黒鉄重工

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【HG】モビルジンD装備 製作【バンダイ】

2019-02-09 22:18:30 | ガンプラ(アナザー)製作記

ガンダムSEEDに出てくるジンを作りました。ジン系統は派生形を入れるとこれで5体目の製作になり、結構たくさんこしらえてきたのね...と。
もうこれ以上はいいでしょ、ってなりますが、前から温めていたD装備をやってみたかったのです。
なお、キットはオレンジのミゲル機を使っていますが、色は塗り替えて量産型の灰色に塗ります。量産型のキットは一般流通では見かけず、駿河屋でもプレミアが付いていたのですね。



D装備は大型ミサイルランチャーを両腕に持った装備です。しかしジンのキットには付いていません。
昔はBクラブからレジンキットが発売されていたのですが、値段が高いので買えませんでした。今は普通に絶版なので手に入れるのも難しいと思います。
で、今回使ったのは、2014年夏に行った販促キャンペーンでついてくるおまけ。ガンプラを買うとおまけで武器が1つもらえるというやつでした。この年のおまけ武器は、どれもガンダムの劇中に出てきた武器をモチーフにしたやつなので、どこか見覚えのあるものばかりでした。そのうちのひとつがミサイルランチャーでした。どうみてもジンのD装備のアレなのです。
ただし、おまけには片腕分のランチャーしか付いていなかったので、ガンプラ2つ分購入する必要がありました。
2014年のキャンペーン時に予め買って取っておいたのですが、今までずっと寝かしていたわけです。



ジン本体はいつも通り素組しますが、塗装しやすいよう後ハメ加工だけしてやります。
胸と腹の部品ははめ殺しなので、胸の部分の孔の下半分を切り取ってしまいます。



あとは肩の装甲も後ハメなので、これもはめ殺しになる部分の孔の壁を半分より少し足りないくらい切り取ってしまいます。

ジンは塗装派にやさしいキットで、後ハメはこれだけ。楽ちんな方。



前掛けも左右を繋いでいる軸を真ん中で切って、左右で独立可動できるようにしておきます。



ミサイルランチャーの方ですが、なんと左腕で持つようには対応していないのでした・・・。左腕用に改造してやらないといけません。

ちなみにこのミサイルランチャーは、劇中の大きさよりもだいぶ小ぶりにできています。ちょっと迫力に欠けます。



これが原型。



まずランチャーとミサイルに付いているボスを取ります。



次にグリップの向きを左右逆にします。
あとはミサイルとグリップを接着して完了。少々強引ですが、これでできました。



ミサイルのノズルは板でふさがってるだけでだいぶ味気なかったので、開口して別の部品を付けます。



開口した部品。板の裏に合わせのボスと孔もあってそれも削らないとならないとあって、意外と面倒でした。



スラスターノズルはコトブキヤの市販パーツを使いました。
で、加工後の写真を撮ってなかった・・・。



で、塗装しました。ジン本体にはマスキングしなくてよいのでめちゃ楽。ミサイルの方は3色いるのでマスキングがいりました。



デカール貼ってトップコートして完成しました。
長年寝かしておいたものがようやく作れました。満足。やっぱかっこいいのよね。



一応マシンガンも作りました。普段飾る時は腰に付けてます。

<使用塗料>
本体灰色:Mr.カラー C305グレーFS36118
本体白色:Mr.カラー C338ライトグレーFS36495
とさか:Mr.カラー GX1クールホワイト
オレンジ部:水性カラー H14オレンジ
関節:水性カラー H32ダークグレー
武器:水性カラー H68 RLM74グレーグリーン


完成品はギャラリーにて。

【HGIBO】ガンダムグシオン 製作【バンダイ】

2018-02-17 21:07:13 | ガンプラ(アナザー)製作記

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズより、ガンダムグシオンを作ります。
こういうデブ体型のモビルスーツってご無沙汰な気がして新鮮だったのと、ちょっと改造して作ったろうという考えが浮かんだので買いました。



胴体のキャノン砲はピンバイスで開口部を深く彫ってやります。上が加工したやつです。



肩の装甲は分割2点のはめ殺しなので、肩にはめる丸ピンを短くします。その後装甲を接着して一体化した後、最後の組み立てで肩に組み込みます。いわゆる後ハメ加工です。
ピンを短くしてあるので装甲をちょっとひねって無理やりはめます。ピン長さは、はめた後も簡単に抜けない長さを保つことが肝要です。短すぎると保持力も低下しますしね。



足裏は派手に肉抜きされているので、パテを使って埋めてやります。



スネの裏のスラスターノズルも後ハメ加工します。一見無加工でも後ハメできそうですが、ノズルの底が干渉してしまうので片側を斜めに削ります。
こうすると滑り込ませるようにはめることが出来ます。



