先の同窓会・・カラオケで「川は流れる」を歌いました。
なんと・・・90.625という高得点・・・え~~!
この歌は昭和36年に発売されて大ヒット! 当時私は、歌謡曲が大好きな中学一年生。
ラジオで・・・流れる歌を聴きながら必死で「歌詞」を書きとめ、メロディーも頭にたたき込んだものでした。
この歌に関して何か思い出が・・・いえいえ「なんにもないのです」
ただ、歌い出しの「病葉」(わくらば)という言葉。耳新しく妙に気が引かれたのです。
病葉・・・は病気のため変色した葉。夏に赤や黄色に変色し垂れたり縮まったりした葉のこと、とか。
1)病葉を 今日も浮かべて 街の谷 川は流れる
ささやかな 望み破れて 哀しみに 染まる瞳に
黄昏の 水のまぶしさ
2)思い出の 橋のたもとに 錆び付いた 夢のかずかす
ある人は 心冷たく ある人は 好きで別れて
吹き抜ける 風に泣いてる
3)ともし火も 薄い谷間を ひとすじに 川は流れる
人の世の 塵にまみれて なお生きる 水をみつめて
嘆くまい 明日は明るく
中曽根美紀のエキゾチックな顔立ちと、ハスキーな歌声に魅了された少女は
歌の意味は深く分からず、でも、今でも3番まで暗記していると言う心入れ!
今、歌えば「哀しみを乗り越えて生きんとすなり」が柔らかくしっとりと伝わって来ます・・ええ歌やなあ!
さて、さて、この歌の主役は「川」ですね!
鴨長明の「方丈記」・・・唐突ですが思い出したのです。
冒頭は学生時代に覚えました。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、
かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。
世の中にある人と、栖(すみか)とまたかくのごとし。
翻訳され世界各国に紹介されているとか。
賀茂神社の神官の子として生まれた鴨長明。本名は「かものながあきら」
この紹介は長くなりそう・・・すみません。勝手ながら・・・また明日に!
皆様ご訪問有難うございました・・・・