山崎 喬

加賀生まれ(金澤)

ようやく観た

2014年06月23日 08時47分24秒 | Weblog

 

ほったらかしてあったVIDEOで映画、「天井桟敷の人々」を延々と観た。オペラ「LA BOHEME」の二幕を彷彿させる時代背景。ごった返す「犯罪通り」、パリ、タンプル大通りの19世紀の群衆、小屋、カ-ニバル、よくぞナチス占領支配下の時代大がかりな映画を作ったものと感心した。粋なセリフとすぐれたパントマイムなど飽きさせないが、主人公が恋するガランス(クレール・レーネ)だけは年増すぎて、最後まで魅力のないものだった。タンプル大通りの小屋、劇場などはオスマン男爵のパリ大改造時代だろうか、すべて消え去ったという。画像は改造後の古い大通りの写真を探してアップした。映画の背景の時代、パリ改造も制作のビ-シ-政権時代も、変わるときには一気に変わる。先週土曜日にまた銀座に出たら、東芝・阪急ビルが更地になっていた。松坂屋もなく、渋谷・日本橋と同じく一気に変わる。そういえば、虎ノ門界隈も森ビルを中心に変わっていく。都心の人口収容容積が増えて、都心回帰だろうか。政府も軍事優先回帰で変わっていく。憲法も国民の声も聴かずに、勝手に解釈とかで変えられていく。やはり改憲して、明確に自国防衛に限って、他国の戦争にかかわらぬようにしなければならない。日本はナチ支配下のフランス、ビ-シ-政権と変わらないのだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする