ふくろう日記・別室

日々の備忘録です。

久し振りの晴れ間

2017-10-19 00:21:12 | Care
「秋の長雨」とはいえ、あまりにも長い。
18日はやっと晴れました。

お昼ご飯の前に、夫の歩行訓練を1時間ほど。
退院後に通院することになっている、病院まで試験的に歩いてみる。
以前ならば、夫の足で10数分ほどで行ける距離なのだが、30分を要した。

ベンチで休憩。
その近くに、不思議な芙蓉の花がある。
コンクリートのわずかな隙間に根をはっている。



「負けるなよ。」

そして、1時間余りの散歩を終了。
夫は疲れたらしい。でもまだまだ続くのよ。

雨あがり

2017-10-17 16:39:54 | Care


夫の退院の日以外、雨ばかり。

今日は午後にやっと雨がやみました。
歩かなければ、懸命にリハビリをして下さった病院の療法士さんたちの努力が無駄になります。
早速、散歩へ。
帰り道に、手押し信号の歩道を渡ろうと、そちらへ向かっていますと、
歩道の向こう側にいらっしゃる紳士が、信号のボタンを押すのを待っていて下さいました。

ありがとうございました。今日も人の優しさに出会いました。

空は快晴とはいえないけれど……。

雨の歩行

2017-10-16 00:26:17 | Care


心がけが悪いのかしら?もちろん夫が……。

退院の日だけ快晴で、その後は雨ばかり。
家のなかを歩いているだけでは、せっかくリハビリで得た成果が逆戻りしそうな不安がある。

夕方小雨のなか、二人で雨合羽を着て、ポストまで歩行訓練。
信号機のある横断歩道を、二人で手をあげて、渡る。
近頃の車は「歩行者優先」を守らないので。

帰り道、愛犬を連れたご婦人が向こうからいらっしゃる。
私たちに気付いて、愛犬を歩道の端に座らせて、ご婦人も立ち止まって。
温かいお気遣いに、お礼を申し上げながらすれ違いました。

ありがとうございました。

退院

2017-10-14 16:14:26 | Care


12日、夫が無事に3か月のリハビリに耐えて、無事退院。
帰宅することを、どれほど待ち望んでいたことか。

ちらし寿司を作った。ささやかなお祝い。

どうにか、歩けるようになった、と言うべきか?
健康な手足(左側のみ。)に戻ることはできないが、
とりあえず移動可能。
入浴自立。食事自立。
 
外出には、付添人(つまり、わたくし)が必要。

そんなわけで、通院リハビリのまだ終わらない私が頑張る。

退院の翌日には、私の通院リハビリ、整形外科医の診察を受けて。
その帰り足には、夕飯の買い物と支度。
にわかに多忙な日々である。

「家はいいなぁ~。」とのたまう夫。

未知の日々が始まる

2017-10-06 18:05:55 | Care


昨日、10月12日の夫の退院に向けての、最後の話し合いをしました。
担当のドクター、リハビリの療法士さん、看護婦さん、ケースワーカーさん。
退院後にお世話になる介護支援専門員さん、訪問リハビリを担当する方などが同席して下さる。

たった1名の介護認定の患者のために、これだけの方々が集まるわけです。
どうもありがとうございます。

入院中の成果、退院後の注意点などのお話。
そして、退院後にお世話になる方々へ、夫のことは引き継がれました。

さらに今日は、自宅のお風呂とベランダへの出口に手すりの設置。
畳を床に張り替えました。(介護ベッドのために。)

まだ、私の右上腕骨骨折のリハビリを終わらないままに、
夫の介護生活は始まります。

夫は、足首までの補助具をつけて歩行します。杖も持ちます。
それによって、ほとんどの行動は可能ですが、遠距離歩行はまだまだ無理です。
歩くこと、走ることが好きな人ですから、辛いでしょう。

かといって、好きな読書ばかりしていては、いけませんし……。


……というわけで、私の生活も大きく変わります。
未知の日々が待っています。
ドクターに「どういう生活を目指しますか?」と質問されましたが、
「とりあえず、夫の一日を観察、見守りをしてから、考えます。」と答えました。

