ふくろう日記・別室

日々の備忘録です。

自由に言葉を書けること。

2019-06-19 00:37:19 | Book
 
詩集「胴吹き桜」を差し上げた方から「いつ頃から詩を書かれたのですか?」という質問に
「高校生の頃からです。」と答えましたが、後になって違うような気がしました。
私がものを書くようになったのは、小学校4年生からでした。
作文教育に熱心な担任の先生(女性)に出会ってからです。
その時は幼くて、気づきませんでしたが、
作文教育が盛んになったのは、おそらく戦後からでしょう。
戦時中の「言論統制」から解かれた時代に一気に開花したのでは?
以下を参照なさって下さい。
 
https://blog.goo.ne.jp/abcde1944/e/7bfcc397e488e30468123d22ec711743
(獄中メモは問う・作文教育が罪にされた時代 佐竹直子)
 

自由に何でも書けた少女時代に、先生の作文授業は楽しかった。
今頃になって、その有難さがわかります。
先生が自由を手にされた歓びも、私は頂いたのでしょう。