仮組み、現物合わせで検証して微調整を忘れずに・・・。



閑話休題。
グシオンはなんだか餅つきさせると良さそうだなって。



さてここからはふざけた改造をしますよ。まず主武装のグシオンハンマーを強化します。既に迫力十分ですがさらに凶悪化させます。
コトブキヤの「MW-08 ランス・ダブルブレード」のランスの先端部をハンマーに付けようという考えですね。頭が悪い。



まあこんな感じになります。寸法は無加工でもギリギリ大丈夫でした。
反対側にはコトブキヤ「P-122 バーニアノズルIV」の一番大きいものを装着。推進力も増やそうぜという頭が悪い考え。
・・・元ネタはリリカルなのはのヴィータ隊長ですね、ええ。



ノズルの内側にはそれっぽいと思ってコーンを付けました。バンダイ「ビルダーズパーツHD MSスパイク」使用です。



頭にはなんとなくツノをつけました。バンダイの「ビルダーズパーツHD ノンスケール MSブレード01」を使用。



射撃がもっと性能高いと良いよねと思ってバンダイ「MSオプションセット1」からバルバトス用の滑空砲を持たせることにしました。しかし腕の太いグシオンでは抱えて保持することが出来ませんでした。
そういえばバルバトスではサブアームに支持させて装備していたので、グシオンでもサブアームを持たせることにしました。使うのはコトブキヤ「フレキシブルアームA」です。



フレキシブルアームの穴と滑空砲のピンは共に3φなので無加工で接続できます。
こういう拡張部品の取り付けには3φにするのが暗黙の了解として各メーカーに浸透しているので、他社間の部品でも簡単に融通できるのは良いことですね。



サブアームの機体側の接続は背中にします。元々はグシオンハンマーを固定するところです。
ハンマー固定用のポリキャップはサブアームのピンと形状が異なるので、サブアームに付属する関節を組み込んで対応しました。



問題なく取り付け出来ました。長物を背負うのはロマンありますね。



展開も問題なく。中々カッコイイじゃなイカ。



ハンマーはケレン味を出しましたが、機体塗装は地味めに行きます。第二次世界大戦時のナチスドイツの戦車迷彩に塗りますぞ。
まずは全身をサンドブラウンで塗ります。



その後は2色目、3色目を塗ります。迷彩にも色々ありますが、サンドブラウン地に茶色と緑の線を描いたやつにします。たぶん名前があるんでしょうけど、私には分かりませぬ。
まずは面相筆で塗る箇所の当たりをつけます。塗りはテキトーなハンドフリーです。



そしたらエアブラシの細吹きで本塗装。滑空砲も迷彩塗装にするのがミソ。
かなりノズルを近づけて吹いたのでくっきりとした線になりました。たまに吹き過ぎでダレてしまった箇所もあり、これは練習する他無いなと。



ハンマーは銀の上にスモーク、先端のスパイクは金の上にクリアイエローを塗装。コテコテにしてやりました。



ノズルのコーンは銀+クリアレッドで。



デカールとクリコートを施して完成。
デカールはふんどしのブルワーズのマーキングと肩の「16」の数字だけ。色が混ざり合っているのでコーションマークを貼ってもあまり目立たいから貼らなくてもよかろうとの判断です。
16の数字はドイツっぽい書体が在庫のデカールには無かったので、積んでいたタミヤの1/100MiG-19から拝借しました。

色々なバランスが偏っている機体に仕上がりました。ハンマーは重心が偏ったのでグラグラです。それでも結構いいじゃん。遊び倒したぞという感じがして満足です。



<使用塗料>
■機体:Mr.カラー C39ダークイエロー
■機体迷彩:水性ホビーカラー H36ダークグリーン
■機体迷彩:水性ホビーカラー H47レッドブラウン
■関節:水性ホビーカラー H68 RLM74グレーグリーン
■バーニアノズル:アクリジョン N18黒鉄色
■ハンマー:アクリジョン N8シルバー→N95スモークグレー
■ハンマースパイク:水性ホビーカラー H9ゴールド→アクリジョン N91クリアイエロー
■ノズル部コーン:アクリジョン N8シルバー→N90クリアレッド
■サブマシンガン:水性ホビーカラー H83軍艦色2

今回使った色多いな・・・。

完成品はギャラリーにて。

【HGIBO】ランドマン・ロディ 製作

2017-07-22 20:40:57 | ガンプラ(アナザー)製作記

今回は機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズより、みんなだいすきランドマン・ロディをこさえました。
鉄血のMSはデザインや設定、劇中の動きに至るまで結構好きです。量産型機もいい味を出していますしね。量産型への好感度が高いのは00以来ですかね。

