大きいとのこと。
寝台車、座席車、食堂車などありますが基本的な車体の形状はどれも同じ。このAMTK39041号車は寝台車です。



コーストスターライト号は他の列車にはない特徴がありまして、それがこのパーラーカーの連結です。一見スーパーライナーと同じに見えますが、外装がスーパーライナーよりも一昔古い印象で車体寸法も一回り小さいので、見分けは簡単につくはずです。
実際、スーパーライナーよりも古い客車で、スーパーライナーの設計のベースになったと言われています。
元々はサンタフェ鉄道の大陸横断列車「エル・キャピタンEl Capitan」に連結されていましたが、現在はコーストスターライトのラウンジカー「パシフィック・パーラーカー」のみで運用されています。



入り口にはエンブレム。客車から感じる雰囲気はスーパーライナー以上のものがあります。うーむ、乗ってみたいなぁ。
車番はAMTK39974ですが、それとは別に"Sonoma Valley"という愛称がついています。北米では特別な車両には固有の愛称をつける慣例があるようです。



ラウンジカーAMTK33041号車。窓ガラスが屋根まで及んでいます。



急に列車がホームに飛び込んできたので(
タコマ方面からの「サウンダー」1514列車が到着しました。昨日も見たボンバルディアのバイレベルカーです。
ビビったのは客車を先頭にして来たこと。車掌室だろうとか言いつつ薄々感じていましたがやはり制御客車だったか。それにしても普通の妻面に運転に必要な機器を付けただけみたいなこの前面は・・・ダサいの一言。これじゃあ食パンとか言われちゃうぞ。



牽引機もとい推進機はEMD F59PHI形SDRX902号機。ICカード「オルカ」の広告塗装をしています。文字通りシャチみたいなデザイン。流線型の機体との相性が良いので中々様になってます。



停車中の合間に一瞬だけ乗車。セミクロスシートですね。一部座席にはコンセントもあって車内環境は良さそう。



バイレベルカーとスーパーライナーの並び。スーパーライナーの方がわずかに大きいか。



サウンダーが邪魔でこれ以上観察できないので、駅を出て南へ向かって歩きます。この日のコーストスターライトは駅のホームを平気ではみ出すくらい長く、かなり増結されているようでした。
編成も通常はスーパーライナーのみの組成が基本のようですが、今日は平屋建ての座席車が増結されていました。ホライゾン客車と言うシリーズのようです。今時珍しい普通鋼製客車。



ようやく編成全体が見えるようになりました。な、長げぇ・・・。機関車入れて5~6両はみ出してるんじゃないか?
牽引機はGE P42DC形AMTK198号機+AMTK207号機の重連。進行方向に向きを揃えた重連カッコいい!



キングストリート駅から歩いて10分位のところにある跨線橋へ来ました。ここで上から列車を撮影します。
脇にはマリナーズの本拠地「セーフコ・フィールド」があり、最大の特徴である可動式ドームの車輪が見られます。試合を見たいところですが今はシーズンオフなので開いていません。これは半年後に叶うことになりますが、それはまた別のお話。



列車を待っていると、BNSF鉄道のEMD SD9形BNSF1550号機+EMD GP28M形BNSF1512号機の重連回送が通過。
BNSF鉄道はアメリカ最大級の貨物鉄道。同じく最大級の路線網を持つユニオン・パシフィック鉄道と同じくらい知名度が高いと思います。よく模型化もされているしね、はい。



球場の脇というか可動式ドームの真下にはアムトラックの車両基地があります。自社車両の他にサウンダーの整備も受託している模様。
GE P42DC形AMTK24号機とタルゴが入換をしていました。



そんなこんなしているうちに、11列車「コーストスターライト」が駅を出発しました。巨体のディーゼル機関車が重連ですからそれなりにうるさいです。



引いて広角でも撮りましたが長すぎて収まらなかったですね。肝心のスーパーライナーがほとんど入っていない。



後追いも。二言目には「長い」です。
編成の最後尾が客車の妻面丸出しというのは、客車の固定編成化が進んでいる日本ではむしろ珍しく見えてむふふとなるところですが、アメリカだったらこのクラスの列車となると普通なら最後尾は展望車を連結するもの。
まあスーパーライナーには展望車は製造されなかったんでどうしようもないんですが・・・。そこはちょっと惜しいよな、と思います。

