3連休の最終日のきょう、洗濯を終えたあと、久しぶりに上野に向かいました。
目的は二つ、2か月ぶりに東京国立博物館(トーハク)を楽しむ
ことと、昼食として天ぷらを食べること。
私が持っている「東京国立博物館メンバーズプレミアムパス」の期限が10月20日で、残る1枚の特別展観覧券
で、特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」を観覧しようという算段だったのですが、、、、上野駅で上野東京ライン
を降りて改札口に向かうところで、その特別展観覧券
を家に忘れてきた
ことに気づきました
まさしく出鼻をくじかれた というところですが、トーハクのパス
はいつも財布に入れていますから、総合文化展を観て、トーハクの秋
を楽しもうか、とトーハクに向かいました(上野の森美術館のフェルメール展は大混雑必至だし…
)。
途中、竹の台広場で開催中だった陶器市を「冷やかした」あとで(やはり、ショックを癒す時間が欲しかった)、トーハクに入場
秋ですなぁ~
紅葉には早すぎるものの、紅白のハギが咲き誇っているし、
ハナミズキは艶やかな実をつけているし、
屏風絵の展示室には秋草図屏風ばかり3点(下の写真は俵屋宗雪筆「秋草図屏風」)が展示されているしで、
季節感あふれるところがいかにもトーハクです
そんなきょうのトーハクから、作品を数点紹介しましょう。
まずは、私が大好きな「色々糸威腹巻」、久しぶりです
私、甲冑は安土桃山時代が一番だ
と思っているのですが、この「色々糸威腹巻」に限っては、室町時代もいいじゃないの…
と思ってしまいます。
お次は、何の絵だ と目を惹かれた変な掛け軸。
パッと見、鬼が持ってる金棒(いわゆる「鬼に金棒」ってやつ) っぽいなと思って説明板を見ると、案の上、江戸時代後期の慈雲飲光「金棒図自画賛」という作品でした。
金棒の絵だけでもあれまぁ~なのに、「賛」がまた…
不苦者有知
遠仁者跙道
と書いて、「ふくはうち おにはそと」と読むのだそうな
なんとも人を食った作品でございます…
今回は、外でも「お楽しみ」がありました。
「江戸城の天守AR(拡張現実)」というアトラクションで、スマホに無料ARアプリをインストールし、そのアプリを起動してトーハク本館に向かってかざすと…、
あれまぁ~ 実物大の江戸城天守が姿を現す
というもの。
そして、この地点から視点を左に移すと…、
あれまぁ~ 表慶館のドームが吊り上げられようとしている
って、これは、遠近感を逆手に取って撮ったものでして、クレーンは表慶館のかなり後方のものを吊り上げようとしております。
ちなみに、きょうの表慶館は、Cartier のお得意様相手のイベント用に貸し切られていまして、ブランド品とか装飾品とはトンと縁のない私 にとっては、別次元の領域でございました。
このあと、私は予定どおり、上野の天ぷら屋さんで高価な天ぷら定食を食して、帰宅しました。
日頃、昼食をコンビニ弁当で済ましている私にとって、休日の昼食は贅沢を厭わないのでありますよ。
実はこの3,500円を超える昼食代
は、帰宅後に、ふと思い立ってチャレンジした京都大賞典
で回収+α させていただきました
何年間も、「回収率80%」を目標としつつ、その目標を達成することのなかった競馬、ブログ
を始めたことをきっかけに疎遠になっていまして、今年は、日本ダービーと、きょうの京都大賞典しか馬券
を買っていません。
それなのに、2戦2勝 ですよ。
いろいろ、う~む… です。