まずはHGマン・ロディのキットを用意します。
ただしこれではランドマン・ロディは作れませぬ。マン・ロディから脚部を改造したというのがランドマン・ロディなので、脚部の形状が全く異なっているのです。
ランドマン・ロディは劇中で脇役ながらよく活躍したので一部で人気があったのですが、ガンプラ化されないままだったので困っていたところに・・・。



このMSオプションセット9が出てきました!
本来これはいわゆる武器セットみたいなものですが、第8弾と第9弾に関しては劇中に登場したけど改めてキットを出すまででもないマイナー機体を再現するための部品が詰まったやつです。
その中に今回のランドマン・ロディ用の脚が入っておるのです。これで特に改造をせずともランドマン・ロディが作れるようになったのでござります(ただし塗り替える必要はある)。これはもうバンダイからの救済措置といってよく、私みたいな素組みモデラーは大変助かりました。この武器セットはHGUCなど他のシリーズでも展開してほしいものです。



キット自体は素組なのでこちらで手を入れた点をば。
銃は銃口とマズルブレーキをドリルで開口しました。マズルブレーキの方はドリルで両端に穴を開けて、残った中央部分をカッターで削りながら形状を整形しました。



ふんどしも真ん中を切断して左右独立可動化。



腕関節はハメ殺しで下腕に目立つ合わせ目が出るため、後ハメ加工をしました。
まず関節側は丸ピンを切断してしまいます。逆に四角い方のピンは残しておきます。下腕側は、四角いピンがハマるように肉を削っておきます。
そうすると下腕に関節がスポンとハマるようになるという算段です。



頭部の機関砲(?)は、銃口のモールドがありますが成形品の抜けの関係で円形ではありません。
さすがに見た目がよろしくないので加工します。



機関砲の部分をドリルで開口して、そこにウェーブのOボルトの銃口みたいな形状の部品を差し込みます。



頭頂部に銃口があって目立つので、加工した時の見栄えの変化はそこそこありますね。



足裏とふんどしの裏は肉抜きされていてかつ目立つものなのでパテで埋めてしまいます。



で、塗装して、えーはい、完成です。塗装の記録はつい忘れてしまうのだ・・・。
劇中の塗装とは配色と色味を変えています。飛行機の練習機みたいな感じで塗りました。
ただオレンジの塗装で塗料の希釈をミスって色が乗らない事態に・・・。結局塗り直しましたとさ。後にザクを作った時も同じミスをしてしまい、こりゃどうも・・・。
どちらもアクリジョンを使って起きた失敗だったのですが、どうも薄め液の希釈がシビアです。ラッカーだったら「このくらいでええやろドバー」ってやっても問題ないんですが・・・。ちょっと気をつけないといけないなぁと気付かされました次第です。

デカールはベルテクスのコーションデカール。胸の鉄華団マークはデカールを自作して用意しました。ギャラルホルンマークも合わせて大きさと数をそれなりに用意したんですが、その直後バンダイから純正の鉄血デカールが発売されると知ってズッコケたのはここだけの話。
テレビ放送が終了してしばらくしてからデカール販売というのは間が悪いどころの話じゃないと思うんですけど、バンダイもそこんところどう考えているんでしょうかね。



いつものように背中はデカールなし。数字のデカールを貼り忘れていたなとここで気づくが既にお寿司。
それと、脇の後ろに小さいスラスターノズルを追加で取り付けてあります。ウェーブのUバーニアだったかな?キット自体にノズルの形状が既にあるんですが、やはり抜けの関係上形状が悪い、でもドリルで開口して挿げ替えるほどでもないから上からノズルを貼り付けて良しにしました。

使った塗料は下記の通り。
白:Mr.カラー 灰色9号
オレンジ:アクリジョン 蛍光オレンジ
武器:アクリジョン ジャーマングレー
バーニア、リアクター:Mr.カラー 焼鉄色
関節:忘れた(涙)



ちょっとミスもしましたが、念願のランドマン・ロディが手に入って満足です。

完成写真はギャラリーにて。

【HG】 ガンダムアストレイブルーフレーム・セカンドL 製作 【1/144】

2016-09-10 20:41:44 | ガンプラ(アナザー)製作記

日本帰国後の1作目として1/144HGアストレイブルーフレームセカンドLを作るでやんすよ。カナダに行く前から積んでたキットです。



組み立てられる所まで組み立て。合わせ目の目立たない作りやすいキットで、合せ目消し用のパテやセメダインもほとんど使いませんでした。
元々可動範囲の広さに定評のあるアストレイですが、タクティカルアームズやアーマーシュナイダー等色々干渉する部品が多いので、ちょっと一段落ちる感じ。



