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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
第17章。「バラバラな自分をまとめる:決めるのは自分」です。p.281,第3パラグラフから。
短期的な戦略が一時効いても,長くは効かない,というお話。
いろんな問題は後になってから起きてきますね。一人の友達が爆弾で吹き飛んだのを見た後で,一人の兵隊は市民生活に戻って,友達が爆弾で吹き飛ばされたのを見たことを忘れようとするかもしれません。その兵隊の自分自身を守ろうとする部分は,いかに自分の務めを果たすかを知っていますし,いかに仲間とうまくやるかを知っています。けれども,この兵士は,いつでも,恋人に怒りを爆発させているかもしれませんし,恋人に触ってもらって嬉しいのに,自分をコントロールできなくなってしまうことを感じて,いつも,何も感じなくなり,固まってしまうかもしれません。その兵士は,友達が殺されたときに感じたマヒ状態を,知らず知らずのうちに,連想してしまっていることに気づきません。
受け止めきれない体験があることは,仕方がない場合が多い。当面は横に置いて,日常生活をしなければなりません。でも,何故かは分かりませんが,横に置いておいた体験も,正面から受け止め直してね,と言いたげに,いろんな問題が生じます。
何故でしょう?
症状をなくそうとしても,別の症状が,また現れるだけ。
受け止めきれずにいた体験を,メッセージ通りに,正面から受け止め直すと,不思議に症状がきれいに取れます。
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