dreamさんのブログで見た葛の花が美しかったので、実物を見たくなり、さっそく家の近くを散策してみた。一時間ほど散策したが、名前の分からない野草がけなげに咲いているのを見つけた。住宅地を少し離れると、別世界のような山林(面積的には狭い)がまだ残っているのを発見して、嬉しくなった。早朝、自然の中で秋の気配に包まれていると、心地よい風が吹き過ぎていった。
葛の花を見つけて、シャッターを切る。大きな葉の陰に花をいくつも付けていた。葛は秋の七草のひとつに数えられている。葛の根茎から採った葛粉は、高い栄養価の病人食になる。子供のころ、病気で食欲のない時によく食べさせられたのに、葛湯となぜか白桃(缶詰)があった。
そして、カワラナデシコのからからに乾いた黒い種子を煎じて飲むと、むくみの時の利尿に効果を発揮する。オミナエシの乾燥させた根は、解毒やはれもの、そして利尿。フジバカマは、蕾のうちに茎ごと採取して陰干した後、砕いて袋に入れ入浴剤に使うと皮膚のかゆみがとれる。キキョウの根を干したものは、扁桃炎、のどはれ、痛みに効果がある、という。
春、健康を願って七草を摘み、秋には、薬効のある植物が多い七草摘みをした先人たちに思いを馳せる。夏の疲れが出てくる秋に、健康を維持するために七草を摘んで備えたのだろう。その知恵には感服してしまう。
(秋の七草は、フジバカマ、尾花(ススキの穂)、ハギ、オミナエシ、キキョウ、クズ、ナデシコ)
葛の花を見つけて、シャッターを切る。大きな葉の陰に花をいくつも付けていた。葛は秋の七草のひとつに数えられている。葛の根茎から採った葛粉は、高い栄養価の病人食になる。子供のころ、病気で食欲のない時によく食べさせられたのに、葛湯となぜか白桃(缶詰)があった。
そして、カワラナデシコのからからに乾いた黒い種子を煎じて飲むと、むくみの時の利尿に効果を発揮する。オミナエシの乾燥させた根は、解毒やはれもの、そして利尿。フジバカマは、蕾のうちに茎ごと採取して陰干した後、砕いて袋に入れ入浴剤に使うと皮膚のかゆみがとれる。キキョウの根を干したものは、扁桃炎、のどはれ、痛みに効果がある、という。
春、健康を願って七草を摘み、秋には、薬効のある植物が多い七草摘みをした先人たちに思いを馳せる。夏の疲れが出てくる秋に、健康を維持するために七草を摘んで備えたのだろう。その知恵には感服してしまう。
(秋の七草は、フジバカマ、尾花(ススキの穂)、ハギ、オミナエシ、キキョウ、クズ、ナデシコ)