塗ります。いつも通り筆塗り。
最近になって先輩からエアブラシを譲ってもらえそうになったので、長年続けてきた筆塗りとももう少しでお別れになりそうです。
筆は筆でこういう細かい部分塗装が楽にできるんで好きですけどね~。



塗り塗り。



特に製作中の見どころもなく完成しました。
カナダでプラモを作っている時、塗装前にサフを吹かなくても割りと問題ないことが分かって以降サフは吹かなくなりましたが、今回も大丈夫でした。
サフもまあまあ費用が嵩むので、今後も必要性が薄ければ節約していきたい部分です。
逆に今回からアトムハウスペイントの水性クリアつや消しスプレーをトップコートに使用しました。効果抜群だと昔からウワサになっていましたが、私の予想以上の効果でした。
つや有り(青)とつや無し(白)2種類の塗料が同居してたんですが、両方共同じ照り具合でつや消しにしてくれました。これは見事と舌を巻きました。今後も使おうと思います。

完成品の写真はギャラリーにて。

【HG】 ティエレン宇宙指揮官型 製作 【1/144】

2016-01-25 23:24:16 | ガンプラ(アナザー)製作記

今日はですね、ガンダム00に登場するティエレン宇宙指揮官型を作りますよ。ティエレンシリーズを作るのは実はこれで5機目で、同系列の機体でこれだけ作っているのも珍しいと思いますw
ティエレンは劇中でも印象に残っているので好きな量産型MSのひとつです。これに限らずガンダム00は量産型MSの見せ場が多かったのでいいですね。



キットは組みやすいのでほぼ素組で組み立てていくのですが、脚の燃料タンクのところだけ後ハメ加工します。
脚の構造はこうなっています。



まず脚のピンを削ります。



次に角の部分を切り離します。これでおしまい。後でくっつける時は接着剤か何かで固定します。
ド定番の手法なので今更書く程でもないのですが一応ね?

あとは大腿部と関節もハメ殺しなのですが、これは加工せずに塗装時の塗り分けで対処しました。筆塗りだから無理してマスキングする必要もないですしね。



塗ります。今回は地球連邦軍の塗装で塗ります。
ティエレンはもともと人類革新連盟のMSでしたが、地球連邦軍に統一後は水色にリペイントされています。ガンダム00の第2期や劇場版に一瞬だけ連邦軍色のティエレンが映っています。ただし、指揮官型は映っていなかったと思います。が、一般型は既に作っていたので、まだ作ったことのない指揮官型を今回選んだ次第です。



塗料はいつもはモデルマスターを使いますがちょうどいい水色が無かったので、今回はファレホを選びました。使うの初めてです。
乾燥が遅いのか塗膜の湿っぽさが中々抜けませんでしたが、それ以外はあまり気になるところはなかったです。
塗膜が弱いという前評判はその通りで、割とすぐに角の塗膜が剥がれてしまいました。今回はごまかすためにチッピング処理をしましたが、扱いには注意が必要かもです。



はい出来ました。色合いのおかげで見かけの割に軽快な印象が。
弄ったところは特に無いです。



最近作るガンプラには必ず貼っている所属軍マークですが、困ったことに地球連邦マークのデカールを持っていません(というかアロウズ共々バンダイから発売されてすらいない)。
何も貼らないのは嫌なので、Earth Sphere Federationの頭文字"ESF"の文字を貼って対応しました。現実の国連軍でもUNの文字を表示しているので問題ないと思います。



左側のシールドにはシリアルナンバー。これも最近の作品には欠かせないマーキングです。例によって深い意味は無いです。



せっかくなんで脱線してしまいましょうw
所詮は架空の兵器なのだから作る人の好きにすればいいんだよ、という前提で話しますが、MSを兵器として考える場合に戦車の延長なのか航空機の延長なのかでマーキングの貼り方が変わってきます。私は航空機の延長として捉えています、その方がマーキングがかっこいいからw
じゃあ実際の航空機にはどんなマーキングがあるのよとなった時に思い浮かぶのが国籍マークと数字(おおよそ3桁)です。この2つを貼るとだいぶそれっぽくなるので、これは外せないのです。



航空機だと国籍マークが専用にデザインされているんですが、ガンダムの世界にはそういうのは無いそうなので普通に連邦軍のマークだのジオン軍のマークだのを貼っています。
この国籍マークは主翼の表裏と胴体側面左右の計4~6箇所に貼られていて、上下左右から見た時に所属が分かるようになっています。が、1つのガンプラに4つも貼るのはデカール消費量の観点から見て好ましいものでなく、仮に貼ったとしてちょっと主張しすぎなので、私は右肩1箇所に貼るだけにしています。

