キャンパスを歩いていた時でした。遠くから白い大きな花に、引き寄せられるようにして夢中でシャッターを切っていました。
白い花は大好きなのですが、どちらかというと、小さな一重の花に惹かれます。けれども、タイサンボクは別格です。
タイサンボク(泰山木)はモクレン科の常緑高木。北アメリカ原産のモクレンで、日本へは130年ほど前に導入。
公園や学校、図書館など広い敷地に似合う花のようです。
裏側へ反り返った葉は硬くて大きく、表面は艶のある黒緑色で、裏面は鉄錆色のフェルト状の毛で被われています。
真っ白な花が咲き終わる頃には、薄茶色(左端)になるのがまたいいですね。
タイサンボクの花は、和歌や俳句に詠われたり、小説にも出てくるほど親しまれています。
随分前になりますが、私も小説を読んでいてタイサンボクを知りました。実物を見たのは、その何年も後のことでした。
ゆふぐれの泰山木の白花はわれのなげきをおほふがごとし 斎藤茂吉も詠んでいます。
白い花は大好きなのですが、どちらかというと、小さな一重の花に惹かれます。けれども、タイサンボクは別格です。
タイサンボク(泰山木)はモクレン科の常緑高木。北アメリカ原産のモクレンで、日本へは130年ほど前に導入。
公園や学校、図書館など広い敷地に似合う花のようです。
裏側へ反り返った葉は硬くて大きく、表面は艶のある黒緑色で、裏面は鉄錆色のフェルト状の毛で被われています。
真っ白な花が咲き終わる頃には、薄茶色(左端)になるのがまたいいですね。
タイサンボクの花は、和歌や俳句に詠われたり、小説にも出てくるほど親しまれています。
随分前になりますが、私も小説を読んでいてタイサンボクを知りました。実物を見たのは、その何年も後のことでした。
ゆふぐれの泰山木の白花はわれのなげきをおほふがごとし 斎藤茂吉も詠んでいます。