せっかくですから、「茶事の」懐石について!
今回お招き頂いた「茶席開き」の献立をのせてみたいと思います。
ご亭主「H・T」さんがfbにアップなさった写真をお借りしました。
内容は下記に
*向付 伊勢海老の昆布締め 菜種 人参 山葵
*汁 合わせ味噌仕立 (玉子豆腐・桜麩・芹)坪々に(赤白柿なます)
*煮物碗 帆立貝山吹寄せ(椎茸・三つ葉・人参・木の芽)
*焼物 筍の木の芽田楽
*預鉢 車海老 新ジャガ 百合根団子 穴子煮 若布 木の芽
*強肴 ミル貝のぬた和え(ミル貝・菜の花・松の実)
*箸洗 春蘭 この後の字が判読出来ません
*八寸 タラの芽味噌漬け 白魚 花びら百合根
*香の物 沢庵 赤カブ 壷漬け
このように出される順番が決まっています。
料理の内容は「季節感」を重視。折々で材料を吟味します。
日本料理の原点は、この「茶懐石」であると言われています。
これだけの懐石の用意。お菓子の吟味。
そして様々なお道具の用意。路地の設え(雨の日はまた別の用意が必要)
夏は涼しく、冬温かくのご配慮。
ご亭主の心配りを思えば「有難う「ご立派です」「作者は?」「ご銘は?」
とお尋ねするのが「礼儀」だと分かりますよね!
「褒めねばならない!」などと、間違った解釈がまかり通っていることが残念!
格式張ってる!古くさい!・・・だからこそ「よいのです」「奥深い」のであります。
流れるように、滞りなく終われば「一陣の風」が心を吹き渡り、爽やか!
心からの「感謝」と「礼」が自然にわき上がってきますよ!
ああ!楽しかった!^-^
さて、春ですね!
道すがらに咲いている花をお借りしました。
麗しい時の花 「ほのか」
↑ 鉄線が早くも蕾を持っていました・・・早くない?
皆様ご訪問有難うございました・・・・・・