エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

ホットヨガはいかが?

2016-01-30 02:37:38 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
豊穣なる土壌
  感じることがあらゆる叡智の源です。カーソンさんとエリクソンは、この点で完全に一致しています。 p56の2行目途中から。  ...
 

 ビルさんは、ヴァン・デ・コーク教授を如何に信頼していたのかが、行間から感じ取ることが出来ますね。

 ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.230の、第5パラグラフから。

 

 

 

 

 

 ビルは地元のビクラム・ヨガ教室を見つけました。ビクラム・ヨガ教室は、若者や活動的な人々向けの、激しいホットヨガです。ビルはこのビクラム・ヨガが大好きで、ビルは教室で時々身体が崩れ落ちちゃってもヘッチャラです。ビルは体が不自由でも、それまで感じたことのない、身体が喜ぶ感じと、身体をコントロール出来ている感じとを感じることが出来ました。

 

 

 

 

 

 ヴァン・デ・コーク教授にとっても、ビルさんにとっても、ヨガとの出合いは、人生を変えるものであったに違いありませんね。

トラウマがあると、自分の身体なのに、自分でうまくコントロール出来てる、という実感がないのでしょう。それは、戦争トラウマでも、発達トラウマでは変わりませんね。

 私は、自分で自分のコントロールが出来ていないと感じているはずのお母さん、自分で自分のコントロールが出来ていないと感じている教員に、ほぼ毎日会ってますからね。

 今度その人たちにも、ホットヨガでも薦めてみましょうかね。

 

 

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