エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

大人が「良い子」にしようとすれば、子どもはダメになりますよ

2016-02-24 07:12:50 | エリクソンの発達臨床心理

 

 
朝のハーモニー
  夜明け前の悦び。 The Sense of Wonder 『不思議を感じる心』から p85の8行目途中から。   ...
 

 

 子どもがやる気を出す子になるためには、どうやら悦んで関わる大人が一人必要なようですね。

 The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の、p.107の、下から7行目途中からです。

 

 

 

 

 

意志が強くなればなるほど、子ども等は自分のことは自分でやるようになります。子ども等の成長はとっても急速に進みますし、満足感もありますから、親たちは子ども等の上手く成長することに驚くばかりですし、子ども等の成長することを願うばかりでしょう。しかし、限界があるのも事実ですね。頑張らせ過ぎ・コントロールのし過ぎがあったり、手に負えなかったりした場合、子ども等は不安定に逆戻りしたり、自信を無くしたりしてしまうかもしれませんから、自分の力に対して、恥と疑う感じが強くなってしまう場合もありますね。

 

 

 

 

 ここを読めば、子どもがわがままなくらいがちょうど善いことが分かります。逆に、大人が子どもをコントロールし過ぎることは、子どもが自信を失って、自分は出来ないんだという恥と疑いを抱かせる結果になることを忘れないでほしいと思いますね。

 

 

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