エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#私 #圧倒的な歓び と #心からの自由と優しさ

2018-01-28 09:05:39 | エリクソンの発達臨床心理

 
聖書の言葉: 思い煩うな μή μεριμνατε
   言うは易く行うは難し   思いがけない発見  コペルニクス的転換を行った、ダーウィン、アインシュタイン、フロイト。しかし、3人とも、当初はそんなつ......
 

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 今宵は,The life cycle completed, extended version 『神様の命が回転イッチョ上がり拡大版』 p.87の,27行目, 下から10行目途中から。さっきの続き。

 

 



 結局,このように,この≪私≫は,それぞれの人が,話し言葉によって,「私は意識の中心にいるし,宇宙は自分の周りを回っている」ことを確信している土台です。その宇宙は,話し言葉で経験したことを伝え合うことができる宇宙です。意識の中心にいる,ということは,ヌミノースそのものですから,晴れ晴れと生きていることになりますし,さらには,独立して生きる強烈な条件になります。同時に,世の中を共に見る見方と言葉を,響きあい,分かち合って,はじめて,その2人か3人かが,自分の≪私≪私たち≫にすることができます。

 



 今のニッポン人で,圧倒的な歓びを体験したことがある人って,どれくらいいるんでしょう。不信と激しい怒りをため込むことに忙しく,圧倒的な歓び体験したことがない人が多いんでしょうか?

 この≪私≫を体験することは,言葉で表現できないほどの圧倒的な歓びを体験することになります。そして,≪私たち≫を体験すること,さらに大きな圧倒的な歓びをも体験できますそれに比べられるものは,この世には一つもない感じです。

 すでにお分かりだと思いますが,ニッポンの人で≪私≫の感性生きている人はほとんどいない,ということです。

 それは,フラッシュメモリーを発明し,≪私≫の感性を生きている,舛岡富士雄さんが,「あの人,変人だからね」と言われていたことに象徴されています。

  それでも,≪私≫を体験したものは,≪私≫生きる歓びを分かち合う人生を歩むのです。なんせ,比べられるものがこの世にないのですから。

 

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