人生を左右する、良心の課題ルネッサンス期の人々は、自由も表現も手に入れました。しかし、最も大事な課題が未解決でした。 Young Man Luther 『青年ルター』p195の第2...
人の気持ちが分かる子は、親から気持ちを分かってもらえた経験がたくさんある子です。
ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第11章、「癒しのやり取り」のp.239の 第2パラグラフの、8行目途中から。
幸いなことに、この2人の少年みたいに、長時間ホッタラカシにされる赤ちゃんは少なかったのですが、幼い子ども達は、ますます、構造化され、組織化された環境の中で過ごすようになったために、友達を作る時間もなくなり、人の気持ちになって世話をする為に必要な訓練や反復練習をする時間もありません。さらに悪いことに、親と過ごす時間も少ないし、残りの時間は宿題ですし、さもなければ、テレビを見たり、パソコンをしたり、ゲームをする時間になっています。
ブルース・ペリー教授は、アメリカのことを描いているはずですが、まるで日本の現状のようですね。ネグレクトとはこのことだ、ということを、性格に描写してくれています。スマホやゲームを子どもがし過ぎるというのは、スマホやゲームや、ましてや子どものせいではありません。大人が本来子ども達に与えるべき時間を、子どもに与えない、という無責任の結果にすぎません。
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