エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

不思議の窓 心理臨床の子宮

2017-05-10 07:31:34 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 
一斉射撃には、不思議な結合力があんだ?!
  女の子の方が高等戦術  子どもはみんな、バイセクシャル。 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p38の3行目......
 

 発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.179, 第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 しかし,一番の進歩は,ヒステリー研究から生まれました。ヒステリーは,感情が爆発する,人の影響を受けやすい,解剖学では説明できない,筋肉の収縮や麻痺があるのが特色の精神疾患です。不安定で仮病で休む女性の病気を考えて(ヒステリーと言う病気の名は,ギリシア語の「子宮」からきています),ヒステリーは,心と体の不思議に通じる窓になりましたね。

 

 

 

 

 

 精神医学,心理臨床の始まりは,ヒステリー研究からです。ブロイラーとフロイトの研究まで遡ります。ここから,意識では何ともならない無意識の発見に繋がったのは有名です。ヒステリー研究は,現代の精神医学と心理臨床の「子宮」でもあったんですね。

 

 

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