67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

ソニクラ、トミフラがバックとなれば放っておけないよね!

2011-09-13 03:46:39 | jazz & vocal

Stan "The Man" Turrentine/Stanley Turrentine
(Time ULS-1808-V Jp.reissue)

 アーシーな味わいのテナー奏者タレンタインのプレイは同年代のウェイン・ショーターやジョー・ヘン,アーチー・シェップ,アルバート・アイラーなどフリージャズ,新主流派などと呼ばれるテナー奏者とは一線を画した存在であり、むしろ伝統的なホーキンス路線のスタイルにファンキーでソウルフルな味わいを加味したプレイが印象的です。個人的には奥方シャーリー・スコットとのアルバムやギターのケニー・バレルのミッドナイトブルーでのブルージーなサックスプレイが頭にこびりついておりフェイバライトテナープレイヤーの一人です。本日は,マイナーレーベル,タイムに吹き込まれたスタンレイのワンホーンアルバムをアップしますね。

 スタンレイについてはこのぐらいにして,ここでは主役を支える,いや完全に主役を食っている2人の名ピアニストに注目です。有名なブッカー・リトルのタイム盤というのがありますが、この盤ではケリーとトミフラでしたよね。そしてこのスタンレイ盤ではソニクラとトミフラが活躍します。この3人,ハードバップを代表する3人ですよね。ソニクラとケリー,ここでもぶつかってて,ジャズファンとしては常にライバル視(本人達は恐らくそんな気はまるでなかったと思うのですが・・・)してしまう感じがします。日本のジャズメディアやファンのクチコミで広がったであろうバトルですよね。やや端正なトミフラと独特の粘りのあるサウンドとフレーズが特徴のソニクラ、両者ともスウィンギーで申し分なしですね。ベースはGeorge Duvivier、ドラムはMax Roach、ソニクラのタイム盤のトリオと同じ編成です。悪い訳ないよね。

 所有盤はテイチクの1800円、廉価盤です。収録曲は割愛しましたが2人のこのジャズそのものというピアノが聴ければ充分ですね。楽しめますよ!


やっぱり降られた!恒例の雨中野営

2011-09-11 13:00:47 | キャンプ

 もう「恒例の雨キャンプ」としか言いようがありません。金曜日の日中は凄い曇天で午後になって通り雨のような激しい雨が降ってました。とは言っても雨のキャンプの作法もメンバーは熟知していて,最近は「ヤメる」という選択肢は我々にはありません。夏休み前からの日程調整で9.9(金)としたのに,やっぱり降られました。これで3回連続の雨キャンプです。すなわち,コールマンへキサLタープの3回連続登板です。後始末は面倒ですがもう成り行きです。

 

 出かける時にもドン曇り。設営,料理の時間には幸い降られずにおいしいアウトドアメニューをいただきました。上はキャンプ料理の王道,ダッジ料理です。12インチのDOでは丸鶏の丸焼き,別の10インチDOではもどり鰹の炊き込みゴハンです。

 

 そして定番の練り物鍋、やまけんさんが調達してくれたステーキ,牛タタキと久々にたらふく食いました。

キャンプファイヤーを囲んで飲めや歌えやとなったところでポツポツと来始め,全員タープ下に移動です。激しい雨は降ってはやみ降ってはやみの繰り返しでした。時折,タープにたまった雨水をドレナージしないと倒壊のリスクがありますからね。前々回には柔なサイドのポールがへし折れ倒壊した教訓が生きています。

 翌朝まで,結構降りましたね。朝にはあがったのですが気温もグングン上昇,蒸し暑い朝です。おかげてテントやタープは干すことができましたので、帰宅後の後始末は楽でした。まあ,懲りないメンバーが揃ってますから晩秋,紅葉の頃にまた計画するんでしょうね。雨でも風でも槍でも弾でも,この際,何でもきやがれって感じですね!

