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Finger Poppin'/Horace Silver
(Blue Note 4008)
(Blue Note 4008)
おそらくブルーノートの看板プレイヤーとなると、アート・ブレイキー、オルガンのジミー・スミス、そしてピアノのホレスシルバーの3人ではなかろうか。スミスは別として、ブレイキーとシルバーは特にBN1500番台の屋台骨の働きをしたプレイヤーですよね。ジャズメッセンジャースは勿論、他人名義のアルバムのリーダー盤でも共演は頻繁に見られますよね。ところが、この4000番台に入るあたりからシルバー、ブレイキーともに固定メンバーとなり二人の共演はみあたりませんね。そして、本日主役のシルバーはミッチェル、クックをフロントに配したグループとなって行きます。この2人をフロンス据えて初めて録音したのが本日アップのFinger Poppin'です。
メンバーはBlue Mitchell(tp), Junior Cook(ts), Horace Silver(p), Junior Cook(b), Louis Hayes(ds)のレギュラークインテットの初レコーディングです。このあとが人気の高い"Blowin' The Blues Away"ですし、後のシルバーグループの活躍を予感させる溌剌としたプレイが聴けますね。急速調のジャンプナンバー(A-1:Finger Poppin', B-1:Cookin' At The Continetal)、ラテンフレイバー(A-3:Swingin' The Samba)、グルービーなミディアムテンポ(A-2:Jucy Lucy, B-2:Come On Home)、バラード(B-3:You Happened My Way)、ピアノトリオ(A-4:Sweet Stuff)とシルバーのグループのサウンドカラー全部を一気に表明した構成です。 シルバーのきらりと光る哀愁を帯びたテーマ、フレーズには唸りますね。バラードデ冴えをみせるミッチェル、グルービーなクックも好演ですよね。
所有盤はBN、47 WEST 63rd NYCのモノラルオリジナル盤です。車から手をふるシルバーの表情が晴れやかで大好きです。
ご無沙汰していますが、お元気そうで何よりです。今度、フラッシュにお邪魔したらマスターにこのブログの存在をおハナシしても良いですか?
Cookin' At The Continetalのぞくぞくするようなスピード感は凄まじくかっこ良かったっす。
そんなこともあってHorace Silverはほんと好きです。
ひとなつっこい彼の笑顔もとても良いです(笑)
オリジナルですか、イイナァ~!
>ご無沙汰しています
ってことは面識のある方ですか?
昨年だったかな、新潟にお邪魔した解くフラッシュに行きました。そのときにマスターにはアドレスを伝えたんだけどなぁ・・・。忘れちゃったのかなぁ???
もし行かれましたら、是非教えといてください。
宜しくお願いいたします。
やっぱり皆さんこのレコードは好きなんですね。Blowin'~の陰に隠れていますが、自分はこのCookin' At The Continetalが好きなんですよ!
このカバーがまた好きでねぇ・・・
オリジナルなんでしょうかねぇ。いまいち良くわかっていないBNです。両溝とかRとか、いろいろあってチンプンカンプンです。まあ、モノラルなので初期盤なんでしょうけどね。