アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。
散歩。午後の部。今日は買い物に出かけ、夕食後はさらに動物病院へ。
タマ闘病録6
二〇二三年四月十四日。投薬二十日目。定着しそうに見えていた未明と早朝の食事摂取だが、そうでもなさそうだ。未明(午前二~三時)に一度飼い主を起こしにくるにはくる。あらためて食事を用意する。水も入れ換えてやる。すると水は少々飲むけれども同時に食事も摂るとは限らなくなってきた。早朝にもう一度リビングをうろうろし出すので見ていると、食事を摂りそうなそぶりを見せるも、またもや摂らなかったりする。
安定に向かうように見えていて、実はそうでもないらしい。
午後八時頃、飼い主が二階で調べ物をしていたところ家族が呼ぶので聞いてみると、ほとんど口にしなくなっていたカリカリを四~五粒ほど食べたという。餌皿を覗き込むと確かに減っている。食べた跡がある。
二〇二一年の秋頃、目に見えて食欲減退を起こしたことがあった。体重がそれまでの5.5キロから3.5キロまで急激に2キロも落ちた。主治医から餌の変更を試してみるよう指示を受けた。幾つか組み合わせを変えてみて様子を見た。
食欲回復を示したのはアイムスのカリカリ(成猫用避妊・去勢後の健康維持チキン)とニュートロの成猫用パテ(ビーフ)との組み合わせ。今度は目に見えて食欲が回復し体重も戻ってきた。かといって、高価なパテばかりいつまでも与え続ける余裕はそもそもない。そこでパテをヒルズのカリカリ(シニア14歳以上チキン)へ変更すると思いのほかスムーズに置き換えることができた経緯がある。
なので今回の食欲不振では再びアイムスのカリカリ(成猫用避妊・去勢後の健康維持チキン)とニュートロの成猫用パテ(ビーフ)との組み合わせへ変更した。胃腸薬との併用で食欲は徐々に回復してきた。安心できるかどうかと思っていたら、かちこちの大便が幾つか排出されたのは良好とみることはできるものの、食欲がどうも思わしくない。最初は元気に摂っていた柔らかいパテにもほとんど関心を示さなくなった。ところが固いはずのカリカリは時々かじっている。
一方、二日ほど便通がないのを家族が心配する。もし丸三日なければ下剤を入れる予定だがまだ早い。さらに下剤を入れたからといってそう単純に便が出るほど十分に食物摂取できているかどうかは疑わしい。それでも出来れば試してやってほしいと言うので、なかば仕方なしに、寝る前に下剤を入れて様子をみることにした。
二〇二三年四月十五日。投薬二十一日目。未明も早朝もともにパテには見向きもしなくなる。おかしい。一方、水分摂取は少しずつだがコンスタントにできている。午後二時頃、アイムスのカリカリ(成猫用避妊・去勢後の健康維持チキン)を6粒、ヒルズのカリカリ(シニア14歳以上チキン)を3粒摂る。アイムスのカリカリはタマが生まれて保護された後すぐからずっと好んで食べてきた。年齢に合わせて一度同じアイムスのシニア向けのものへ変えただけで、ずっと愛用してきたメーカーだからか、からだに馴染みの味なのだろう。
午後五時頃、アイムスのカリカリを8粒、ヒルズのカリカリを5粒、食べる。少しはほっとしたいのだがそうもいかない。二年前の急激な体重減少の原因として、食べさせていたのがアイムスのカリカリだけだったことが上げられる。アイムスのカリカリ(成猫用避妊・去勢後の健康維持チキン)はとても柔らかくて食べやすい反面、栄養分は低いという難点がある。ヒルズのカリカリ(シニア14歳以上チキン)も同じだけ摂らないとまた痩せていってしまう。
午後九時三十分頃、アイムスのカリカリを六粒、ヒルズのカリカリを三粒、食べる。歩行範囲はテーブルの下と食事場所との往復のみに舞い戻ってしまっている。
午後十時三十分、ヒルズのカリカリ6粒をスプーンで細かく砕き、アイムスのカリカリ6粒と一緒に餌皿に盛っておく。就寝。
午前〇時少し前、かりこりという音が続けて聞こえてきて目が覚める。もしやと思い覗いてみたらタマが目を覚ましてアイムスのカリカリとヒルズの細かく砕いたカリカリを両方ともかじっている。ややほっとしつつ静かに見ているとアイムスのカリカリは用意した6粒すべて食べた。ヒルズの細かく砕いたカリカリも食べてくれているが、3粒分ほど残した。
二〇二三年四月十六日。投薬二十二日目。早朝、食事には関心を示さない。水分は早朝から午前中いっぱい、何度かに分けて平均の半分くらい摂る。
午後はテーブルの下でほとんど寝ている。午後二時頃になると飼い主の布団の上へ移動、夕暮れ頃まですやすや眠り込む。楕円形で呼吸も落ち着いている。午後五時頃に目を覚まして小便を済ませたあと、十四日から関心をなくし昨日はまったく見向きもしなかったパテを、なぜかスプーン小さじ三分の一くらい食べる。逆にカリカリは食べない。
午後七時、動物病院へ。食事療法の相談。いつものお薬セット(ビクタスSS、プレドニン、ボミットバスター)のほか、ヒルズの流動食(回復期ケア・チキン)の缶詰、粉ミルク、を追加することにきまる。帰宅してさっそく流動食を試してみる。12ミリグラムから口に流し込んで様子をみる。思っていた以上にするすると食べるのでちょっと驚く。同じく12ミリグラムをもう一回試してみる。これも抵抗なく食べる。さらにパテを口から入れてみることも可能だとのことだったので試してみる。
と、流動食摂取後すぐだったにもかかわらず、スプーン小さじ三分の一程度ならほぼ抵抗なく食べてくれた。食欲がまったくなくなったわけではないらしい。なおカリカリだが、アイムスのカリカリ(成猫用避妊・去勢後の健康維持チキン)ならわざわざ砕いて粉にしなくても、一日の量は、一日二回ほどではあるにせよ一回で3~6粒程度口にしてはいるようだ。いずれにせよ、睡眠時の姿勢がすやすやと安定しているのが今のところ何よりに思える。