PS:最近は奥さん用にNBを購入し,急速に水冷VW化が進行中のRUNさんのバナゴンです。購入後,とうとう日の目を見るようになったオーニングです。このキャンプで初の設営をしたところです。屋根のサイドレインモールについたシャッター戸袋のような箱からこれが出てくるんですよ!すげえ。自分のキャンパーからだと約10年経過した姿がこれです。VWキャンパーの進化の過程がよくわかります。何よりも,設営完了で満足そうなRUNさんの満面の笑顔がいいですね。


久々のキャンプなのに、また雨か!

2011-09-09 00:00:01 | キャンプ

 今日は金曜夕方から行われる久しぶりの葉山村キャンプなのに・・・,またしても雨予報です。おまけに台風まで近づいてきやがる。今年は,なんか台風が多くない???夏休み前から計画したキャンプなのにまた雨とは・・・。とほほです。誰だ!雨男は?。日中の残暑は厳しいとはいえ,朝夕はめっきり涼しくなって来ましたね。せっかくいい気候のもと楽しいキャンプナイトがおくれると思っていたのに・・・。無念です。仕事が跳ねてから,準備して出かけます。設営すれば、後は雨だろうが風だろうが何とかなってしまうものなのですが・・・。

 


ORの”Rader Pocket Cap”がお気に入りです!

2011-09-08 04:06:53 | ファッション

 陽が落ちると少し涼しくなっていよいよ空冷ワーゲンとキャンプの季節です。アウトドアが楽しくなる季節です。今年手に入れたスグレモノキャプがこれです。アウトドアリサーチ(Outdoor Reserch)のRader Pocket Capです。

 夏場も日射しを避けるためにはやっぱりブリム(brim, ツバ)が絶対必要ですが,これをポイとポケットに入れる時にはこのツバが邪魔になりますよね。ここに最初から折り目をつけて、簡単にフォールディング出来るようにしたところが素晴らしいです。素材も速乾性なのはアウトドアユースには当然ですよね。後ろに輝くORのロゴもいい感じですね。

 最近,愛用の一品です。


これもアニタの傑作ライブだろうね!

2011-09-06 21:20:15 | jazz & vocal

Anita O'day At Mister Kelly's/Anita O'day
(Verve MV2550, jp reissue)

 アニタの傑作ライブと言えば、真っ先に思い出すのが「真夏の夜のジャズ」のスイート・ジョージア・ブラウンのライブパフォーマンスですよね。このジャジーなボーカル映像を凌駕する映像をじぶんは見たことがありません。この映像を含めてアニタのライブっていうのは特別な味わいがありますよね。本日アップのシカゴのミスターケリーズでのライブもピアノトリオをバックに器楽的なアニタ節を思う存分に披露してくれる一枚としてファンには忘れることが出来ない一枚である筈です。

 録音は1958年4月で前述の「真夏の~」と同年の録音です。もっとも円熟の境地に達したアニタのライブパフォーマンスですから悪い訳がありません。伴奏陣はJoe Masters(p), Larry B. Woods(b), John Poole(ds)のトリオです。録音状態もよくって,自分の盤はポリドールの再発盤ですが、ベースの音の生々しさは特筆ものです。グイグイと引っ張って行ってくれるミディアムスウィングのナンバーでのパフォーマンスが圧倒的ですね。演奏曲も"But Not For Me", "It Never Entered My Mind", "Tea For Two", "Have You Met Miss Jones", "Star Eyes", "The Song Is You"など尾馴染みの選曲もライブにはもってこいの選曲であったに違いないですよね。

 もし,お聞きになっておられないのなら、ぜひトライして欲しい一枚ですね。モノクロのアニタを大写しにしたカバーも極めて魅力的ですね。


ペンタックスSVで子供のソフトボールを撮ってみた!

