エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

つづきはまた明日

2016-02-08 02:13:52 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
星がこんなに美しいと思ったことなどありません
  夜空の星々を見つめたら、永遠を思わざるを得ないでしょう。 『The Sense of Wonder 不思議を感じる心』から p67の最後の行途中から。...
 

 

 トラウマのことを話すことが良いことなのかは、分かりませんね。

  ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第14章 Languare : Miracle and Tyranny「言葉 :奇跡も残虐も(、もたらすもの)」p.233、ブランクから。

 

 

 

 

 

 語りつくせぬ真実

 

 

 

 セラピストらは、話をすることには、トラウマを治す力がある、といつまでも信じてますね。この自信は、1893年まで遡ります。それは、フロイト(と、彼の師のブロイラー)が「トラウマがたちまちに、しかも、永遠に消え去るのは、イライラする出来事やそれに伴う気持ちが起きてくる記憶に、ハッキリとした光を与えることが出来た時だし、それは患者がその出来事を、微に入り細に穿って、表現し、その気持ちを言葉にできた時だ」と記した時です。

 

 

 

 

 

 タイトルからして、真実は言葉にしきれない、というのが、ヴァン・デ・コーク教授のお立場ですね。では、真実はどう扱えばいいのでしょうかね?

 続きはまた明日。

 

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