暑い夏を乗り越えて……

2017-09-25 18:38:37 | Care







スーパーマーケットに買い物に行く。
そして、以前のようにカメラを持って……。
すでに、秋が来ていた。片手で写真を撮った。

私はどうにか、家事ができる、という状態である。

夫の退院は、10月12日に決定。
ドクターの最初の退院予定が延期になったので、夫の落ち込みは深かったが、
なんとか立ち直って、リハビリを頑張っている。
私の回復の時期を考えたら、夫はなるべく自立した状態で帰宅して欲しいというのが本音である。
私の通院リハビリは、まだまだ続くので。

夫唱婦随ですなぁ。冗談ではすまない話かも……。

回復期

2017-09-16 23:09:03 | Care


我が右上腕骨は回復。三角巾からようやく解放されました。

お料理が出来る。
固いものは切れない。重いお鍋やフライパンは持てないが、工夫次第で乗り切れる。
いずれは、すべてができる日は来るのだから。
徐々に、徐々に、日常は戻ってくる。

夫の退院も、具体的な動きになってきている。
リハビリの進み具合は、順調です。

あんまり一人前ではない夫婦の生活を、ささやかに始める日はまじかにきているようだ。

助けてくれた子供たちに感謝します。

ムクゲの花

2017-09-10 17:10:53 | Care


初めてのおつかい。
息子と共に、カートを引いてマーケットへ。

息子は黙ってついてくるだけ。
外出のみ「三角巾」を装着というドクターのご意見に従いました。

簡単なメニューを考えて、野菜、お肉、果物、コーヒーなどを少しずつ調達。
レジでは、店員さんのお心遣いに感謝。

こうして、少しずつ日常が戻ってくるのだろう。

帰り道に、2人で白い花をみつけたが、名前を思い出せない。
いつも夏には咲いている花なのに。

帰宅してから、我がパソコンのピクチャー保存庫をさがしました。
「ムクゲ」でした。

骨のおはなし

2017-09-09 23:36:19 | Care


私の右の上腕骨骨折から、約6週間後に骨のひび割れはなんとか修復。
手術をせずに、三角巾とバストバンドで腕を固定して、どうやら難所を越えた。

リハビリの内容も大きく変化しましたが、辛くはない。

料理に挑戦。
……と言っても、昨日は娘のお手伝いで、ネギを切ったり、小松菜を洗ったり。
今日は、Sちゃんの補佐役で、コンニャクをちぎったり、油揚げを切ったり。
卵焼きを作ったり、しました。 

後片付けもできました。

明日は、息子について行って、マーケットの買い物に挑戦。
メニューを考えながら、食材を調達。
腕に負担のない調理を考えてみます。

夫の退院に向けて

2017-09-07 15:19:07 | Care
夫の今月末の退院に向けて、具体的に動きはじめました。

まずは、病院の方々に連れられて夫の一時的な自宅訪問。

病院から、夫の療法士さんおふたり。ケースワーカーさんおひとり。
福祉用具の専門家、おひとり。
退院後からお世話になる介護支援専門員さんがおひとり。

いじょう五名の方とともに、家のなかで、夫が安全に暮らせるか、を実際にやってみました。
それに加えて、必要な福祉用具が選択されます。
お風呂の椅子。手すりの設置。
玄関の上がり框に立てるポール。靴をはく場合の椅子など。

寄りかかって危険なものの撤去。

皆さんの丁寧なご指導と、福祉用具の選択に従いました。

初めてのことばかりですが、皆様は丁寧な対応をして下さいました。
感謝いたします。

久しぶりに自宅に一時間ほど滞在した夫は、病院に帰ってから「里心」全開……。

リハビリ頑張って、「僕が助けてやる。」という約束果たしてね。

明日は、私の整形外科の医師の診断が下る日です。
「骨がつくのに6週間」とおっしゃった通りでありますように。