写真は趣味で飛ばせる飛行機ことCJ-6さん。中国の昔の練習機ですが、アメリカやカナダに渡って飛んでいる機体が相当数いるとのこと。趣味で飛ばしているんだからなんともまぁ・・・。
国籍マークは主翼の左右表裏と同体側面左右の計6箇所に描かれています。国や年代によっては主翼片面に1箇所(片翼)しか貼らない場合もあります。
ところで、この人民解放軍の国籍マークは今も使われているものなんですが、カナダの個人所有機が使っていてもいいんですかね・・・?まあ他の古典機も平気でアメリカやドイツや日本の国籍マーク付けて飛ばしてるんで大丈夫なんでしょうけど。



さっきと同じ写真を使いますw
次に数字ですが、これはシリアルナンバーの下3桁だったりモデックスナンバー(部隊内の整理番号)だったりいくつかあります。写真のいまいちパッとしない戦闘機ことカナダ空軍CF-100さんの数字はシリアルナンバー(18790)の下3桁です。私の場合はシリアルナンバー下3桁という設定です。今回のティエレンもそうです。
ちなみにラウンデルの左側の英字"RCAF"はRoyal Canadian Air Forceの頭文字です。カナダ三軍のうちどこに属するかを表すものです。当時は海軍も航空機もっていましたからね。ガンダムの世界だと地球連邦宇宙軍(E.F.S.F.)とかジオン突撃機動軍くらいしか無く、あまり掘り下げられていない部分です。無視していいでしょうw



カナディアン・スズメバチことカナダ空軍CF-18さんの尾翼。
航空機だと正式なシリアルナンバーは尾翼に書かれることが多いです。これの番号は188935です。カナダ空軍のシリアルナンバーの付番法則はよく分かっていないのですが、上3桁は航空機の型式(CF-18は公文書ではCF-188と書かれることがある)、下3桁が受領番号だと思います。
が、私は正式なシリアルナンバーはガンプラには貼りませんw MSにおいてシリアルナンバー全部を書けそうな位置は背中の腰くらいしかないです。見えない部分(=背中)は手を抜くのが信条の私は背中にデカールを一切貼らないので、正確なシリアルナンバーは作った本人もわからないのです。分かるのは肩に貼る下3桁だけ。数字デカールの使用量をケチる意味もあります。

尾翼の上部にある猫の絵は部隊エンブレムです。数字の410は飛行隊の番号で、これは第410戦闘訓練飛行隊です。
アメリカ空軍なんかだと所属基地の基地コード(英字2文字)も書かれています。これを取り入れるのもいいですね。

しかし低認識塗装は近くで寄って見ると地味ですね・・・。



今回は正面が寂しかったので適当な部隊エンブレムも貼りました。



いつものことですが背中はあっさりしたものです。



最後、機体中にベタベタ貼っている小さいデカール、コーションデカールについて。
これは整備士がメンテナンスしそうなところとか関節の可動部とか、それっぽいところに貼っています。要は想像力を働かせるのだ。コーションデカールはベルテックスデカールがとても便利です。おすすめ。
現実の戦闘機、特にこのF-16大先生のような最近の低認識塗装の機体は機体塗装に溶けこむように書かれています。私は作品の情報量を増やすためにコーションデカールを貼っているので、目立ってくれないと困ります。なので、明色系塗装には赤文字のデカール、暗色系には白文字のデカールを貼ります。
ちなみに、コックピット周りにあるレスキューパネルは今まで意識したことなかったです・・・。今後可能なら加えていきたいパーツですね。



再びCF-18さん。こいつってこんなに短足だっけ・・・?(F-15並のスラリとした脚を想像していたマン)
主脚カバーにコーションマークが書かれていますが、ちっちゃいです。正直、ベルテックスデカールの大きさだと1/144ガンプラにはオーバースケールだと思います。まあ無視するんですけどね。

よく貼るデカールはこんなところです。



逆に普通は貼らないよというデカールはあるのかというと、あります。型式名や機体名称のデカールはあまり貼らないです。MSで例えるとMS-06FやZAKU IIみたいな。
軍用機にはこれらは書かれない場合がほとんどです(例外については後述)。サンプルとしてDHC-5ことカナダ空軍CC-115 Buffaloさんにご登場してもらいましたが、機体のどこにもCC-115やバッファローと書かれていません。カナダ軍だけじゃなくて航空自衛隊やアメリカ空軍もそうなっています。
型式名のデカールを貼ると一見かっこ良く見えますが、実は痛いことをしているように見えてしまう・・・かもしれません。あくまで私の場合ですが。MSの時代には型式名を書くのが普通になってんだよ、となっているかもしれませんし。



