中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 256 HOJOKI

2012年12月04日 18時42分55秒 | 日記
   

   下鴨神社。
   「糺の森」に囲まれた、世界遺産。
   鴨長明はこの神社の神事を統率する神官の次男として生を受けました(1155年)

   
   こちらは「加茂みたらし茶屋」下鴨松ノ木町・・・にあります。
   道路を挟んだ向かい側に教え子が「動物病院」を開業しています。
   大変お世話になっています・・わが家から遠く・・・車で一時間半!
   余談でした。

   さて、このみたらし茶屋。みたらし団子はこちらが元祖らしいですね。
   糺の森のみたらし池にわき出す水の泡の形を取って作られたと言うことですが。
   甘辛いたれの好ましい口当たりが、食欲を誘います。
   お団子の練り加減ゆで加減もさすがの手練。ぜひお召し上がりを・・・
   余談でした。

   さて、方丈記。
   方丈の間・・・つまり「庵」は四畳半の方丈で、この庵で書かれたので方丈記!そのママや(^-^)
   当時の「戦火」「天災」「饑饉」・・・様々を直接経験した長明。
   この世の「無常観」とはかなさを実証していると言うことでしょうか。

   私は全部を読破したことはなく・・・多くを語るのは気が引けます。
   知ったかぶりになってしまいそうです。
   そんな訳で、何かに付けてご紹介までになってしまうのです。
   今回もそんな訳で・・・英訳されている、冒頭部分のご紹介を。
   

      The flowing river never stops
     and yet the water never stays the same
     Foam floats upon the pools,
     So it is with man
     and all his dwelling places
     here on earth.

   今の時代も「世紀末」の様相を呈し。無情と無常を深く感じます。
   先のことは考えない「今日」が過ぎればいい!
   明日のことは明日になって考えよう・・・こんな思いが年々強まります。
 
   年齢のせいかなあ・・・・??
   いかん!いかん!まだまだこれからや!
   何か世の中の役に立つこと、人様に喜んで頂けること・・・考えなければ!

   方丈記はそんなことを物語ってくれました!

   皆様ご訪問ありがとうございました・・・・

   

   



   
   

   
コメント
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