「コーストスターライト」を撮影したら次の場所へ。


その29へ→

カナダの海洋生物を捉えろ! その1 【2015/02/28】

2015-08-25 23:43:15 | 日常記

ビクトリアの観光シーズンはだいたい3月~10月なのですが、それは始まる前のオフシーズン終了直前の2月末に主に地元民向けのディスカウントチケットが販売されます。観光客にも売っているのかもしれないです。
このチケットはビクトリアの観光地やレストラン等の料金が割引もしくは無料になるというもの。チケットを買うのにまず$12.50しますが、うまく使えば余裕でチケット代以上の元を取ることが出来ます。
というわけで今まで手の出なかった観光地やアクティビティをこのチケット片手に潰していきます。で、最初に来たのはFisherman's Wharf。ここからまずはホエールウォッチングをしに行きます。ただ今はクジラがいない時期なので他の海洋生物を見るのがメインになるとのこと。
料金は正規料金だと$100越えますが、チケット使用により約半額になります!この時点でもう元は取りました。やったね!値段のおかげで今まで手が出せずにいましたが、今回ようやくトライできます。



出港まで時間があるので、今週のカモメ。



今回初めて見ました、ミミヒメウDouble-crested Cormorant。ブルーの瞳がきれいですが、却って獰猛そうに見えます。
鵜なので潜って泳ぐことが出来ます。すばしっこくて、潜って消えたかと思ったら桟橋の反対側へ移動していたなんてことも。地味に撮影が難しいですね。



!?あ、アザラシ!?びっくりした!こんな人里にアザラシが現れるのか・・・。
動物園の水槽越しでもなければ、こんな間近で見るのは初めてかもしれませんね。近づいても逃げないですし、人馴れしているようです。
なんでここにアザラシが現れるのかは追々分かることになります。



くぁーっ!



上目遣い。
なにこのかわいい生き物。なにこのかわいい生き物!かわいい!!



飼い猫。カナダって猫もいるんだな。犬しか見ないからてっきり。



動物たちと戯れているうちに乗船時刻です。貸し出しの上着を着て防寒対策を施してから乗り込みます。
乗るのは20人乗りくらいの小型ボート。屋根も窓もありませんが無い方が撮影には適しているので無問題です。



出港するとちょうどハーバーエアのDHC-3Tが着水しました。



さらにケンモアエアのDHC-3T(N765KA)が離水してシアトルへ飛んでいきました。ボートから間近で見たから中々迫力があったぞ。



雄大なオリンピック山脈も見える海の向こうはもうアメリカ合衆国です。結構近いんです。



スプラッシュ。1時間くらいこの調子で飛ばします。ボートは揺れるんで船酔いしやすい人は注意な。



Ro-Ro船"Morning Cindy"が沖合で停泊しています。壁みたいにでかい貨物船です。



バルク船"Earnest Sky"も停泊中。空荷っぽいですね。
他にもいましたが、満足に撮れたのはこれらだけ。ちなみに隣に座っていたおっさんはいわゆるバズーカ砲を持ち込んで万全の態勢。やっぱりそのくらいの装備がないとダメだよねぇ。

今回はここまで。次回に続く。


その2へ→

北米project ~Advance to U.S. その27 【2014/12/19~24】

2015-08-23 23:45:35 | 海外旅行記

博物館の表に出たらBNSFの機関車が走り去って行きました。四重連だ・・・。



第20走者:King County Metro #124 Tukwila Link Station (NFI D60) East Marginal Way and 94th Pl→Tukwila Link Station
バスに乗りますが、シアトルとは反対方向のバスに乗ります。この124系統の行き先は電車の駅なので、ちょっと寄り道して行きたくなりました。



セントラルリンク・タックウィラ駅に着きました。なんと高架駅でした。駅の立派さに反してホームの高さが低いな。まるで路面電車。



第21走者:Central Link (Central Link LRV) Tukwila → SeaTac/Airport
電車来ましたけど本当に路面電車だったな。路面電車にしてはやけに背が高いのはやはりアメリカだからかな?デザインはかなりいいですね。すごい広島か富山を走ってそう。
これに乗ってまずはシータック空港へ行きましょう。シアトルとは逆です。