上記の例外ですが、意外にもそれはアメリカ海軍です。
水平尾翼の真下に"T-28B"と書かれているのが読めるでしょうか?これがこの機体の型式なんですね。ちなみに1950年代に製造された初等練習機。
文字はちっちゃいですけど天下のアメリカさんが書いてるんだからなにも問題はないわけです(テノヒラクルー

面倒なんで写真は載せませんが、やはりアメリカ海軍のアクロバティック飛行チーム「ブルーエンジェルス」のA-4スカイホークには、機体名称"Skyhawk II"と製造メーカー"McDonnell Douglas"の文字が書かれているのをシアトルの航空博物館で見つけました。機体名と製造メーカーのデカールも貼ってええんや!ということですな。何でもありだなアメリカ海軍・・・。



ほかの例外としては実験機や試作機があります。これらには他に型式・名称・メーカーをデカデカと書いていることが多いです。
ちょうどいい戦闘機の写真がなかったんで代用しますけど(これはMSじゃなくて戦術機ですけど)、これは不知火・弐型の試作機です。左肩のXFJ-01bは型式名です。腰の跳躍ユニットにも型式名がデカデカと書かれています。逆に量産型にはこういうマーキングはないです。
なので、試作機・実験機であることが多いガンダム系の機体はこれらのデカールを貼っても違和感が少ないのです。むしろ積極的にRX-78-2 GUNDAMと貼っていくべき(?)。

まとめると、試作機はともかく量産型に型式名や機体名称のデカールを貼るのは好ましくないということです。
まあ、僕の場合あまりガンダム作らないから型式名デカールを貼らないというだけで、ガンダムを作ることになったら普通に貼ると思います。

ちなみにマーキングを明確に意識しだしたのはマブラヴシリーズの人型兵器「戦術機」を作り始めてからです。
右肩に国籍マーク、左肩にシリアルナンバーあるいは部隊エンブレムを貼るという決まりもマブラヴから。
マブラヴは結構私のプラモライフに影響を与えているんですよぉ?・・・そろそろ本編のゲームもプレイしないとなぁ。

・・・・・・

黒鉄重工のマーキング講座(選択 単位2)、今日はひとまずここまで。またやるかは知らんけど今のところ続きはない。
今回書いたことが正解とは言いませんし思ってもいません。上にも書きましたがプラモをどう作るかはその人次第なのです。ガンプラはどんな自由な発想で作ってもいいんだ。

えー、大脱線しましたがギャラリーは通常通りやります。

【HG】 ジンハイマニューバ2型 製作 完成

2015-06-17 23:40:13 | ガンプラ(アナザー)製作記

前回からの工作の続き。
コトブキヤの日本刀は短い方を選択。長刀だと地面と背面スラスターに干渉するんで。



機体とのアタッチメントはキットの物を使用。鞘をアタッチメントにくぐらせてパテで隙間を埋めてついでに接着させます。



塗ります。塗装は赤にしました・・・。

ハイマニューバ2型ってなんとなく忍者っぽいよな→忍者→ニンジャ→アイエエエエ!ニンジャ!?ニンジャナンデ!?

という連想ゲームの結果、ニンジャスレイヤーのような赤色に。
原作やアニメは拝見していないので細かいこだわりとかないです。普通に赤く塗っただけです。

塗装は筆です。エアブラシをカナダまで持ってくるのは無理だし、そもそも持っていないし。新しく買うということもないです。日本で買った方が安い、きっと。
塗るときは目玉クリップでパーツのパーツ裏のダボなど、どこかを挟んで持ち手にします。ド定番の方法ですね。



塗り終わりました。塗料はモデルマスターを使いました。やはり性能がタミヤやクレオスの水性塗料とは桁違いですね。高めの値段以外は文句なしです。
塗装を終えたらスミ入れをします。スミ入れはガンダムマーカーの拭きとりタイプでします。前にはエナメル塗料も使いましたが、なんだかんだこれが一番楽。



機体の情報量を増やすためにデカールを貼ります。コーションデカールが中心です。
スジ彫りなどの技術がなくても手軽に情報量を増やせるのでおすすめ。おかげでいつまで経ってもスジ彫り技術を習得できない。



デカールはベルテックスのコーションデカールをよく使っています。同じデカールがたくさん入っているので、おすすめ。
割と人気なようで、模型屋に行っても品切れなことが多いです。特に白字は汎用性が高いのでほとんど売り切れ状態。生産量が少ないだけかもしれませんが。見かけたらまとめて買っておきましょう。



私の模型製作の際のモットーは「見えないところは手を抜く」というもので、作業の効率化と時間短縮とかそんなもんです。
なので、コーションデカール貼りの際は背中になる部分には基本的にデカールを貼らないです。例えば背中のスラスターカバーには、前を向く片側だけにデカールを貼ります。
展示時には回転する台座にでも置かない限りは人に背中を見られるということはないですからね。もっとも、ブログに掲載している写真は背面のものも載せているので、アレなんですが・・・。



