Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

時は流れて 望郷の念はありしか

2011-09-05 06:39:51 | のんびり歩いて
 “ ようこそ秋田 おかえり秋田 秋田で元気に! ”の小冊子が同封された【 ようこそ秋田移住促進会議 】からの郵便物が届いた
これは 秋田県からの営業委託を請けて活動している所謂非営利の民間団体からのようである
秋田県は年間1万人ずつ減少を続ける人口問題が難問のひとつになっているのです いわゆる過疎化なのでしょう
そこで 秋田県の出身者の帰郷を促進し地域活性化を図ろうと言うのであろう
この促進会議の会長は荒谷紘毅さんという方で なんと高等学校昭和38年卒であるからワシと同級生なのだ
そこで定年退職世代のシルバーエイジに送りつけたのであろうか
 《 何処そこ出身である 》…この何処そこ出身の定義が難しいといつも思うのだが 一般的には生まれまれ育った土地と言うのであろうか
そういえば 秋田で生まれて高等学校を卒業するまでの17年間を家族とともに生活したのであるから秋田出身であると言えるのかもしれない
あるいは東京での大学生活そして卒業後の研修期間は 人生のかなり長い時間を費やしたのだから 東京出身と言えなくもないのかと
そして独立した生活を送った25年間の千葉県もまた出身地と言えなくもないだろうかと
 青雲の志を胸に世界に活躍の場を求めた者に 出身地があるのかないのか或いは必要なのであろうかとも思うのだけれど
まぁ現実的には秋田に移住することは有り得ないし 余程の機会がなければ訪れることもないだろうなぁ
 鮭の母川回帰率は1%に過ぎないと言う
ヒトも皆 出身地と言うより 故郷とか古里といったものを『 懐 』のなかに密かに大事に暖めているのであろうか
 

 
    子どもの頃ワシもこの中の独りであった 笛と太鼓のリズムはサンバのように思えたのでした