車内はクロスシート主体。いわゆる超低床車ですが車端部だけは台車があるので高くなっています。



空港駅に着きました。電車はAユニットとBユニットと間に短いのがもうひとつの3両編成で、常時2編成連結して運用されています。早朝深夜は1編成だけかもしれない。連結時は先頭のカバーをあげて連結器を出します。連結しない時はカバーを下げるんで見た目が美しい。
なお形式名は無い。付けるとしたら100形かな?



シータック空港駅も高架駅。路面電車が止まるような駅じゃないなぁ。



第22走者:Central Link (Central Link LRV) SeaTac/Airport → International District/Chinatown
シアトルのダウンタウンに戻ります。空港には行きませんでした。もう暗いし飛行機撮れないでしょっていう。
ダウンタウンまでは30~40分くらいでしたが、その間に高架線、併用軌道、地下トンネルとめまぐるしく車窓が変わっていきましたね。LRVのくせしてすごいところを走るんですねぇ、京津線もびっくりだ。



チャイナタウン駅で下車して、アムトラックの発着するキングストリート駅へ。お、いますねぇ。ホームに降ります。



シアトルのコミューター列車「サウンダーSounder」です。これも見たかったのだ。
サウンドトランジットSound Transitが平日の朝夕に運行する通勤列車で、朝シアトルに来て夕方戻るダイヤなので観光客にはまず用のない列車です。塗装を見ればわかりますがセントラルリンクと同じ運行会社です。
ご覧のとおり機関車牽引の客車列車。客車で通勤とかちょっと魅力だな。気動車って発想は無いらしい。
牽引機はEMD F59PHI形SDRX904号機、流線型の旅客用ディーゼル機関車です。いやぁデカいなあ。



編成の後ろ側はこうなっています。ヘッドライト付いているしなんか運転台っぽいけど入換に使う程度で、実質ただの車掌室だろうなぁ~程度に思っていました、この時は。だってそう思わせるデザインじゃないか。
客車はボンバルディア製のバイレベルカーBiLevel Car。2階建てで収容力が高いです。これもデカい。



反対側にはアムトラックのカスケーズ号バンクーバー行きが停車していました。牽引機はGE P42DC形AMTK15号機。
今日はこのくらいで撤退します。こちらについては明日存分に堪能します。



第23走者:Central Link (Central Link LRV) International District/Chinatown → University St.
再びセントラルリンクに乗ります。ラッピング広告がされた編成も多いです。デザインもなかなか秀逸。



Fishermansに夕飯を食べに来ました。



豪勢にチョッピーノを食べたぞ。イタリア系のアメリカ西海岸料理だそうで、トマトベースのシチューっぽい海鮮料理です。
魚介のエキスが濃厚で実に美味でした。また食べたいね。



帰りにスターバックスの1号店(だと思うもの)を見ました。もう閉まっていたので見ただけ。

これでこの日は終了。明日は実質最終日、シアトルの鉄道を堪能します。


その28へ→

水上機を撮りに灯台に行こう 後編 【2015/02/21】

2015-08-22 23:47:16 | バス・航空機撮影記

ダウンタウンから30系統か31系統のバスに乗ってオグデンポイントという埠頭へ。
この防波堤の上を歩きます。先端まで結構長い。



埠頭にはCS Wave Ventureが停泊していました。貨物船ではなく、海底ケーブル修理船です。こんなの初めて見た。



黄色の小型船Pacific Scoutもやって来ました。沿岸警備隊の巡視船かと思っていましたが、水先案内船(Pilot vessel)です。港から出入港する船舶への水先人の連絡に使うようですね。こんな船もあるのか。