肩には国籍マークと部隊番号を入れます。右肩に国籍マーク、左肩に部隊番号を入れます。だいたいマブラヴの影響。
ザフトのマーク、見えねえなこれ・・・。ハイマニューバ2型は劇中ではテロリストによって運用されていたので恐らく国籍マークは外されていたと思いますが、これは一応ザフトの正規部隊の機体という設定なので国籍マークを入れておきます。



今回作るのは特定機じゃないので、部隊番号は余っていた番号を適当に貼りました。意味は無いです。



デカールを貼り終えたら、最後にクリアスプレーでトップコートを施し、塗膜やデカールを保護します。
両面テープを貼り付けた竹串にパーツを貼り付けていきます。



ポリキャップの穴やパーツの隙間にくっつけます。



ちなみに、カナダで買った竹串は日本のそれよりも若干太いので、ポリキャップの穴にテープ無しで挿して固定することが出来ます。



はい、完成。特になんてことのない、普通のジンです。
ちなみにジンはもう一機、D装備の機体を作らなければなりません。大型ミサイルのパーツだけあるんよ・・・。



カラースキームは通常のジンとは異なるパターンです。二の腕や太ももなども基本色で塗っています。



背面。デカールなんて貼らないよ。かなり手を入れた作品には貼るかもですが、この程度のものにならはりませんね。



シールド。



ピントあってねえな・・・。
モノアイには、おなじみのHアイズを入れてクリアパーツ化。裏にはラピーテープを仕込んでいるので、多少は光を反射して光るような感じになります。


こんなかんじでサクッと完成させました。このような調子で1~2ヶ月に1個のペースでゆるゆる作れたらいいなと思います。
今回は解説をやや詳しめに書いてみましたがどうだったかな?中途半端なだけかな?ブログアクセスの上位に毎日のように艦船プラモのページがランクインするもんですから、ちょっとそこら辺意識してみました。たぶん艦これで検索していた人がうっかり迷い込んでしまったんだと思いますが・・・。
ギャラリー用の写真撮影はするかもしれませんし、しないかもしれません。ちょっとどっちにするか考えています。三脚がないものでね。

おしまいです。

【HG】 ジンハイマニューバ2型 製作 その1

2015-05-28 21:46:21 | ガンプラ(アナザー)製作記

2週間くらい前、家のインターネット回線が一週間くらい接続できない状態が続いていたんですが、その間暇で仕方がなかったんで日本から密輸持ち込んできたプラモデルを組み立てることで時間を潰すことに。
「まさかプラモ作ることなんかあらへんやろ」と最低限の道具だけ持ってって本当に作ることになった一回目の渡加と違って、今回は一式装備していきました。小学生から使っているカッターマットも一緒です。



作るのはこちら、HGジンハイマニューバ2型。もっとなにか無かったんかいという感じですが、自宅に積んであったのを優先して持ち込んできているので、仕方ないです。昔の私に文句言ってください。SEED、00の量産型が作りたかったんよ。今もですが。
まあ、普通にほぼ素組で作っていきます。一式持ってきたと言ってもフル改造できるほどの道具や資材はないです。素組みするには十分な一式装備です。



後ハメ加工は施しておきます。上腕を肩の装甲に後ハメできるように軸受けを加工します。下のほうが加工後のやつですね。
内径よりコンマ数ミリ短く切断します。こうすることでこれが返しになって一度はめるともう外れなくなります。
後ハメがきちんと出来るか確認しながら軸受けを削っていきます。現物合わせになりますね。
これをやると塗装の手間がかなり軽減されますが、組立後のパーツの固定力が低下するのが欠点ですかねえ。



ハイマニューバ2型独特の装備が日本刀ですが、これはあらかじめ購入しておいたコトブキヤの市販パーツNW-32日本刀に置き換えようと思います。
これ、日本刀によくある鞘への収納ギミックをオミットして抜刀状態と収納状態で別々のパーツを付けています。
これは却って納刀時に刀身の塗装剥げの心配だとかそれを防ぐためのクリアランス稼ぎの加工だとかが必要ないんで、面倒くさがり屋な自分には大助かりのパーツです。こういうの待ってたんだ。
長刀と短刀の2種類が付いてきますが、どれをどう装備させるかはまだ迷っています。短刀と言ってもキット付属の日本刀と同じくらいの長さがありますし、2本携帯させることもできるのでいろいろ考えてしまいますね。



