新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

2か月ぶりの東京国立博物館

2018-10-08 23:11:37 | 美術館・博物館・アート

3連休最終日のきょう、洗濯を終えたあと、久しぶりに上野に向かいました。

目的は二つ2か月ぶり東京国立博物館(トーハク)楽しむことと、昼食として天ぷらを食べること。
私が持っている「東京国立博物館メンバーズプレミアムパス」の期限が10月20日で、残る1枚特別展観覧券で、特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」を観覧しようという算段だったのですが、、、、上野駅上野東京ラインを降りて改札口に向かうところで、その特別展観覧券を家に忘れてきたことに気づきました

まさしく出鼻をくじかれた というところですが、トーハクパスはいつも財布に入れていますから、総合文化展を観て、トーハクを楽しもうか、とトーハクに向かいました(上野の森美術館のフェルメール展は大混雑必至だし…)。

途中、竹の台広場で開催中だった陶器市「冷やかした」あとで(やはり、ショックを癒す時間が欲しかった)、トーハクに入場

ですなぁ~
紅葉には早すぎるものの、ハギが咲き誇っているし、

ハナミズキ艶やかをつけているし、

屏風絵の展示室には秋草図屏風ばかり3点(下の写真は俵屋宗雪筆「秋草図屏風」)が展示されているしで、

季節感あふれるところがいかにもトーハクです

そんなきょうのトーハクから、作品を数点紹介しましょう。

まずは、私が大好き「色々糸威腹巻」、久しぶりです

私、甲冑安土桃山時代一番 と思っているのですが、この「色々糸威腹巻」に限っては、室町時代もいいじゃないの…と思ってしまいます。

お次は、何の絵だ と目を惹かれたな掛け軸。

パッと見、が持ってる金棒(いわゆる「鬼に金棒」ってやつ) っぽいなと思って説明板を見ると、案の上、江戸時代後期の慈雲飲光「金棒図自画賛」という作品でした。
金棒の絵だけでもあれまぁ~なのに、「賛」がまた…

 不苦者有知
 遠仁者跙道

と書いて、「ふくはうち おにはそと」と読むのだそうな
なんとも人を食った作品でございます…

   

今回は、でも「お楽しみ」がありました。
「江戸城の天守AR(拡張現実)」というアトラクションで、スマホに無料ARアプリをインストールし、そのアプリを起動してトーハク本館に向かってかざすと…、

 width=

あれまぁ~ 実物大江戸城天守が姿を現す というもの。

そして、この地点から視点を左に移すと…、

あれまぁ~ 表慶館ドームが吊り上げられようとしている

って、これは、遠近感を逆手に取って撮ったものでして、クレーンは表慶館かなり後方のものを吊り上げようとしております。
ちなみに、きょうの表慶館は、Cartier お得意様相手のイベント用に貸し切られていまして、ブランド品とか装飾品とはトンと縁のない私 にとっては、別次元の領域でございました。

   

このあと、私は予定どおり、上野の天ぷら屋さんで高価天ぷら定食を食して、帰宅しました。
日頃、昼食をコンビニ弁当で済ましている私にとって、休日の昼食贅沢を厭わないのでありますよ。

実はこの3,500円を超える昼食代は、帰宅後に、ふと思い立ってチャレンジした京都大賞典回収+α させていただきました

何年間も、「回収率80%」を目標としつつ、その目標を達成することのなかった競馬ブログを始めたことをきっかけに疎遠になっていまして、今年は、日本ダービーと、きょうの京都大賞典しか馬券を買っていません。

それなのに、2戦2勝 ですよ。

いろいろ、う~む… です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする