先日のブログ「待つ」で、京都大学総長で、国立のご出身の山際壽一さんのことを取り上げました。これは、NHKの「switch interview 達人達」での話にヒントを得て、記したものでした。その際には触れませんでしたが、山際壽一さんのお相手は、関野吉晴さんでした。私はお二人とも知りませんでしたが、関野吉晴さんは、外科医で冒険家、もともとは一橋大学法学部のご出身ですから、関野吉晴さんも、国立との関わりのある方ですね。山際壽一さんと関野吉晴さんは、国立繋がりでもあったわけですね。
その関野吉晴さんは、世界の辺境の「グレートジャーニー」が有名なそうですね。これも私知りませんでしたね。その関野吉晴さんも、大事なことを教えてくれますので、それを皆さんとシェアしたいんですね。それが今日のタイトルです。これは、アマゾンの少数民族、マチゲンガ族の挨拶だとか(http://www.chiheisen.net/_hokokukai/_hk2003/hkrp0304.html)。それが実にいい挨拶なんですね。「アイニョ(居る)・ビ(おまえ)?」「アーイ・ニョ(お~るよ)」という感じだそうですね。
このことをお話する関野吉晴さんの話ぶりから、私の受けた印象では、この「居るか、お前」「お〜るよ」の挨拶は、「お前、自分を生きてるかい?」「自分を生きてるよ」という感じ。自分を生きる。しかも、それが社会の要請に叶う。伝統的な生活様式のマチゲンガ族の生き方。関野吉晴さんは、「今を生きる」=「自分を生きる」マチゲンガ族だからこそ、そのマチゲンガ族にも魅了されているはずですからね(http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/144339.html)。
私どもも、「お前、自分を生きてるかい?」「おう、自分をバッチリ生きてるゼィ」と挨拶して生きたいものですね。
あなたはご自分を生きてます?
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