私が動物カメラマンに魅せられた最初のカメラマンは「岩合光昭氏」でした。
それからのファン歴は長いです。
今は、テレビで世界中の「猫ちゃん」を撮影していますね。
その猫との会話も自然であたたかい。猫にもそれが通じているのですね。
相手が「野生動物」になっても、彼のカメラマンとしての姿勢は変わらない。
彼の書いた言葉も優しい。
以下、引用。
『ぼくは動物たちを自分に引き寄せて考えることに抵抗があります。人間のフィルターを
はずして、「動物たちの目には自分はどう見えるのだろう」という視点で接しています。
だから、ライオンを見て人間と同じだなと思うよりは、人間を見てライオンと同じだなと
感じることの方が多いくらいです。
あと、メスは怒るとこわい。たとえば、繫殖期にオスがメスに近づく時、メスが振り向いただけで、
オスはいきなり腰が引けます。怒るかもしれないと、ビクビクなのでしょう。』
『ライオンだけでなく、動物で怒ってこわいのはメスだと、ぼくは思っています。
オスは向かってきても、ほとんど威嚇に終わるので、怒られてもそれほどこわくはない。
メスは本気で怒るからこわい。人間の場合は・・・・・・・ぼくにはわかりません、
と言っておきましょう。』
うふふ・・・。
人間も動物も、男女の問題は同じようです。(以下、個人的見解。)
しかし、ライオンのオスは人間のオスよりも敏感なような気がします。
書物のなかで生きているような我が家の人間のオスは、どこが敏感なのか?
工藤直子さんの「てつがくのライオン」というお話があるけれど……。
あとで再読しよう。。。
あ。岩合光昭さま。ごめんなさい。ついつい・・・・・・・愚痴が出ました。
可愛い動物の子供の写真に癒されました。ありがとうございました。
(2015年12月22日 集英社ビジュアル版040V)