2011-09-04 21:32:55 | フォトライフ

 ノロノロ台風のおかげで紀伊半島はエラいことになっていますね。気の毒でかける言葉もない感じですね。高知はこの台風が最初に上陸したんだけどほとんど被害なしって感じです。我が家にとっては長男のソフトボールの試合が順延になったおかげで最初で最後の公式戦観戦となりました。

 4日(SUN)は曇り空ですが,台風一過の蒸し暑い一日でした。日射しが出ると相当に暑くて観戦も楽じゃないですね。長男は中学校に入ってソフトボールをはじめたこともあり,未だに13番を付けての試合です。試合は2試合ともコールド勝ちで、愚息もチェンジアップをセンター前に技ありのヒットを打って家族の応援にこたえてくれました。

 活躍を写真にとってやろうと135mmの望遠を付けてペンタックスSVを持って行きました。途中でミラーが戻らなくなり,19枚目で撮影は中止となってしまいした。勿論,こんなこともあろうかとキャノン50Dを持参していましたので全く問題なしです。でもアナログのB&W写真は味があっていいですね。ますます好きになりました!


初めてのスマートフォン,INFOBAR

2011-09-03 16:11:43 | Weblog

 自分はデジタル機器があまり得意じゃありません。音楽だって未だにレコードがメインだし,PCはもうサポートがなくなっているe-Macなんて言うデスクトップ機を使ってます。カメラもアナログ併用でモノクロ自家現像を相変わらずやってます。携帯電話も,3-4年前からソニー・エリクソンのサイバーショット携帯を使っていたんですが,これが何とも相性が悪く充電もフルにあるのに電源が落ちていること数回で,結局何の変哲もないiida lottaを使っていました。

 「移動先でもインターネットにつなぎたい」この思いは以前からあったのですが、どうもPowerBookを購入するところまでは行ってませんでした。(古くからのMacファンなのです。)でスマートフォンとなると,iPhoneに行くのがお決まりコースなのですが,ソフトバンク電話網の未熟さや,ちょっと見せてもらった時の小さい画面は老眼の自分にはきつ過ぎると思い込んでいました。

 AuからもAndroid機が充実して来て,出て来たのがこのINFOBARです。結構おしゃれなiidaのデザインに心惹かれるものが有ったのですが,とうとう購入してしまいました。まだ良くわかっていませんが,すこしづつ勉強して使えればなんて思っています。どうなることやら・・・。


サイドメンと選曲にも注意を払いたい初期のガレスピー盤

2011-09-01 21:47:04 | jazz & vocal

The Champ/Dizzy Gillespie
(Savoy MG 12047)

 ジャズ史上においてトランペッターの歴史を紐とくと,避けて通れないのがサッチモとマイルスであることは誰もが認めるところだと思います。マイルス以降のハードバップ期にキラ星のごとく出て来たブラウニー,モーガン,バード,ミッチェル,ハバードといったところが個人的には好きなのですが,マイルスとサッチモの間を埋める大スターがガレスピであることも忘れてはなりません。マイルス以降のトランぺッターの規範となったのもガレスピーに他なりませんよね。本日は,このガレスピーの初期の51-52年の録音を収録した「The Champ」をアップいたします。

 ガレスピーの若々しいトランペットプレイもさることながら、後にビッグネームとなった多くのジャズジャイアントの初期のプレイが楽しめる好アルバムです。サイドメンとしてながあがっているのはJJ.Johnson(tb), Bud Johnson(ts), Bill Graham(as, bs), John Coltrane(ts), Milt Jackson(vib, p), Stuff Smith(vln), Wynton Kelly(p), Percy Heath(b), Art Blakey Bernie Briggs, Al Jones(ds)といったところがクレジットされています。ガレスピーはサッチモ同様に渋いボーカルを聴かせますが,Joe CarrollやMelvin Mooreと言ったボーカリストも大活躍してくれるのが楽しいですよね。A面では自分の名前をとった"Birks Works"をはじめ, "On The Sunny Side of The Street", B面では"Tin Tin Deo", "Stardust", "THey Can't Take That Away From Me"等の好選曲もうれしいところですね。録音は古いですが,音の悪さは感じることはほとんどないサウンドです。初期のガレスピーを充分に楽しめる一枚だと思います。

 所有盤はサボイの赤ラベル,モノラルオリジナル盤です。ガレスピー、さすがジャイアントと思わせる一枚だと思います。