アメリカだと、言葉を用いた発達トラウマ治療でも、すでに30年の歴史があります。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第14章 Languare : Miracle and Tyranny「言葉 :奇跡も残虐も(、もたらすもの)」p.241の、ブランク後の、第4パラグラフから。
ペネベーカーは、学生ひとりびとりに、「今までに、とってもストレスに感じたり、トラウマになったと感じたりした、深刻な個人的な体験は何ですか?」と訊きました。その次に、クラスを3つに分けました。第1グループは、「今の暮らしは、どうですか? について書くように」と言われました。第2グループは、「トラウマになったり、ストレスに感じた出来事を詳しく書くように」と言われました。第3グループは、「経験したこと、その経験したことはどんな感じで、どんな気持ちがするのか? その出来事が、自分の生活に、どれ程の衝撃を及ぼしていると思うか? について書くように」と言われました。全ての学生は、続けて15分ずつ、4日に分けて、心理学教室の小部屋にひとりびとり分けられて、質問の答えを書きました。
どんな結果が出たのか、楽しみですね。日本でも、やれることなんでしょうか?
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