エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#インターメッツォ : #輝く瞳  #音楽の力 #ザンダーさんの場合

2016-05-16 03:59:22 | 聖書の言葉から

 

 

 
ルターの講義は、毒と薬
  ルターは、当今流行のいい加減な、軽薄短小の大学(院)教授輩と、比べ物になりません。 Young Man Luther 『青年ルター』p200の第2パラグラ...
 

 

「発達トラウマ障害 Enpedia」    

をご参照ください。  

 TEDで、ベンジャミン・ザンターさんが語った言葉からhttps://www.ted.com/talks/benjamin_zander_on_music_and_passion?language=ja。ついでに申し上げれば、TEDのスピーチを100本以上聴きましたけれども、このベンジャミン・ザンターさんのスピーチが、一番のお気に入りです。何度聞いても、「笑いと涙のハッピー・クラス」になりますよ。

 

 

 

 アウシュビッツの数少ない生き残り。その女性が、アウシュビッツに送られたのは15の時でした。弟は8つでした。両親とは離れ離れ。その女性は私に話してくれました。「私どもは電車に乗せられて、アウシュビッツに着きました。ふと下を見ると、弟の靴がありません。私は言いました『バカな子ね。自分の物を失くしちゃダメじゃないの』」と。お姉さんが弟に言う言い方ですね。残念なことに、それが、その女性が弟さんに言った最後の言葉になりました。そのお姉さんは弟に2度と会えなかったからです。弟さんは亡くなってしまった訳ですね。その女性はアウシュビッツを出た時に、1つの誓いをしたそうです。私に話してくれたんですね。「私はアウシュビッツを出て、人生を取り戻しました。私はそれで、1つの誓いを誓いました。その誓いとはね、最期の言葉になっても我慢できないような言葉を、2度と言うまい、ということです」ってね。

 さて、私どもが、その誓いを実行できますか? いいえ、出来ないでしょう。私どもは、自分を、人を、悪く言いますね。しかし、この誓いこそ、私どもが人生を掛けるだけの価値あるものでしょう。

 

 輝く瞳

 

 

 真理が、笑顔と感動の涙の中に隠れている典型でしょう。

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