防波堤を歩いているうちにDHC-6-100が飛来してきました。ちょっと遅かったな。



先端に着きました。灯台があります。



今週のカモメ。



タグボートSeaspan Raven。色々いるものですね。



離水するDHC-3Tがやってきました。



あ。



背を向いて離水してしまった(´・ω・`)
ここに来るまでに風向きが変わって離水する方向が変えられたらしい。かなしい。



飛来してきたケンモアエアDHC-3T(N765KA)は撮影出来ました。まあ逆光なんですけどね。
なんかイマイチな戦果のまま帰りました。また来よう。



ダイバーが潜っていました。なんかいるのかな。



浜辺もあるよ。のんびり散歩するといいね。



埠頭の敷地内にはパシフィックコーチのバスが駐車してあるのが見えたので、もちろん見に行きます。



MCI MC-9。アメリカらしいステンレスバス。これは角ライト改造されてますな。隣には原型の丸ライトが。



Prevost H3-45。よく見るやつ。



CVS観光のH3-45。

とまあ、こんな感じでした。
おしまい。

北米project ~Advance to U.S. その26 【2014/12/19~24】

2015-08-21 23:35:18 | 海外旅行記

第二次大戦ギャラリーの上階は第一次世界大戦ギャラリーになっています。
やはり当時の名機たちが展示されていますが、全く馴染みのない世界でさっぱり食指が動きませんでした。なので解説も雑です、はい。少しくらいいいだろ。



Caproni Ca.20
イタリアの単座単葉戦闘機。試作機止まりですが史上初の戦闘機と言われています。機銃はコックピットの上に設置することでプロペラとの干渉を避けています。
巨大なプロペラスピナーが異様なスタイルを形成しています。ここのギャラリーの機体はほとんどがレプリカなのですが、これは本物です。



Royal Aircraft Factory S.E.5a
イギリスの戦闘機。どの航空博物館に行っても展示してあるからやはり名機なのだろうな。



Sopwith "Triplane"
イギリスのソッピース製の戦闘機。名前は文字通り三葉機。3枚の主翼がもたらす高い揚力で機動性が高いとか何とか。なかなか美しい機体だと思います。



Albtros D.Va
ドイツの戦闘機。そんなに強い機体ではなかったようだ。



Fokker Dr.I
ドイツの三葉機。やはり機動性が良いが主翼が3枚もあると抵抗が大きくて速度が低くなってしまうようだ。そこはトレードオフだろうなぁ。



Sopwith "Camel"
イギリス戦闘機。ソッピースの機体でも特に有名な機種らしいぞ。



Fokker D.VII
ドイツの戦闘機。当時のドイツ最良の戦闘機と呼ばれた名機。



Nieuport 28 C.1
フランス、ニューポール製の戦闘機。
本当書くことがないね。複葉機って本当馴染みがない。プラモ屋でもキット見ないもの。複葉機はプラモよりも木製模型のイメージ。



Curtiss JN-4D Jenny
アメリカの戦闘機。復元途中なのか知りませんが、骨組みのまま展示されています。当時の複葉機の構造がよく分かります。骨組みは木材を使っていたんだな・・・。



Fokker D.VIII
ドイツ戦闘機。第一次世界大戦末期に登場しましたが活躍の機会ほとんどなく引退。かなしい。

とまあ、こんな感じでした。他にもまだいます。



最後に創業時のボーイングの工場を見ます。工場というか工房。



材木を削りだしていって、



こうなっていきます(適当)
昔はこのように小さい工場で手作り感が強い感じが、現代のジェット機にはデカい工場でライン生産しているんですから、技術の進歩を実感します。

これで見るものは全て見られました。いやあたくさん周ったね。数多くの名機の展示に大興奮で大満足でした。
好きな人は一日中居られるとの前評判でしたが、全て見終えた時には閉館間際。本当にその通りになってしまいました。ここだけに一日時間を取っておいて正解でしたね。みんなも来るときは余裕を持った時間配分を。
というわけで博物館から撤退します。


その27へ→

水上機を撮りに灯台に行こう 前編 【2015/02/21】

2015-08-20 23:05:13 | バス・航空機撮影記

この日も水上機を撮りに行きます。いつもどおりインナーハーバーで撮影します。
ウェストコーストエアのDHC-6-100(C-GQKN)。他のDHCシリーズの双発機に比べて丸いノーズが好きです。



