エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#悪い良心 こそが #主犯 #見せしめ作り #出来事は良心が決めます

2018-06-18 05:10:06 | エリクソンの発達臨床心理
 
#発達トラウマ障害臨床とエリクソンのライフサイクルモデルのずれ  #発達トラウマ障害の子どもの心の特色?
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 Toys and Reasons『おもちゃ と 賢慮』 P.96,6行目途中から。

 

悪い良心という主犯が,六法全書の中で骨となり現実になるみたいに,私どもの信頼する心の中にも書き込まれて,心が悪い良心に独占されると,ルールは,1人の都合のいい容疑者に執行されます。いったん,被告席の中で,その容疑者が「1人の見せしめ」となりますと,多くの悪い良心の持ち主たちが,自分の心の中にあるを,その「1人の見せしめ」にぶっつけます。

 

 

 裁判が,ノルウェーなどの北欧みたいに,非常に良心的に,良い良心のように,被告人の利益を最大に,被害者の権利も最大にするために,いつでも市民どおしの話し合いを大切にして,日常的に話し合いを持つ場合もあります。

 しかし,たほう,裁判が,ニッポンやアメリカみたいに,悪い良心のように,厳罰化ばかりが叫ばれる中で,被告人の利益も,被害者の利益もないがしろにしながら,労働市場がお寒い事情ですから,市民同士がゆっくりと話し合い時間も場所もなし… という社会もあります。

 出来事matterは,心の中,良心が母体motherなのです。

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