エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

発達トラウマ障害(DTD)の子どもの頃の体験の スゴイとスゴイ

2016-11-03 01:39:15 | 間奏曲

 

 

 
あつれきを生みだしましょうよ!
   信頼と力は水と油  信頼は、力で相手を操縦したり、コントロールしたりすることを止めにして、その場に踏みとどまることや、待つことに、心を配ることにな......
 

 発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.141、第4パラグラフ、5行目途中から。

 

 

 

 

 

1人の女性は、幼い妹がレイプされているのを見てしまいました。別の人は、「初めてセックスしたのは8歳の時です」「相手はお爺さんでした」と教えてくれました。男の人でも、女の人でも、「家の中の物が壊された音や、両親の金切り声で、夜夜中寝ている時に起こされました」といいますね。若い男の人は、「台所に降りたら、お母さんが血だまりの中に横たわっていました」と言いました。「学校にやってもらえませんでした」とか、「家に帰ったら誰もおらず、夜1人で過ごしました」とか、言う人もいますね。

 

 

 

 

 

 発達トラウマ障害(DTD)の人の体験って、おなじものって、ないですね。どれもヒドイ。どれも悲しい。どれもムゴイ。どれもスゴイ。

 それでも、必ず「光を探している」のですから、人間って、スゴイですね。

 

 

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