ワシントン・ナショナル・ギャラリー展・オフィシャルサイト」
アメリカ合衆国の首都、ワシントンD.C.のワシントン・ナショナル・ギャラリーより、
「印象派・ポスト印象派 奇跡のコレクション」と銘打った展覧会である。
2011年、ワシントン・ナショナル・ギャラリーは開館70年を迎え、西館の大規模改修により、
当館所蔵の「印象派」と「ポスト印象派」の作品群の貸し出しが実現しました。(←よくあるお話です。)
このような展覧会の開催はワシントン・ナショナル・ギャラリーの歴史上かつてないし、将来においてもないと言われていますが。
12世紀から現代までの世界有数の西洋美術コレクションで知られるこの美術館は、「アンドリュー・メロン」によって創設。
彼は19世紀末から20世紀にかけて銀行家、実業家としてアメリカ屈指の大富豪となった人物です。
そして1941年に完成した西館は当時世界最大の大理石造りの建造物であった。
そして今日に至るまで同館の所蔵品約12万点およびそのための資金ははすべて一般市民による国への寄贈で成り立っています。
この展覧会の全貌なり、印象、感想なりを書くことはやめよう。
どの美術展に行っても、わたくしが必ず気になるのは「子供」が描かれたものでした。
今回わたくしの目を釘付けにした「メアリー・カサット」の「麦わら帽子の子ども」を観てから、
今回は「マイ・コレクション」にすることにしました。つまり勝手に子供特集です。
《メアリー・カサット 麦わら帽子の子ども 1886年》
《メアリー・カサット 《青いひじ掛け椅子に座る少女 1878年》
《ルノアール すわるジョルジェット・シャルパンティ嬢 1876年》
次に行った「ブリジストン美術館」の「青木繁没後100年」の展覧会の隣室にあった「常設展」でみつけました。
(「青木繁没後100年」については後日書きます。)
今回の展覧会のなかからは……
《クロード・モネ 揺りかご、カミーユと画家の息子ジャン》
これによく似たものに……
《ベルト・モリゾ ゆりかご》がありますが、この展覧会にはありません。
「ベルト・モリゾ」は「メアリー・カサット」と同じく、数少ない女性画家です。
《クロード・モネ 日傘の女性、モネ夫人と息子 1875年》
ここからは、展覧会には関係ありません。忘れられない絵をアップします。
《ルノアール ジュリー・マネ》
《ミレイ 初めての説教 1863年》
《ミレイ 2度目の説教 1863年》
《ドガ ジョヴァンナ・ベレッリの肖像》
以上、勝手にコレクションでした。すみませぬ。