神様の真には、母性的な部分もあれば、父性的な部分もあるといいます。どちらの要素が大きいかによって、神様の真も違ってきます。
今日はp63の第2パラグラフ。短い段落。
神の真の母性的な側面と父性的な側面のこの違いは、しかしながら、この神の真の性質を決める唯一の要素なんですね。他の要素は、これから先、ひとりびとりが、どれだけ熟達しているのかという程度問題です。それは、自分が神様をどう考えるのか、あるいはまた、自分は神様の真をどう考えるのか、ということで熟達しているのかどうか、ということですね。
エリクソンとフロムがシンクロしてくるのですが、神様をどう考えるのか、神様の真をどう考えるのか、という課題にとって、神の名前はとっても大事なんですね。3日後、フロムがその部分に入ります。エリクソンは4日後です。
先取りして申し上げれば、神様は現在進行形です。つまり、固定していない。こだわっていない。とっても柔軟です。自由です。寛容です。熟達するほどに、その人自身も、自由で、寛容になるものですね。それでいて芯が一本通っている、そんな感じでしょうか。
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