甘いこと、甘やかすことって、大事です。
今日は、Young Man Luther 『青年ルター』、第Ⅷ章 終章(エピローグ)のp.257の、第2パラグラフの10行目途中から。
このように、組織化された宗教は、将来の世代を支える信頼を固めます。確立した律法は、やらなくてはならないことと得すること、してはならないこととやっていいことを、定めます。そのようにして、人は、律法や秩序に従っても、あまり疑いを持つこともなく、面子を失うこともありません。それは、自律的な人たちが、若者に初歩のしつけを教えるのに似ています。信頼と律法の関係は、もちろん、人間の中核的な課題です。この課題は、教会の課題なのか、それとも、国家の課題なのか、あるいは、神秘的課題なのか、それとも、日常的な道徳問題なのか、あるいは、この世を生きる中での孤独の課題なのか、それとも、政治的献身の課題なのか、ということに現れます。
信頼と律法の課題は、ルターの課題であり、カール・バルトの課題であり、ボンヘッファーの課題でもありました。それぞれ、その応え方は少しずつ、あるいは、明確に異なりました。永遠の課題かもしれません。
信頼することと、従うこと、これは、日常生活を生きているあなたの課題でもありますよね。
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