Shirley's Sounds/Shirley Scott
(Prestige 7195)
(Prestige 7195)
オルガンジャズは、ジャズファンが”ねこまたぎ”的に軽視し続けたジャンルだと思います。自分は結構好きで、大御所ジミー・スミスをはじめこのシャーリー・スコットなど比較的多く所有しています。
ということで本日はシャーリー・スコットのプレステッジ盤です。オリジナルの黄黒レーベルでBergenfield, NJがプリントされています。音、カバーの質感ともにすばらしいです。スコットはスタンレー・タレンタインの奥方としても知られていますよね。ジャケも black beautyと言うべきスコットの顔が大写しになったものです。
スコットは他のオルガン奏者と異なり、bassistをいつも加えています。要するに自分でベース音を出していません。ここでも、George TuckerとGeorge Duvivierがサポートしています。サマータイムやバイ・バイ・ブラックバードなどスタンダードを中心に彼女のスタイルを堪能できます。
日本では特にオルガンジャズ自体を敬遠する傾向がありますが、プレステッジ盤もインパルス盤もなかなかですよ!一度聴いてみてください。
最初は何から聴けばいいのでしょうか?
通常、オルガントリオではオルガン・ギター・ドラムの編成がお多いのではと思います。それ以外はホーンを加えた編成のものでだいたいこの2つのタイプがあると思います。
王道があるとすれば、なんと行ってもBNに吹き込みの多い、Jimmy Smithでしょう。トリオでは初期の1500番台やcrazy baby等が前者、Sermon, house party, plain talkなどがホーンを加えたものの代表でしょう。verve時代になるとwes montgomeryとのDynamic Duoもいいですよね。ビッグバンドがバックですがとてもファンキーですよ。
他にもprestigeやargo等にもオルガンジャズはおおいですがいわゆるコテコテものが多くR&B色が強くなり、好き嫌いが出ると思います。
まずスミスを2.3聴いてみるが良いと考えます。
Jimmy Smithをちょっとせめてみます。聴いてみた感想は、blogに掲載しますね(^^)v
最初はホーンが入ったcomboが聴きやすいかも。
コメント楽しみにしています。
ただ、シャーリー・スコットよりは、ジャック・マクダフ、リチャード・ホームズなどの強烈な左手を持つ人が好みですね。
ジミー・スミスは、BNの1500番台のプレイですと、「何もオルガンでやらなくっても...」と思ってしまうほどパウエル的ですね~
なので、個人的には4000番台のプレイの方が好きです。
自分も、サックスではアモンズ、コブ、サム・テイラー、ウィリス・ジャクソン、タレンタインなどこの系統がすきですね。オルガンでもジョニー&ジミーの両スミス、マクダフ、パターソン、ホームズ、ウイレット、パットン、ローチなどアーシーでいいですね。スコットは左手少ないかも?ベース奏者つきが多いですから・・・またオルガンも追々UPします。
何と言ってもジミー・スミスですね。下記が一番好きです。
http://blog.goo.ne.jp/67camper/e/6c26ee02925347f7cf3cd539c27c1816