風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

イギリスの田舎を歩く★フットパスの楽しさ

2005年04月23日 | 2005年コッツウォルズ母娘旅
 パブリック・フットパスは歩行者専用。人が歩いているマークと目的地が記された道標を道端でよく見かける。これがフットパスの入り口。地図にある決められたコースだけが、私有地に入り込むことが許可されている。道が分かりにくい時は、人の歩いた形跡をたどればいいのだ。横道にそれてしまったとしても、また新たな発見があったりして楽しい!

 カッスル・クームの村を流れるバイ・ザ・ブルック川。水の清らかなことに驚くばかり!川に架かるこの小さな橋を渡ると、すぐにフットパスの入り口がある。さっそく歩くことにしたのだが、前の日に雨があったらしく、道がぬかるんで大変だった。黒皮製のウオーキングシューズだったからたまらない。つるっと滑り、何度も転びそうになった。(長靴が必要だと痛感)

 「うわあ!やっちゃった!!」
とうとう転んでしまった。
「お母さんはこれ以上歩けないから、この道はパスするね」
まだ、歩きはじめだったのだが、一般道にすることに決めて引き返した。川岸で泥を落とすことにして、ジャバジャバ洗っていたのだが、水が濁ってもすぐに澄みきってしまう。よどみのない水の美しさにしばし感動!!

 「汚れちゃったね!」
しばらくして娘も戻って来た。
「こんな緑地を求めていたんだ!ここはいいところだね!!緑を背景に入れて、写真撮ってくれる?ねえ、お母さん!」。
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☆☆カッスル・クームの愛らしい花たち②☆☆

2005年04月23日 | 2005年コッツウォルズ母娘旅
 娘との今回の旅は、ツアーを利用しないオリジナルの旅。彼女は勉強をしながらアルバイトをしてせっせと旅費を稼いだ。割り勘だったのだ。娘の卒業旅行ということもあり、ネットでの宿の予約やコース選びは娘にほとんどまかせた。アドバイスをしたり、換金したり、トラベラーズチェックづくりはの役割。情報収集はネットを中心に、図書館を活用したが、いろいろ参考になった。

 その娘が一番気に入ったのは、カッスル・クームだった。ここを訪れた日、空は晴れ渡り、空気は澄み、素晴らしい天候に恵まれた。それまで不調だった彼女が生きかえった!!宿の予約をしている時にチェックしていた、B&Bを見つけた!
「ここに泊まりたかったんだけど、交通の便を考えてあきらめたんだよ」
と残念がる。
「今度来る時は、ここに泊まろう!ね、そうしよう!」
そう励ます母だった。

 「ぱちん!」と冬から初春に切り換えられたような…この地、カッスルクームで、小さな愛らしい花たちに出会った。勉強不足で、植物の名前が分からない。

 
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