ビルさんは、ヴァン・デ・コーク教授を如何に信頼していたのかが、行間から感じ取ることが出来ますね。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.230の、第5パラグラフから。
ビルは地元のビクラム・ヨガ教室を見つけました。ビクラム・ヨガ教室は、若者や活動的な人々向けの、激しいホットヨガです。ビルはこのビクラム・ヨガが大好きで、ビルは教室で時々身体が崩れ落ちちゃってもヘッチャラです。ビルは体が不自由でも、それまで感じたことのない、身体が喜ぶ感じと、身体をコントロール出来ている感じとを感じることが出来ました。
ヴァン・デ・コーク教授にとっても、ビルさんにとっても、ヨガとの出合いは、人生を変えるものであったに違いありませんね。
トラウマがあると、自分の身体なのに、自分でうまくコントロール出来てる、という実感がないのでしょう。それは、戦争トラウマでも、発達トラウマでは変わりませんね。
私は、自分で自分のコントロールが出来ていないと感じているはずのお母さん、自分で自分のコントロールが出来ていないと感じている教員に、ほぼ毎日会ってますからね。
今度その人たちにも、ホットヨガでも薦めてみましょうかね。
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