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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
6章。「身体を失くすと,本当の自分も失くすよ」,p.95,3行目から。
このころ,私はアントニオ・デマジオに出会いました。彼は小さなシンクタンクで働いていましたが,そのシンクタンクは,ダン・シャクター,すなわち,ハーヴァード大学の心理学部長が,作ったものでした。非常に優れた科学論文や著作を続けざまに出す中で,デマジオは,身体の状態と様々な気持ちと寿命の間にある関係を明らかにしました。彼は,様々な脳損傷を負った何百もの患者さんを治療した脳神経科医として,意識と,感じていることを知るために不可欠な脳の場所を特定することに,強く心惹かれました。デマジオは,「私」が経験することを司る脳を地図にすることに貢献しました。
この脳研究のおかげで,ヴァン・デ・コーク教授は,発達トラウマ障害が,私を実感する脳も深く犯す病気であると分かったわけですね。
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