学問の成果 vs キチガイ(人格障害)の誤謬アベシンちゃんの「僕は、お殿チャマ」と頭をポカリ 母親から大事にされる幸せ 損を承知で、捨て身で子どもとの≪真の関係≫に忠実であることは、最......
今宵のエリクソンは、Insight and Responsibility 『自分を内省していたら、相手の気持ちがまるで手に取るように、スゥーッと理解来ますから、相手の気持ちに応答できますから』の、p.231.エリクソンは、日常的な言葉を使う主義なのです。タイトルは、エリクソンが言いたいことを、的確に、分かりやすく、簡潔に表現しています。洞察ではありません! 自分を内省する事が大事なのです。責任ではありません。相手の、子どもの、言葉に出来ない気持ちに、共に踏みとどまり、= 理解して、相手の、子どもの、気持ちに応えることが、何よりも、大切です。タイトル以上に、この本の内容も、その事を語りかけています。残念なことですが、45年、間を置いて出した改訳本の翻訳者は、学会の理事長は出来ても、エリクソンが言いたい、肝心な真髄が、訳者後書きとは、裏腹に、理解出来ません!
根源的信頼感と根源的不信感の割合は、幸運であれば、根源的な人間力を赤ちゃんが肌身に着ける(確かにされる)ことになる、ということになります。それは、何でこんな目に遭わなきゃいけないの? と普通なら、絶望して仕舞いそうな状況でも、それにも関わらず、その中に、どんな恵みが隠れているんだろうか、と希望を抱き続けることができる、という希望です。
ですから、エリクソンが根源的人間力と呼ぶ希望は、ポール-ティーリッヒが言う「生きる勇気」と同じです。エリクソンが人間力と言う基になっているvirtueの元々の意味も、勇気なんですから。
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