男の世界と、女の世界は、別物女性が、女性らしく生きることができることが、実は、男たちにとっても、子どもたちにとっても、有益なことが分かりきます。 p235の10行目途中から。&n...
人には3つの時間があるらしい。
The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の第4章、「自我と人品 : 結びの覚書」p102の、6行目途中から。
私ども(ここでは、発達の舞台の最後の舞台に近づきだしているのですが)にとって特に面白いのは、パール・キングが、高齢者にも対抗感情転移があるって言ってることでしょう。パールはこういいます、「セラピストは、クライアントの過去の、5世代にまたがる時もある過去の、大事な人の『誰』かとして、感情転移をしてしまうときに経験されますから、その転移を起こす相手が誰であっても、役割の逆転が生じて、クライアントのセラピストに対するいろんな態度は、そのいろんな態度のおかげで、セラピスト自身が治療されている、とセラピストが感じるのですからね」(1980)と。
パール・キングって、よく知らなかったんですが、今回翻訳するにあたって、インターネットで調べたら、エリクソンよりも16才若い、精神分析家でした。今年、96才で亡くなったことが、イギリスのガーディアン紙で取り上げるくらいの人ですね。今日、エリクソンが引用した件も、パール・キングの鋭さが光る所ですよね。
世に中に、本物があるとしたら、それは、どっちがどっちか分からなくなる場合だと私は感じています。一番セラピーがうまくいくときには、ここでエリクソンが、パール・キングの言葉を引用して、教えてくれているみたいに、セラピストの方が、むしろ治療されている感じになりますもんね。教育が一番うまくいく場合でも、子どもの方が教える側になっている場合ではないですか?
不思議でしょ。
本物は、このように、役割の逆転が生じる状態にいる2人なんだと思います。1人では無理!
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