ハーバーエアのDHC-3T(C-FODH)旧塗装。



C-GQKNの折り返しバンクーバー行き。

で、何度か撮影してくるとタキシングのシーンだけでは物足りなくなってくるもので、離着水のシーンを押さえたくなるのです。
水上機の離水していく方向を見ると、どうも町の南端にある灯台から撮影すればそれが出来るかもしれないと思いそこへ移動することにしました。



移動中にBCトランジットARBOC SOM28DのhandyDARTが通り過ぎてきたので撮影。一般の路線車との違いは方向幕と自転車積載ラックの有無です。



CVS観光のAD Enviro500。ド逆光。
2階建てバスに乗りたいなら高いお金を払うこれに乗るよりBCトランジットのバスに乗る方がずっと安いぞ。



灯台へ向かうバスが来るまでの間、BCトランジットも撮影します。AD Enviro500の旧塗装。



Nova LFSの初期導入車。でもカムループス営業所にはこれよりもっと古い年式のLFSがいるらしい。



グレイハウンドの高速バスMCI 102-DL3。白ベースの塗装をまだ見れていないです。



アイランドリンクバスの高速バス。車両はメルセデス・ベンツ スプリンター。バスっていうかバン。車高がやけに高い。
カナダではハイエースはまず見ないので、「駆逐艦をハイエースしてダンケ」ではなく「駆逐艦をスプリンターしてダンケ」という感じになります。



バスディーポにも行きます。パシフィックコーチのPrevost LeMirage XL-IIがいましたね。Prevost H3-45が大半を占める中では珍しい車種です。昔の三菱エアロバスみたい。



トフィーノバスのスプリンター。お前もか・・・。

そろそろバスの時間なのでバス停へ。後編へ続く。


後編へ→

北米project ~Advance to U.S. その25 【2014/12/19~24】

2015-08-17 23:58:49 | 海外旅行記

「隼」の隣には見覚えのある色をした戦闘機が。



General Motors (Eastern Aircraft Division) FM-2 "Wildcat"
アメリカ代表その2。アメリカ海軍で運用されたグラマンの艦上戦闘機で、以降トムキャットまで続くグラマン戦闘機のキャットシリーズの最初の機体です。
珊瑚海海戦、ミッドウェイ海戦、ガダルカナルの戦いなどの太平洋戦争序盤で日本軍と戦闘を繰り広げましたが、日本海軍の零戦に主要性能全てが劣っていたため歯が立たず苦戦を強いられました。
1943年5月、グラマンはF6F「ヘルキャット」の生産に集中するためF4F「ワイルドキャット」の生産を終了しましたが、ゼネラルモーターズの航空機部門イースタンエアクラフトが生産を引き継ぎました。グラマンが生産した機体の型式番号は"F4F"ですが、GM製の機体は"FM"と名付けられました。同じ機体でも製造メーカーの違いで型式番号がまるで異なってしまう当時のこの命名規則はなかなかややこしいです。
このFM-2は、従来機に比べ軽量化した機体に大出力のライト「サイクロン」R-1820エンジンを搭載したため性能は向上しており、特に飛行甲板の短い護衛空母での運用に適した機体でした。



よく戦争の話を聞くと「グラマンがーグラマンがー」という言葉を耳にしますが、だいたいこれかヘルキャットでしょうね。もしかしたらコルセアも・・・。
スリムなアメリカ陸軍機と違って太くて頑丈そうな印象のあるアメリカ海軍機です。主翼の折りたたみ機構も複雑そう。



