6月30日渋谷見学での建物のひとつ、ヒュ-マックスパビリオン渋谷。外見はロケット、中の吹き抜けは教会風だった。見ごたえがあった。隣に山手協会があるが、関係なさそう。商業コンプレックスで、デズニ-ストアがある。20世紀の建築物の先には渋谷駅前交差点から見える高層ビル群が見え始めている。新世紀の始まりを感じる。同時に戦後つくりあげてきたものが、何かしら崩れていきそうなものを肌で感ずる。敗戦で19世紀の明治からつくりあげてきたものが、軍国主義で崩壊した。次の言葉は過去の歴史用語に置き換えられそうな、言葉は変わっても、中味は先祖がえりかも。集団自衛権→海外出兵、特区→租界、TPP→関税自主権放棄、残業代なし→奴隷労働、農協解体→地主制。80年代の頃、転勤した職場には労組分会長の他にヤミ専従2名がいて、責任者がヤミ專と結託して残業禁止(実質的には残業不払)を打ち出した。営業経費も責任者以外は厳しく制限された。チ-ムリ-ダ-としては、目標以上の仕事はせず、キッチリ時間内で切り上げにした。時間となればみんなでとっとと職場から引き揚げた。目標未達成連中の他の分を責任者から上乗をおおせつかっても、馬耳東風、面従腹背でやりすごし、チ-ム連中と飲んだくれていた。働き応じた配分の約束のない職場では生産性はあがらない。世にはブラック企業と言われている企業は、ビジネスモデルが元々ブラック前提のチョロマカシだ。成果が継続するわけでもあるまい。首相初め国会議員の皆さんはノ-ワ-ク、ノ-ペイの環境で賃金を貰って働く仕事をした経験者はどれだけいるのだろう。
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