生前に父が漬け込んだ梅酒は
年月を重ねるごとに苦味が薄れて…
少しの甘みと渋みを残した深い味になった
時々、父との思い出に耽りながら
琥珀色の梅酒を少しずつ飲んでいたら
気付いた時には残り少なくなっていた…
梅酒を漬ける、大きな丸い取っ手のあるガラス瓶に
いっぱいあったはずの父の梅酒だったが…
いつの間にかワインの瓶に2分の1余になっていた
これ以上減らしたくない思いが強くなり
ワインの瓶からミニボトルに移し変えようと…
父が残した梅酒を入れる洒落た小瓶を探し始めている
年月を重ねるごとに苦味が薄れて…
少しの甘みと渋みを残した深い味になった
時々、父との思い出に耽りながら
琥珀色の梅酒を少しずつ飲んでいたら
気付いた時には残り少なくなっていた…
梅酒を漬ける、大きな丸い取っ手のあるガラス瓶に
いっぱいあったはずの父の梅酒だったが…
いつの間にかワインの瓶に2分の1余になっていた
これ以上減らしたくない思いが強くなり
ワインの瓶からミニボトルに移し変えようと…
父が残した梅酒を入れる洒落た小瓶を探し始めている