エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ: エリクソンの叡智 : プレーイング・アウト、遊びと癒し

2016-10-04 01:06:43 | 間奏曲

 

 

 
神様も泣きます 改訂版
   今回の旅で手に入れた ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healin......
 

  今朝は、Chilhood and Socirty 、P.222から。

 

 

 

 

 

 遊びと癒し

 

 現代のプレイセラピーは、家庭や地元にいる実の親たちなどに対する密かな憎しみや怖れで不安になっている、1人の子どもが、理解してくれる大人がいる安全な聖域を得て、心から安心して遊ぶようになることです。昔は、おばあちゃんや大好きなおばさんがしてたことですね。今の専門的な工夫が、プレーセラピストです。プレーセラピーの一番ハッキリした条件は、子ども用におもちゃと大人があることですし、ライバルの兄弟、口うるさい親たち、何らかの突然な邪魔によって、その子どもが遊ぶ目論見が何であれ、その展開が邪魔されない、ということです。子どもが、プレーイング・アウトすること、すなわち、子どもが遊びで自分の目論見を出すことが、子どもが手にすることができる自分を癒す方法なんですね

 

 

 

 

 

 遊びの本質が見事に書いてあるところです。

 

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