Paul Frewen , Ruth Lanius (2015) , Healing the Traumatized Self consciousness, neuroscience, treatmet 『トラウマを負わされた自分に対する囚われから自由になること 意識、脳科学、治療』の翻訳。発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども、大人。
最終章の第7章、p.290、下から3行目から。
キム(つづき) : それで、しばらくしてから、「大丈夫、これならできる」と解かりました。それは大変なことですが、他よりもマシです。ですから、私希望をもっと持っています。というのも、ことが起きる度に、以前なら、全く対処できない手思ったけれども、いまは、前よりも何とかできるからです。私にとって、動揺することは、いつものことではありません。それはいつの間にか収まります。今私は自分に「大丈夫、よくあることよ、誰にだってある」と言えます。そして、皆さんも動揺を収めることができます。私も皆さんが動揺に対処できることを知ってます。明けない夜はないんです。実際、解決できないことを考えることもできませんから。
このように、自分の感情をコントロール出来る、という感触を、発達トラウマ障害(DTD)の人が体験することが大事になります。