フロントアーマーは左右一体になっていますが、真ん中で切断することでそれぞれ独立して可動できるようになります。あらかじめパーツにつっかえが付いているので、切るだけで大丈夫。もう切ってくれって言っているようなもの。
脱完全素組をするにあたって、たぶん一番簡単な加工です。やや乱暴になりますがニッパーでも出来ますしね。



胸と胴のパーツも後ハメできるようにします。胸パーツにある軸受けを肩アーマーと同じ要領で削っていきます。
胴側のダボもはめやすくするため背中側の方を1mmくらい短縮しました。

次回は残りの加工とか塗装とか。完成まで行っているといいね。


つづく

【HG】 M1アストレイ 製作

2014-07-21 22:59:51 | ガンプラ(アナザー)製作記

最近は一周回ってSEEDの機体がかっこよく見えてきてるので、そのプラモを作りたい欲が出ています。
というわけなんでM1作ります。テレビ放映から10年経ってリマスター版発売を機にHG立体化されました。



何箇所か後ハメが必要なので後ハメ加工をば。
膝装甲部はいまどきのキットには珍しく漢らしいモナカ割・・・。
スネの赤いパーツを後ハメ化します。



アンクルアーマーに穴を開けて、後ハメできるように。



足裏の一部とバックパック、腰の肉抜き穴にパテを埋めました。



スラスターウィングのダボ穴を取り除いて後ハメ化。



膝関節の下側を切り取って後ハメできるように。



はめるとこんな感じ。返しをつけているのではめたら取れないです。



アンテナはシャープ化しました。



頭部のフェイスは奥まっていると思ったので、1mmプラ板を挟んでフェイスを前に押し出しました。



いい感じになったと思います。



スラスターのハードポイントはモールドパーツを付けました。
プレイバリューを上げるために付けられたプラモ独自のものではなく設定画にも描かれている公式なものですが、かっこ悪いので埋めました。



腰の装甲のハードポイントもダサい上に設定画にもないので埋めます。こちらは適当なランナーから取ってきたプラ棒とモールドパーツを使って着脱できるように。

やっぱりこんな感じの工作をしていると楽しいですね。完成はギャラリーにて。

【1/100】 ガンダムエアマスター製作 その1

2013-12-04 23:22:27 | ガンプラ(アナザー)製作記

今回作るのは、「ガンダムX」に出てくる1/100ガンダムエアマスターでござい。
ガンダムXの1/100シリーズを作るのは今回が初めて・・・ということで大きく手を加えずてきとーに作ろうと思います。



特に何もしない。素組みです。



ミサイルのノズルに市販パーツを入れました。



手のパーツがポリキャップの最中割りになっていて、さすがにこれは見過ごせないなと思ったのでビルダーズパーツのハンドパーツに差し替えることにしました。
Xのモビルスーツは小さめなサイズなので、1/144サイズのハンドパーツを使用しました。



こんな感じで、無加工でバスターライフルにフィットしました。しかし、ボールジョイントのサイズが小さくて合わなかったので、ボール側を太らせることにしました。


そんな感じで、次は完成です。

HG アストレイブルーフレーム・フルウェポン製作 その2

2010-10-31 22:13:20 | ガンプラ(アナザー)製作記
暇だった今週の休みは、土曜日は黙々とアニメの消化を、日曜日は部室に遊びに行きました。
その合間にはガンプラもいじってました。


いまさらですが、今回作る機体の絵。
そうそう、Bクラブのレジン、そんなに高くなかった・・・けどまあいいです^^;

今回スクラッチするのは背部ミサイルランチャー、背部バズーカラッチ、それらをマウントするバックパック・・・。
と、追加武装オンリーですので、最悪逃げることもできる仕様w
あとはフットミサイルとバズーカを前回作ったジンから流用します。
というか、あのジンはブルーの武装を供給するために買ったというのが本音で、機体本体はまるまる余剰パーツです。その余剰パーツを組み上げて完成させたのがあのジンです。イライジャ(´・ω・`)カワイソス



スクラッチするとこのパーツがまだ無いので、まずは流用パーツの調整をば。ジンのフットミサイルをブルーに装着できるようにします。
ブルーのモールドに合わせてミサイルのハードポイントを製作。穴開けただけですが。ただ、穴開けただけだと中が覗けてしまいかっこ悪いので、プラ板で裏打ちして塞いで、ノーマル時での見栄えも確保。
左が施工前、右が施工後です。それっぽく見えますかね?



で、ミサイル付けるとこんな感じ。ただ、モールドに沿って穴を開けた結果、発射口が若干下を向くことに。



シールド裏に装備されているミサイルは市販パーツからそれっぽいのをかっぱらって、羽根を付けました。

さて、楽チンなところはやってしまいました。ここからが鬼門だぜぃ・・・。