風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

夏の日の思い出

2006年08月30日 | 暮らし
実家の近所にお寺があります。
子供のころ、よく遊んだものでした
山門によじ登り、梁の上をわたる遊びがありました。
男の子でも、出来ない子が多かったのですが、私は得意でした。
軽々とわたっていたのです。
家の肥料倉庫も遊び場になりました。
お寺の山門より梁の距離が長く、よくわたりっこをしたものです。
子供の頃、結構お転婆でした。
石蹴り、馬とび、縄跳び、ドッジボールもしました
大人になってから、幼友達に言われました。
「あなたのボールで、うちの弟ひっくり返ったのよ」
「え?そんなことあったの?大丈夫だったの?私覚えてない。ゴメンネ!」
「そんなこといいけど。ドッジボール強かったもんね」
私は全然覚えていないのですが、強かったのは確かでした。

ビー玉、ベーゴマ、めんこ、釘さしも、男の子たちと日が暮れるまでやっていました
ビー玉と釘さしは強い方でした。
女の子たちとは、おはじき、お手玉などしたものです。
お人形遊びはあまり好きではありませんでした。

田んぼや川へもしょっちゅう出かけました。
バケツいっぱいザリガニを釣ったこともありました。

そんなある日のことでした。
従兄弟や友達と田んぼの畦道をあるいていたのす。
小川があり、みんなはどんどん渡っていきます。
最後渡ったのは私でした。ドッボン!転んで、川の中に落ちてしまったのです
ワンピースはずぶ濡れです。
みんな後を振り向いたりしないのです。
どんどん先へ歩いていってしまいました。
置いてきぼりをくった私は、うらめしそうに半べそ顔…

みんなとは反対方向に、たった一人泣きながら帰ったのでした。
悔し泣きだったと思います。

昨日の昼ごろだったでしょうか。
井上陽水さんの「少年時代」がラジオから流れてきたのです。
私の好きな歌のひとつでもあるのです。
遠い昔を思い出しました。
子供のころが懐かしくなりました

そして今日、「少年時代」を口ずさんでいるのです。
歌詞が頭の中をぐるぐるまわり始めました。

お寺での思い出のひとつに、花とガラスの破片を使った遊びもありました。
次の機会に紹介しますね


最近、昭和が見直されています。
人と人との関わりや環境など、学ぶことがたくさんありますよね。
あまりにも利便性を追求し過ぎた結果なのでしょう。
そのつけがまわってきたようです。
日本は今、大転換期に差し掛かっているようです。
コメント (6)
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