もう片側の主翼は展開されています。



尾翼にはラッキークローバーのマーキング。



Goodyear FG-1D "Corsair"
アメリカ代表その3。F4Fなどに代わる艦上戦闘機の新型として開発されました。
当時としては破格の性能を誇るプラット&ホイットニーR-2800「ダブルワスプ」2250馬力エンジンと、それを充分に発揮するための大きなプロペラを装備します。また、プロペラと地面とのクリアランス確保と前下方視界確保のため逆ガル翼が採用されています。太平洋戦争のほか、搭載量に余裕があったため朝鮮戦争でも対地支援用の戦闘爆撃機としても活躍しました。
博物館の機体は1945年グッドイヤー社によるライセンス生産機です。元の開発社はチャンス・ヴォートで、型式は"F4U"。ドッグイヤー製は"FG"の型式です。ややこしい。というか、同時期にF4F「ヘルキャット」とF4U「コルセア」が存在するもんですから困ったもんですね。ああ紛らわしい。
大戦中は空母「イントレピッド」に配備され、戦後は予備役へ。1950年7月に他のコルセアとの空中衝突事故を起こし、幸い致命的な損傷はなかったものの機体はワシントン湖に不時着水。そのまま30年間湖の底に沈み、1983年に湖からサルベージされて復元されました。



アメリカではすごい人気のある戦闘機コルセア。自分は最近まで知りませんでした。逆に日本で知名度の高いヘルキャットはアメリカでは人気無いそうです。
これも主翼を折りたたんだ状態で展示されています。特徴的な逆ガル翼が分かりづらくてちょっと残念。



爆戦装備のコルセアの模型。たくさん積めるのだ。



頭にたんこぶが出来てたんこぶを抑えているように見えなくもない。



Republic P-47D "Thunderbolt"
アメリカ代表その4。陸軍のデカくて重い戦闘機。第二次大戦中最強の戦闘機のひとつとしてたびたび名前が挙げられるとか。
空戦はもちろん、それ以上に対地攻撃用の爆撃戦闘機としての任務が有名。固定兵装の12.7mm機関銃はなんと8門装備!ペイロードも優秀で、爆弾の他にロケット弾も搭載可能。防御力も高く、なかなか墜ちない。恐ろしい戦闘機なのじゃ。
博物館の機体は、戦後に南米に供与された機体で、1976年に里帰り、1981年に修復が完了しました。塗装はロバート・バーゼラー大佐麾下の第325戦隊のもので、尾翼のチェック模様が有名です。



マジでデカい。こんなデカいのが飛ぶのかっていう。実際、離着陸や舵取りが難しかったらしい。



脅威の8連装機銃。多すぎんよー。



飛行機これくしょん。君はいくつ知っているかな?
ちなみに日本軍機は零戦以外は全て連合国側のコードネームで書かれていたんで、どれが何だか殆ど分からなかったですね。頼むから日本での名前も併記してくれ~。



Yakovlev Yak-9U
ソ連代表。ヤコブレフ設計局の開発したソ連の戦闘機です。小型の機体に強力なエンジンと武装を搭載することで高い性能を発揮しました。
博物館の機体は4機しか現存しないオリジナルのうちのひとつです。

ソ連はよく分からん(適当)



North American P-51D "Mustang"
アメリカ代表その5。イギリスの切羽詰まった要求によりわずか約120日で設計と製造を終えた戦闘機です。その割には評価は高く「第二次大戦中最優の戦闘機」と評されています。「最強」ではない。最強はたぶんP-47。
アリソンV-1710液冷エンジンを搭載していましたが、高高度性能が足りないためスピットファイアのマーリンエンジンに換装したところ相性がよく採用。これにより航続距離が伸び、日本空襲に向かうB-29爆撃機の超長距離護衛にも使われるようになりました。
博物館の機体は戦後余剰になったアメリカ軍の機体をスウェーデン軍が購入し、それを今度はイスラエル国防軍が購入したもの。塗装はグレン・イーグルストン中佐が1945年初頭に第354戦隊第353飛行隊の隊長だった時のものです。



D型の特徴であるバブルキャノピー。視界がダンチです。撃墜数も21機ってすごいなぁ。



Lockheed P-38L "Lightning"
アメリカ代表その6。ポッド式の胴体と2つのテールブームが特徴の双発高高度戦闘機で、多くの敵戦闘機を喰ったエースです。1600馬力エンジンを搭載したL型や米軍初のレーダー搭載の夜間戦闘型のM型が有名です。
博物館の機体はP-38の中でも最後期に製造されました。

という感じでした。やはり米軍機が多いですね。名機の連続で感激しました。これだけの機体を保存できる環境が心底うらやましいです。アメリカ万歳ですね。
次は第一次世界大戦編へ。次回で最後かな?


その26へ→