Wilbur De Paris Plays Cole Porter/Wilbur De Paris
(Atlantic 1288)
(Atlantic 1288)
いつもモダンジャズばかりを聴いていると、たまにはスウィング、デキシーもいいものです。基本的には得意じゃないので、所有盤は多くないですが、カバー的にも大好きなWilbur De Parisの一枚をアップいたします。
メンバーはWilbur De Paris(tb, vtb), Sidney De Paris(cor), Doc Cheatham(tp), Omer Simeon(cl), Sonny White(p), Lee Blair(banjo), Hayes Alvis, Bunnie Moten(b), Wilbert Kiirk(ds, harmonica)といういかにもデキシーという編成です。モダンジャズファンには自分を含めて馴染みのない名前が並んでいますがウィルバーとシドニーは兄弟ですよね。演奏曲はモダンジャズファンにもお馴染みのコール・ポーター集ですのでそれなりに楽しめますよ。サイドAでは"Begin The Beguine", "Love For Sale"、サイドBでは"I've Got You Under My Skin", "I Get A Kick Out Of You", "Easy To Love"などデキシーでやるとこんな感じと認識できる筈です。そしてA-1, オーラスに2度にわたり"It's Alright With Me"が配されています。これが録音を終えたリーダーの気持ちを表しているようでシャレを効かしているようにも思えます。
所有盤はアトランティックのオレンジ&パープルラベルのモノ盤です。何と言っても、マンハッタンにかかる橋をバックにスクーターにまたがったウィルバーを捉えたショットが好きで、ついつい眺めてしまいますね。
Docってそんなに古い方だったのですね。
いや~、浅学の極みです。トランペットも結構、力がはいりますものね。それで90才でもふけるというのはやはりコツなんでしょうね。
ギターも最初は指が吊りそうになりますものね。コツをつかめば力が要らなくなると言うか・・・。やっぱり最初は力が入らなくてもいいところに力を入れているのでしょうね。
力を抜くというのは難しいですよね。入れるのは簡単ですが・・・。
高齢でもふけるのは、力みがないからに違いないですよね。