味方になってくれる身体、姿勢、動きを見つけることが大事なようですね。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第14章 Languare : Miracle and Tyranny「言葉 :奇跡も残虐も(、もたらすもの)」p.247、第3パラグラフ6行目途中から。
私がもし一人の患者さんに、「あなたの手は大丈夫ですか?」と伺って、その患者さんが「大丈夫です」と応えてくれたら、「手を動かしてみてください、手が軽いか、暖かいか、柔らかいか、確かめてください」とお願いするだろうと思います。その後で、その患者さんが、胸苦しく、息が詰まりそうでしたら、その患者さんにしてもらっていることを中止して貰うこともできますし、「手に注意を向けて、動かしてみてください。そうしたら、自分自身をトラウマから引き離すことが出来たと感じることが出来ますから」と訊くこともできます。あるいは、「息に注意を向けて下さい。そうしたら、その息を変えられる、ってことが分かるでしょ。」、あるいは、「両手を高く上げてから下げしてください。それを呼吸に合わせてやってください」とお願いするかもしれません。これは、気功です。
気功も効果があるのでしょう。あるいは、公式は違うのかもしれませんが、この気功は一種の自律訓練法でしょう。手や呼吸のような、ボデーワークが、自分を落ち着かせて、確かにされることに繋がっている…。身体の動きを意識することが大事です。
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